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2007年1月24日 (水)

NASCAR:チェイスの改正を発表

1月22日、NASCARは今年のNASCARネクステルカップにおけるポイントシステムの改革を発表した。昨年までは全36戦中第26戦が終了した時点での上位10名のドライバーがチェイスに選ばれ、残る10戦のチャンピオン争いに参加する権利を得ていたが、今年から対象ドライバーが12名に拡大される。

さらに、これまで第26戦までのポイント順に5,050ポイントから5ポイント差づづにリセットされていた方式も改められる。
今年からは第26戦までのポイント上位ドライバー12名について、いったん12名全員に5,000ポイントを配分し、そこにそれまでに挙げた勝利数に応じて10ポイントづづ加算されるシステムとなる。

そして、第26戦までのポイントがトップから400点以内のドライバーもチェイスに参加できるというこれまでの方式は撤廃される。
さらに、各レースの優勝者にあたえられるポイントをこれまでより5ポイント増やし、185ポイントとすることも決定された。2位のポイントはこれまで通り170ポイントとされ、これによって優勝者がレースのラップリーダーと最多ラップリーダーに与えられるボーナスポイント5も獲得した場合、合計195ポイントとなり2位に25ポイントの差をつけることができる。

NASCARシリーズの会長兼CEOであるブライアン・フランス
「今日発表した改正は、レースに勝つことにより重きを置くものである。勝つことはこのスポーツのすべてだからだ。
誰もトップ10で終わるだけで満足しているドライバーのレースは好きではない。チェイスについては特に、われわれはNASCARにスポーツとしてもっと勝利することを必要としているんだ」

フランス(NASCARの創立者ビル・フランスの孫)は、以前からチェイスに10名以上のドライバーが参加することを望んでいたと語る。400ポイントルールを実際には適用を受けるドライバーがいなかったことも改正の要因であるとしている。

この改正を昨年のシリーズに当てはめてみると、第26戦終了時点でのポイントと勝利数から、それまでのレースで5勝を挙げているポイント10位の ケーシー・カーンが 5050ポイントで首位、チャンピオンを獲得したジミー・ジョンソンは3位からチェイスのスタートを切ることになる。

また、一昨年のチャンピオンで昨年は第26戦までに2勝を挙げながらチェイスに残れなかったトニー・スチュワートの例や、未勝利でもポイントを重ねてチェイスに残るドライバーが出ることも改正の要因となったようだ。ただし、スチュワートは最近のコメントで、いたずらにチェイスのドライバーを増やすべきではないと語っていた。
昨年チェイスに残れなかったスチュワートは、シリーズ最終戦までにチャンピオンのジョンソンと同じ5勝を挙げている。
昨年のNASCARネクステルカップ最終結果はこちら

チェイスは、2004年NASCARが当時のタバコメーカー、ウインストンから携帯電話会社のエクステルにタイトルスポンサーが変わった年から導入されていた。
今年からはこのNASCARの『プレーオフシステム』をならって、PGA(アメリカプロゴルフ協会)が Fedex cupと称して全米プロゴルフトーナメントで採用することが決まっている。

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