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2007年4月22日 (日)

IRL:ホンダリリース 第3戦もてぎ

                                    
トニー・カナーンがダン・ウェルドンとの激戦を制し、ツインリンクもてぎ初優勝を飾る

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■開催日 : 4 月 21 日(土)
■開催地 : 栃木県芳賀郡茂木町
■サーキット : ツインリンクもてぎ
■天候 : 晴れ
■気温 : 23.5 度

トニー・カナーン (C)Honda Motor Co Ltd.

2007 年のIRL IndyCar シリーズ第3 戦ブリヂストン・インディ・ジャパン300 マイルは、初夏のような素晴らしい好天の下で開催され、ツインリンクもてぎの新記録がまたも更新される 7 万8,500 人のファンが集まった。
午後1 時のレース・スタートに向けては、様々な趣向の凝らされたアトラクションやセレモニーが行われ、晴れ渡った空の下、アメリカン・レースらしい華やかな雰囲気の中でグリーンフラッグが振り下ろされ、18 台のインディカーが時速300 キロを越す高速バトルへと旅立って行った。

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 決勝スタートシーン (C)Honda Motor Co Ltd.

 2年連続のポールポジションからスタートしたエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)をパスしてトップ争いを繰り広げたのは、予選3位だったトニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)と、予選2位のダン・ウェルドン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)の二人だった。ところが、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・グリーン・レーシング)がクラッシュしてフルコースコーションが出されると、レース展開は大きく変化した。

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ダン・ウェルドン (C)Honda Motor Co Ltd.

 スピードで勝るカナーンとウェルドンの有利に変わりはないものの、ダリオ・フランキッティ(アンドレッティ・グリーン・レーシング)、カストロネベス、サム・ホーニッシュJr.(チーム・ペンスキー)、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)までが燃費も絡めた作戦を用いることで逆転優勝を狙えることとなったのだ。

 200周のレースが138周目を迎えたところでピットに入り、給油を行ったのはカストロネベス、ホーニッシュJr.、ディクソンの3人だった。さらにフルコースコーションが続く中でカストロネベスは144周目にもう一度ピットイン。しかし、ここでベストの作戦を採ったのはフランキッティで、146周目に燃料満タンとしてコースへと戻った。

In070421005l                               ダリオ・フランキッティ (C)Honda Motor Co Ltd.            

 この後にゴールまでフルコースコーションが再び出されることはなく、燃料をどれだけ長く持たせるかの我慢比べから1台ずつ脱落。ウェルドンは186周目にピットへ向かい、カナーンにトップの座を明け渡した。
 スピードがありながら燃費も良いものを確保していたカナーンは、この後の4周を全力で突っ走り、給油を終えてコースに戻ってもリーダーの座を保ち続けることに成功。ゴール前2周でウェルドンが差を詰めるものの、カナーンが0.44828秒という僅差で勝利を飾った。続く3位でフィニッシュしたのは、最後の54周を無給油で走り切ったフランキッティだった。

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 ピットストップシーン (C)Honda Motor Co Ltd.

 松浦孝亮(スーパーアグリ・パンサー・レーシング)は、9番グリッドからスタート。ターン1へと10番手で進入した。その直後、突然マシンのリヤがグリップを失い、ターン2へとさしかかるところでスピン。コース外側の壁にぶつかるアクシデントで1周もすることなくレースを終えた。グリップが非常に低くなっていたことの原因は不明だが、レースのコンディションにマシンセッティングの何かが合っていなかったようだ。

●トニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング):優勝
「スタート直後のハンドリングは良くなかったけれど、レースが進めば路面が良くなって行き、自分たちのマシンに合ったコンディションになるものと確信していた。辛抱強く走ることが勝つために求められるレースになっており、そうすることができたからこそ僕らは優勝できたんだと思う。去年から1.5マイル・オーバルではチーム・ペンスキーとターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングが非常に強かったけれど、ツインリンクもてぎでは僕らが優勝できた。冬の間にチームが頑張って開発を進め、それが実ったという点から、本当に嬉しい勝利となった」

●ダン・ウェルドン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング):決勝2位
「レース序盤にして無線が通じないトラブルが発生した。それによって燃費に関して慎重な作戦を取らざるを得ず、不利な戦いを強いられていた面はあった。しかし、それだけが今日の僕らの敗因ではなかったと思う。今日のレースでは僕らも速かったけれど、トニー・カナーン、そしてアンドレッティ・グリーン・レーシングが最強だった。彼らを倒すだけの力が僕らにはなかったし、そもそもトラブルは自分たちのミスによって生まれたものなのだ」

●ダリオ・フランキッティ(アンドレッティ・グリーン・レーシング):決勝3位
「トニー・カナーンとダン・ウェルドンに匹敵するスピードが僕らにはあった。しかし、僕ら3人はほぼ互角で、コース上でのバトルで彼らをパスできるかは疑問だった。そこで最後のフルコースコーションでギャンブル的な作戦を採ることにしたんだ。
燃費を稼ぎ、みんなより1回少ないピットストップでゴールまで走り切ることにした。僕らの作戦は優勝には結びつかなかったが、結果的に3位でゴールすることができた。良いギャンブルだったと思う」

●松浦孝亮(スーパーアグリ・パンサー・レーシング):決勝18位In070421006
「昨日のプラクティスまでマシンのセッティングがとても良かったのに、レースでは何故だかオーバーステアが出ていて、1周目にしてスピンしてしまいました。スタート直後でまだスピードは高くなかったし、乱気流がマシンの姿勢を乱したということもありませんでした。大勢のファンが応援してくれるレースがこういう結果となってしまったことは本当に悔しいですし、申し訳ない気持ちで一杯です。まだ今シーズンは14戦が残っていますから、アメリカから良いニュースをお届けできるようこれからも頑張り続けます」

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INDY JAPAN 300 mile決勝レースが終了しました。 アンドレッティ・グリーン・レーシングのトニー・カナーンが今季初優勝を飾りました。 2位にはダン・ウェルドン、3位にはダリオ・フランキッティでした。... [続きを読む]

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