2012年1月29日 (日)

Grand-Am:Rd.1デイトナ24時間 12時間目途中経過

■スターワークス8号車、トップで折り返す

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Grand-Am:Rd.1デイトナ24時間 6時間目途中経過

■レースは4分の1を経過、ナイトセッションに入る

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Grand-Am:Rd.1デイトナ24時間レースがスタート

■デイトナ24時間レース序盤は、トップ3がコンマ5秒差の接戦

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2012年1月28日 (土)

Grand-Am:Rd.1デイトナ24時間レース プラクティス3-5回目結果

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Auto GP:2012年Auto GPカレンダー

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■2012年Auto GPカレンダー

Rd. Date Race Country
1 03月11日 モンツァ イタリア
2 04月01日 バレンシア スペイン
3 04月15日 マラケシュ モロッコ
4 05月06日 ハンガロリンク ハンガリー
5 06月03日 エストリル ポルトガル
6 07月22日 クリティバ ブラジル
7 09月23日 インフィネオン アメリカ

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GP3:ピレリ、2012年チャンピオンのGP2へのステップアップに20万ユーロの賞金を提供

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1月27日、GP3シリーズは今シーズンのシリーズチャンピオンにピレリから200,000ユーロの賞金が提供されることを発表した。ただし、これには新チャンピオンが来シーズンGP2へとステップアップすることが条件となっている。

また、シリーズでは今年のチャンピオンに2012年から2013年のGP2オフシーズンテストの機会を与えることも明らかにしている。

2009年以来GP2シリーズの独占タイヤサプライヤーとなっているピレリは、2010年のGP3創設以来シリーズにタイヤを供給してきた。これによりピレリは若手ドライバーを育成し、最終的に昨年から独占供給を開始したF1へのステップアップを一貫して後援する体制を整えることになる。

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WEC,LM24:TOYOTA TS030 HYBRID 3日間にわたる初回フル走行テストで2,000kmを走破

2012年1月27日(金) フランス・ポール・リカール発

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TOYOTA Racingは、FIA世界耐久選手権(WEC)にLMP1クラスで参戦する“TOYOTA TS030 HYBRID”にとって初となるフルテストを成功裡に終了した。
第1回目のテストは、1月24日(火)のWEC参戦発表に続き、25日(水)から27日(金)の3日間、ポール・リカール・サーキット(南フランス・マルセイユ近郊、1周5.791km)で行われたもので、今月初旬に同サーキットで今回のテストに先駆け、システム機能の確認を目的に3日間行ったロールアウトに続く本格的なテストの開始である。

24日(火)の参戦発表会ではミストラル(地中海特有の季節風)が吹いたものの、テスト初日の25日(水)は穏やかな快晴。その後、週末にかけて天気は下り坂であったが、TOYOTA RacingとTOYOTA TS030 HYBRIDは順調にテストプログラムを消化し、データ収集と共に確かな手ごたえを得た。

ドライバーは、アレックス・ブルツ、中嶋一貴、ニコラス・ラピエールの3人が、THS-R(TOYOTA HYBRID System-Racing)のパワートレインを持つTOYOTA TS030 HYBRIDのテストを担当。先のロールアウトで、システムチェックや基本的なセッティング解析は終わっているため、これを踏まえたテストプログラムが組まれた。

今回のテストでは、特にロングスティント(長時間走行)でのTHS-Rを含めた駆動系の確認を含め、空力やメカニカルセットアップの最適化に向けた第一段階として、多くのテストメニューをこなした。さらに、ミシュランタイヤの初評価も行った。

これらのテストを順調にこなしたTOYOTA TS030 HYBRIDは3日間の合計で2,000km余りを走破し、満足のいくパフォーマンスと信頼性を見せた。なお、次回のテストは、2月中旬に予定されている。

