インディーカー、今年からのルール変更を発表
IRLは、今年からエタノール燃料を使用した自然吸気3.5リッターエンジンを使用することがすでに決まっているが、23日その他の規則変更を発表した。
まずエンジンの変更については、代替燃料の推進のためエタノールを使用し、排気量をこれまでの3,000ccから3,500ccへとアップする。これによりショートオーバルとロードコースにおける低速トルクを増強することになる。
ガソリンと比較してエタノールの燃費の良さから、燃料タンク容量を22ガロン(約83リッター)に縮小する。
すべてのイベントで、リアにセーフティライトを設置する。これはレースコントロールのためにセーフティライトとして機能するだけでなく、雨の日のロードコースでのテールライトともなる。
ショートオーバルとロードコースでは、各チームはフロントウイングのメインプレートをプラスとマイナスそれぞれ5度の範囲で調整することができる。
すべてのオーバルコースでは予選後のファイナルプラクティスは廃止されるが、プレクォリファイセッションは15分延長される。
予選が中止となった場合、シリーズのオフィシャルはドライバーが獲得したポイント順にグリッドを決定する。
シリーズオフィシャルは、その判断により、ドライバーが前年のルーキーであっても、そのレースでのルーキードライバーとして扱うことができる。
インディカーシリーズは、3月24日ホームステッド・マイアミのナイトレースで開幕する。
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