DTM:ユーロスピードウェイ戦はポイント半分に
DMSB、ドイツモータースポーツ連盟は5月30日、DTM第3戦ユーロスピードウェイでの入賞者に対するシリーズポイントを通常の半分にすることを発表した。同時に次戦におけるウエイトハンデも通常の7Kgから3.5Kgへと半分とすることも発表された。優勝したハッキネンと2位のポール・ディ・レスタの順位についてはそのまま正式結果として確定された。
ユーロスピードウェイでの第3戦では、セーフティーカーがトップのマシンの前に入らぬまま走行を続けて混乱のもととなっていた。
今回の決定の根拠はタイムシートとともにテレビとビデオ画像の分析による。その結果レース運営においていくつかの間違った決定がなされ、順位の点においてもすべてが明確になっていないことが明らかとなった。一方、優勝者と2位の順位についてはレーストラックにおいて彼らが確保した通りのものであると確認された。
DMSBの決定の前には、5月23日にDTM委員会の特別会議においてDMSBから提案された裁定を支持する決議がなされていた。その会議では第3戦のすべてのポイントを無効とすることも議論された。7人のDTM委員はメーカー、主催者とともにDMSBとITRの代表から構成されている。それに加えてDMSBはイベント組織の改善にとりかかり、スタッフの交代も考慮されているとされる。
この結果、ランキングトップのディ・レスタが2位のマティアス・エクストロウムに8ポイントの差をつけていたものが4ポイントとなる。エクストロウムは今回ペナルティストップによりノーポイントに終わっていた。
第3戦までのポイントランキングは以下の通り。
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