木下美明 チーム代表:
今回のテスト結果には満足している。テストは順調に進み、我々の耐久レース復帰初年度に向けての準備に役立つ非常にたくさんのデータが得られた。ハイブリッドという革新的な技術をモータースポーツに持ち込む際には、もちろん多くのチャレンジが必要であるが、チームの取り組みとその結果に大いに勇気付けられ、感銘を受けている。

パスカル・バセロン テクニカルディレクター:
総走行距離という点では、ほんの少し予定に届かなかったが、ポール・リカールでの時間を非常に有効に活用できた。現段階では、我々のパートナーであるミシュランと共に、TOYOTA TS030 HYBRIDに必要とされるタイヤ開発の方向性をまず見極めることが重要であり、今回のテストでは他の性能開発と並行で進められた。また、パッケージ性能の限界をドライバーが見極めようとするにつれ、ペースはどんどん上がっている。彼らの指摘に基づいて、開発のピッチは明らかに加速しており、我々のサーキットオペレーションも大いに捗っている。TOYOTA Racingの開発陣にとっては、とてもエキサイティングなものとなった。

アレックス・ブルツ:
言うまでもないが、再びこのTOYOTA TS030 HYBRIDををドライブすることができて嬉しい。我々は継続的に評価、改良を行っており、この3日間の結果に満足している。チームの頑張りで、ロールアウトの時点から大きく進歩している。今回のテストでは、私はセットアップと操安性、トラクションコントロールを受け持った。タイヤ評価については始めたばかりだ。もちろん私はTOYOTA TS030 HYBRIDを運転できるチャンスを楽しんでいるし、テストをこなせばこなすほど、改良は進んでいく。それは間違いない。しかし、私は完璧主義者なので、細部に至るまで完璧を期するべく、ハードワークをこなしていく覚悟だ。

ニコラス・ラピエール:
テストは上手く行った。私はロングスティントランを受け持ち、多くの周回を重ねられたたことで、TOYOTA TS030 HYBRIDにより馴染むことができ、満足している。私がドライブする時は安定した好天が続いたので、セッティングの変更に対してTOYOTA TS030 HYBRIDがどう反応するかを理解できた。ミシュランタイヤも、第一印象は良く、総じて、周回を重ねるごとに良い感触を得ている。また、ハイブリッドシステムの最適化についても、正しい方向に進化している。我々全員が、TOYOTA TS030 HYBRIDについて理解を深めるごとに、改良に向けてやるべきこともわかって来ている。

中嶋 一貴:
TMGのシミュレーターでバーチャルな走行体験は何度かこなして来たが、ついに実車のTOYOTA TS030 HYBRIDをテストすることができ、非常にエキサイティングだった。クルマは大変ポテンシャルが高く、開発の初期段階にもかかわらずドライバーに自信を持たせてくれたという点が印象的だ。ハイブリッドシステムは非常に興味深い。それはとても自然で、使用時には明確な駆動アシストを感じさせる。我々はテストプログラムの満足いくスタートを切ったが、まだやるべきことはたくさんある。これから回を重ねて行くことになるだろうテストが今から楽しみだ。

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トヨタモータースポーツニュース

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2012年1月27日 (金)

Grand-Am:Rd.1デイトナ 予選結果&プラクティス1、2回目結果

■デイトナ24時間レースが開幕
  スターワークスの8号車、マクニッシュ組のライリー・フォードがポールポジション獲得

Ryan Dalziel - Starworks Motorsport / Ford Riley (C)Grand-Am 拡大します

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GP3:モナコでのシリーズ初開催が決定

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1月26日、GP3シリーズは先に発表された2012年のカレンダーについて、ASNの承認待ちとなっていたモナコでの第2ラウンド開催が決定したことを発表した。シリーズ初開催となるモナコラウンドは5月24日に開幕する。

今年のGP3シリーズは5月11日にバルセロナで開幕、全8戦すべてヨーロッパで開催される。

*2012年GP3カレンダーはこちら

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2012年1月26日 (木)

