A1GP:シューマッハ、A1GP表彰式に現れる
2007年A1GP Awards (C)AIGP 拡大します
7度のF1ワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハが4月30日ロンドンの王立裁判所で行われたA1GP表彰式を電撃訪問した。
シューマッハは今シーズンのA1GPチャンピオン、ドイツチームへのプレゼンターの役を務めた。シューマッハの突然の訪問に観客達はスタンディングオベーションで迎え、その前で19才のニコ・ヒュルケンバーグにトロフィーが手渡された。
A1GPは、スカイ・スポーツ司会者、ジョージ・トムプソンによって主催されて、集められたチーム、ドライバー、スポンサーおよびスタッフとの華麗な祝祭の夕食でその2006/07の季節の終了を祝った。
ヒュルケンバーグは今シーズンのA1GPで9勝を挙げ、ドイツチームのチャンピオン獲得の原動力となった。また、ヒュルケンバーグは、シューマッハと同じくマリー・ウェバーのマネージメントを受けており、ウェバーはドイツチームの監督でもある。
シューマッハは、ヒュルケンバーグの今季のA1GPでの活躍が素晴らしいものであったと称え、彼が将来のために必要とされるすべてのものを持っていると語った。そして、これから長い道のりになるだろうが、懸命に努力する者が目標を達成することができないはずはないと、若き後継者へエールを送っている。
一方、autosport.comによれば、バニー・エクレストンはオフシーズンにアジアを中心として行われるもう一つのGP2シリーズ設立に動いているといわれるが、GP3といわれるそのシリーズとA1GPとの関連を否定している。
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