WTCC:2009年バイオエタノール燃料使用へ
Curitiba 2007 promotional day (C)WTCC
WTCCシリーズは、2009年よりバイオエタノール燃料を使用すると発表。先日開かれたFIAワールドモータースポーツカウンシルによって支持されていたもの。
2008年にはガソリンとディーゼルエンジンに混じってバイオエタノール燃料使用のマシンがWTCCに出場し、2009年からはバイオエタノール燃料のみを使用するレースとなる。
チャンピオンシッププロモーターの会長兼CEOであるジャック・ベアールは「ツーリングカーレースと市販車の密接な関係から、われわれはWTCCがバイオ燃料についての一般の認識を高める論理的なプラットフォームだと考えている。代替燃料はモータースポーツの将来の主役となるだろう。そしてそれはこのテクノロジーの最前線にあるゴールでもある。自動車メーカーとスポンサーを含むFIA WTCCにおけるすべての投資家達は、開発プログラムに参加して市場で利用可能な異なる種類のバイオ燃料の分析を援助する。その狙いは、最終的な承認のためFIAの技術部門へ提出される化石燃料の要素を持たない最高の可能性をもった解決策を確認することだ」
バイオ燃料(主に有機物質から作り出される燃料)は、空気から二酸化炭素を除去することによって地球温暖化を減らすのを助けることができるとされている。
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