Grand-Am:マツダスピードUSA、デイトナ24時間での24回目のクラス優勝を狙う

2012年デイトナ24時間レース・プレビュー

北米の大部分が寒さに凍える一方、マツダのチームは暖かい日差しのフロリダに到着した。この1月末から3月にかけて、デイトナビーチ、セブリング、セントピーターズバーグなどから多くの北米モータースポーツが開幕する。

グランダム
 今回で50周年を迎えるデイトナ24時間レースを初戦とし、2012Grand-Amシリーズが開幕する。マツダは24回目のクラス優勝を狙う。
 2008年、2010年とクラス優勝を二度獲得している#70 SpeedSouce マツダRX-8 GTの今年の勝算は五分五分。レギュラードライバーのシルバイン・トレンブレイ、ジョナサン・ボマリトに加え、元マツダドライバーのジェームス・ヒンチクリフ、マリノ・フランキッティがドライブする。
 デンプシーレーシングはRX-8 2台体制で臨み、前回の2011年レースで獲得した3位以上の表彰台を狙う。
 昨年より実力を上げてきたチーム・サーレンは、それぞれ赤、黄、黒、3台のRX-8 GTで参戦し、表彰台を狙う。
 デイトナに参戦するロータリー軍団に、有名なモータースポーツ一族の一つ、アンドレッティ家が加わった。ジョン・アンドレッティは、優勝経験者としてデイトナ24時間レース50周年記念の招待状を受け取った。ジョンは、彼の19才の息子ジャレット・アンドレッティとチームを組み、元スターマツダチャンピオンのテイラー・ハクオード、アンダース・クローンの二名とともに#36 イエロードラゴンモータースポーツRX-8 GTで参戦する。

コンチネンタルタイヤスポーツカーチャレンジ
マツダは、2011年コンチネンタルタイヤチャレンジSTクラスのディフェンディングシリーズチャンピオンとして、2012年の開幕戦でデイトナに参戦する。
 フリーダムオートスポーツとi-Motoは、それぞれ三台体制で参戦。フリーダムオートスポーツは#25、#26、#27の三台のMX-5。i-Motoは#30、#31、#32の三台のMazdaspeed 3。
 CJウィルソンレーシングは、#03 Mazdaspeed3と#04 Mazda MX-5の二台体制。今シーズから、モッズスペース、コントラクトコープ、フォルツァ4 / Xboxのスポンサーがついた。
 さらに、#44 Nixon Motorsports Mazdaspeed3、#66 ライリーレーシング マツダRX-8、#69パイレーツモータースポーツMazda RX-8が参戦する。

MZ Racing

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Grand-Am:開幕直前デイトナ24時間レースビデオ

      (C)Grand-Am

* 第50回デイトナ24時間レースのスケジュールとエントリーリストはこちら

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NASCAR:フォード、『よりストックカーらしく』、2013年用スプリントカップマシン・フュージョンを発表

2013 Forrd Fusion Sprintcupcar (C)Ford Racing 拡大します

1月24日、フォード社はNASCARメディアツアーで2013年のNASCARスプリントカップマシン、新型フュージョンを発表した。

ニューマシンは、最近発表された市販車の新型フュージョンのフォルムを忠実に再現しており、このスポーツにブランドアイデンティティを取り戻すための設計者の努力の成果であり、下記の3点についてデザイン上の重点が置かれた。

- 生産車のプロポーションを反映するためにレースカーのプロポーションを設定
- 車両の側面へのブランドとデザインのポイントを置く
- フォードの独特の表情で識別可能なフロントエンドグリル形状

フォードが新型市販車のデビューと同時にNASCARバージョンを発表するのは、これが3回目のことになる。最初は1968年に発表された洗練されたファストバックスタイルのフォード・トリノで、殿堂入りしたNASCARドライバー、デヴィッド・ピアソンにより1968年と1969年に2年連続チャンピオンを獲得している。2回目は2006年フォード・フュージョンのデビューとともにNASCARへ投入された。

フォードレーシング・ディレクターのジェイミー・アリソンはいう「われわれは新型フュージョンによってNASCARに『ストックカー』へと回帰する助けとなりたかったんだ。ファンはこのマシンを見てきっと笑顔で応援してくれるはずだよ。この一見ドライブウェイを走っている車のように見えるマシンは、このスポーツをよりよくしてくれる。なぜなら市販車とスポーツが自然に結びつけられることになるからだ」

新型フォード・フュージョンは、2013年のデイトナ500マイルレースへのデビューを目指して、2012年シーズンを通してテストが行われる。その開発はフォード社自身が行い、空力についてはバーニー・マーカスが率いるフォードのデザインセンターのスタッフが担当する。それはシーズン中、毎週レースに追われるフォードのレースチームの負担を減らすものでもある。

 (C)nascarmedia  拡大します

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BTCC:MGの名前がブリテッシュ・ツーリングカーレース選手権に復活

2012 MG6 GT (C)BTCC Media 拡大します

1月25日、MGモーターUK.は、2012年のダンロップMSAブリテッシュ・ツーリングカーレース選手権(BTCC)に新型MG6 GTで参戦することを発表した。ドライバーはボクゾールとシボレーでチャンピオンを獲得し、昨年はシボレーで活躍したジョンソン・プラトと、若手ドライバーのアンディ・ニートの2名。

現在、中国企業の傘下となっているMG社だが、5ドアのMG6 GTはイギリスで設計開発が行われ、MGにとっては16年ぶりのニューモデルとしてデビューする。レーシングバージョンは、BTCCで最も成功したコンストラクター、トリプルエイト・レースエンジニアリングがワークスの全面的な支援を受けて開発にあたる。

ニューマシンはBTCCのNext Generation Touring Car(NGT)規則に沿ったもので、シリーズ主催者のTOCAが供給する2リッター・ターボエンジンを搭載する。チーム名はMG KX Momentum Racingで、Tesco FuelsがMomentum 99 fuelブランドでメインスポンサーにenergy drink KXがサブスポンサーにつく。

2012 MG6 GT (C)BTCC Media  拡大します

BTCCで68勝を挙げているジョンソン・プラトは「すべてが真新しい英国チームに関係することは本当に刺激的なことだ。そして、MGの象徴的なネームがトラックが戻ってくることは本当に素晴らしい」と語る。

BTCCでのMGの勝利は、2006年コリン・ターキントン(ウエストサリー)によるMG ZS(この年2勝)が最後となっている。

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2012年1月25日 (水)

WEC,LM24,トヨタ、2012年は2台の『TS030』でルマンに復帰

【トヨタモータースポーツニュース】トヨタ、2012年のWEC参戦計画を発表

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2012年1月25日

トヨタ、2012年のWEC参戦計画を発表
第2戦スパ6時間でデビュー、ル・マン24時間には2台体制で参戦

トヨタは、1月25日からフランス・ポールリカールサーキットで、2012年FIA世界耐久選手権(World Endurance Championship; 以下WEC)に参戦するべくモータースポーツハイブリッドシステムを搭載した車両のテストを開始し、合わせて2012年参戦体制についても発表した。

トヨタのWEC参戦チームは、TOYOTA Motorsport GmbH(TMG)(ドイツ・ケルン市)を本拠とし、チーム名はTOYOTA Racing。参戦車の名称はTS030 HYBRIDとする。

TOYOTA Racingは、5月5日に開催されるFIA世界耐久選手権第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースで、TS030 HYBRID をデビューさせる。

また、TOYOTA Racingは、第3戦ル・マン24時間(6月16・17日:フランス・ル・マン市)では、2台のTS030 HYBRIDを出場させる予定。
なお、このほかのレースへの出場は、未定であるが今後決定しだい発表する。

TS030 HYBRIDのドライバー・ラインアップは、1台はアレックス・ブルツ(Alex Wurz:37歳 オーストリア)、ニコラス・ラピエール(Nicolas Lapierre:27歳 フランス)、中嶋一貴(27歳 日本)が決定しているが、もう1台のドライバー・ラインアップに関しては検討中。また、アンドレア・カルダレッリ(Andrea Caldarelli :21歳 イタリア)が、ジュニア・ドライバー*としてTOYOTA Racingに加入した。 *ジュニア・ドライバー:研修生的位置づけのドライバー

TS030 HYBRIDは、1990年代のル・マン24時間で表彰台フィニッシュを達成したTS010とTS020の名を引き継ぐモデルで、TSはTOYOTA Sportの頭文字を取ったものである。

トヨタは、ハイブリッド・システムを採用してのFIA世界耐久選手権出場を発表した世界初の自動車メーカーとなる。これは、世界で3百万台以上のハイブリッド車を販売したトヨタならではのパイオニア的アプローチといえる。

トヨタがTHS-R (TOYOTA Hybrid System - Racing)と呼ぶTS030 HYBRIDのパワートレインは、最高のパフォーマンスを発揮する設計で、最新の3.4リッターV8自然吸気ガソリン・エンジンに、日清紡ホールディングスと開発したキャパシタ(蓄電器)を備えるハイブリッド・システムを採用している。

TS030 HYBRIDの初回テストでは、アイシン・エィ・ダブリュ製フロント・モーターシステムとデンソー製リア・モーターシステムが、現行レギュレーションの下でどのようなメリットがあるかを評価する。
ちなみに、現在のレギュレーションは、ブレーキングゾーンの間で駆動アシストに使えるエネルギーを500kJまでに制限すると共に、エネルギーの回生は2輪のみからと限定している。

最新のカーボンファイバー製LMP1シャシーはTMGで開発・製造され、車両の組み上げもTMGが行った。また、今回のテストに先駆け、システム機能の確認を目的に、1月11~13日のフランス・ポール・リカールで行われたTS030 HYBRIDのロールアウトも、TMGが担当した。

TS030 HYBRIDは、このロールアウトで夜間走行を含む数百キロを走破し、テスト・プログラムの初期段階から高い信頼性とパフォーマンスを見せた。

ポール・リカールのロールアウトでは、アレックス・ブルツとニコラス・ラピエール、また、TOYOTA Racingが2台で出場するレースにおけるドライバー候補である石浦宏明(30歳)がTS030 HYBRIDの走行を担当した。

現在、TOYOTA Racing のオフィシャル・パートナーとしては、デンソー(DENSO)、善都(ZENT)に加え、アイシン精機(AISIN)、新日本製鐵(NIPPON STEEL)、日清紡ホールディングス(NISSHINBO)、タカタ(TAKATA)、豊田合成(TOYODA GOSEI) とミシュラン(MICHELIN)が予定されている。

木下美明 チーム代表
「もちろん、ル・マンでは優勝したいと思っている。優勝は、このレースに出場する誰もの夢だと思う。しかし、非常に強いライバルを相手に戦えるようになるには学び、成長しなければならないと現実的に考えており、今年の我々の目標は、THS-Rパワートレインを主としたTS030 HYBRIDの性能レベルを見せることだ。ハイブリッドはトヨタのコア技術であり、モータースポーツの舞台でこれを見せることは重要であり、ラップタイムと燃料効率の両方でパフォーマンスのアドバンテージを発揮できることを証明したいと思う。ここまでたどり着くことができたのは、TMGと日本のモータースポーツ部で設計、開発、TS030 HYBRIDの準備に関わった全員の努力のおかげだ。またサーキットに戻れることになり、全員がとても興奮している」

パスカル・バセロン テクニカルディレクター
「TS030 HYBRIDの2大特性は、空力とハイブリッド・システムだ。ハイブリッド・パワートレインに関するレギュレーションでは、ブレーキング時のエネルギー回生が認められているため、このエネルギーを回生及び保存して放出、コーナー出口のスピードを上げ、ラップタイムの向上に繋げることができる。どのような性能レベルにおいても、ハイブリッド・パワートレインはこれを少ない燃料で行う事ができるため、我々はこの非常に重要なテクノロジーを耐久レースで使えることを楽しみにしている。開発段階でもうひとつ重要なポイントとなったのは、空力効率だ。TMGの開発チームは風洞とシミュレーションソフトを用いて空力コンセプトの最適化に力を注いだ。ロールアウトの際のフィードバックも良好だったので、今後数週間の開発作業に期待が持てると思う」

村田久武 ハイブリッド・プロジェクト・リーダー
「トヨタのモータースポーツ用ハイブリッド・システムは、開発に取り組んで来たこの数年間で大きく進歩した。ル・マン24時間というモータースポーツにおける究極の試練の場に、この技術を持ち込む準備ができたと感じている。ハイブリッド・システムを採用するということは、標準的な動力源と比べればもちろん、異なるチャレンジである。しかし、デンソー、アイシン・エィ・ダブリュ、日清紡ホールディングスといったパートナーと共同で開発に取り組んで来たTHS-R技術も、TS030 HYBRID の総合コンセプトの一部。この技術を用いてブレーキングゾーンの間で最高500kJのエネルギー回生及び保存を行い、フロントまたはリヤのモーターを通してこのエネルギーを放出することによって、クルマの加速性能向上に繋げることができる。トヨタのハイブリッド技術はすでに24時間レース(2007年 十勝24時間)で勝利を収めているが、今回は最新のTHS-Rで世界のモータースポーツに挑戦する。技術的には非常に厳しい挑戦となるが、我々はこれに臨む準備ができている」

アレックス・ブルツ
「初めてTS030 HYBRIDを運転したが、クールの一言に尽きる。電力を使ってガレージを出るだけでも、とても未来的だった。クラッチを放すと内燃エンジンが作動し、古い友人が戻って来たような気がした。ソフトタイヤで走った時はかなりのダウンフォースを感じたので今後が楽しみだ。素晴らしく速いクルマになると思う。現時点でもとてもハッピーだが、私は分析してしまう性分なので、まだいろいろと作業が必要だとは思っている。メカニックやエンジニアの皆と一緒に仕事ができて嬉しい。TOYOTA Racingチームはとても国際的で仕事がしやすい。みんな非常にプロフェッショナルなので、とても居心地が良い。それは確かだ」

ニコラス・ラピエール
「ロールアウトの最初の印象は良かった。シャシーは本当に進んでいるし、ハイブリッド・システムの調子もとても良い。TS030 HYBRIDはステアリングに対する反応が良く、レスポンスが素早く効率的。基本的なダウンフォースレベルも高いので、ドライバーにとっては嬉しい。考え方が違うから、これまで乗ったクルマとは全く違う。ロールアウトは手応えがあったし、様々な点でクルマの可能性を感じることができた。まだ、やらなければならないことはたくさんあるが、力強いパッケージに仕上がっていると思う。白紙からのスタートで、エキサイティングな挑戦だ」

中嶋一貴
「TS030 HYBRIDの初走行が待ち遠しい。ロールアウトの際にアレックスやニコラスといろいろと話したが、大きな可能性を秘めたクルマであるのは明らかだ。TMGのドライビング・シミュレーターでは長い時間運転しているので、ヴァーチャルな世界の中ではクルマの事も分かっているし、ル・マンのコースのことも分かっている。やっと本物を運転する時が来た。自分にとっては素晴らしい挑戦だし、TOYOTA Racingと共にFIA世界耐久選手権に出場するのが本当に楽しみだ。ハイブリッド技術を携えてのル・マンへのカムバックはトヨタにとっては大きなチャレンジだと思うが、我々ドライバーにとっても大きなチャンスだと思うので、SUPER GTレースでの経験が活かせることを願っている。このプロジェクトに関わることができて最高だ。今シーズンは本当に頑張りたい」

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