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2007年5月25日 (金)

スーパーアグリ・パンサーレーシング・リリース IPS予選 (5月25日)

  ■武藤英紀、超高速コースで予選4番手、初優勝に向けて好発進(07/05/25)
 

2007 IPSインディ・プロ・シリーズ第4戦インディアナポリス 1_4 「フリーダム100」
【日程】5月25日
【開催地】インディアナ州インディアナポリス
【サーキット】インディアナ・モーター・スピードウェイ
【距離】オーバルコース:2.5マイル(4.023km)
【天候】曇り
【気温】26℃       (C)IRL Media

 
シーズン再注目イベントの予選日は大忙し

 インディ500で有名な伝統のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されるIPSインディ・プロ・シリーズ第4戦「フリーダム100」がいよいよ始まった。インディカー、そしてインディ500への登竜門として2003年にスタートしたこのレースに、今年からシリーズ参戦を開始した武藤英紀が挑戦する。
 初日となるこの日は、朝から快晴に恵まれた。午前中の2回のプラクティス走行に続いて正午過ぎから予選セッションが行われ、夕方にはファイナルプラクティスまで予定されており、参戦チーム&ドライバーにとっては非常に忙しい1日となった。
 

セットアップは順調に進み、マシンは好感触

 武藤とスーパーアグリ・パンサー・レーシングは、4月下旬に行われた合同テストで1周2.5マイルのトラックを初走行し、24台中3番手タイムをマークする力強い走りを見せていた。チームはそのテストで得られた走行データをベースにマシンのセットアップを開始した。しかし、午前9時から始まった1回目のプラクティス走行で、走り始めからエンジントラブルが発生。燃料の残量が3ガロンを切るとエンジンが止まってしまう症状に見舞われ時間をロスしてしまう。それでも、一度走り始めてからは決勝を想定した集団の中での走りをトライし、徐々にタイムアップ。計21周中、17周目に出した自己ベスト47秒4058がこのセッションのトップタイムとなる最高の立ち上がりとなった。

2_1  (C)IRL Media

 短いインターバルを挟んで午前11時から始まったプラクティス2回目では、午後から始まる予選用のセットアップを進め、単独走行時のマシンの動きを確認。17周を走行して8周目に出した47秒8802が自己ベストで7番手だったもののクルマの動きは満足いくものとなり、武藤はセッション終了10分前に早々とマシンを降りるほど。セットアップが順調に進んでいることを実感させた。

 
惜しくもポールは逃すものの、決勝に向け準備万端

 午後1時15分から行われた予選は、1台ずつの走行となるシングルカー方式による2周アタックの平均スピードで順位が決定される。24台中17番目にコースインした武藤は1周目に47秒9021を出しこの時点で2番手につけたが、2周目は48秒0804とタイムアップできず平均スピード187.534mph(301.742km/h)にとどまった。その後、2台が武藤のタイムを上回り、決勝は4番グリッドからのスタート。ポールポジションを目指しての予選アタックだったが、向かい風となるメインストレートでのギヤ比の選択が完璧とはいかず、加速が思ったより伸びなかった。また、アウトラップのスピードが高すぎたため、急激に上昇したエンジン内の熱によってパワーが多少奪われてしまったことも原因と考えられている。
 しかし、決勝に向けてのマシンのセットアップは順調にいっており、決勝用セットで集団の中での走行をメインとしたプラクティス1回目とファイナルプラクティスでは共にトップタイムをマーク。明日の大一番に向け、準備に抜かりはない。
 
コメント

武藤英紀
狙っていたポールが獲れずに悔しい。決勝ではしぶとく前を狙う

3_1

  (C)IRL Media

「この結果は正直、悔しいです。ポールポジションを狙っていたのに、まさか4番手にまで落ちるとは思ってもみませんでした。アタックラップは、2周とも47秒台に入れたかったのですが、2周目にエンジンがすごく重くなった感じでタイムアップができなかった。おそらく、ウォームアップでスピードを上げすぎたためにエンジンの熱でパワーが食われてしまったのかもしれません。
 上位のマシンはウォームアップのタイムが183mph(294km/m)台だったらしいのですが、僕は185mph(297km/h)くらいでした。もう少し緩めていけば、結果は違ったものになっていたかもしれません。あと、ギヤ比の選択が難しいコンディションでした。バックストレートは追い風だったので6速で良かったのですが、向かい風だったメインストレートでも6速でいったのですが、加速があまり感じられませんでした。ここは5速でいったほうがよかったのかもしれません。

 決勝はやってみないとわかりませんが、ここまではいい感じできていると思います。決勝用セットを試した1回目のプラクティスとファイナルプラクティスで共にトップタイムをマークでき、集団の中でもクルマは安定しています。もう少し改善したい部分もありますが、まずまずの出来になっていると思います。特にスリップストリームは今のセットアップではかなり効いていると思うので、とにかく前に出られるまで、しぶとく攻めていきたいです」

コメント

ジョー・ケイン:チームオーナー
決勝に向けて心配はない。アクシデントさえなければ結果はついてくる

4_2  (C)IRL Media

「ここまですべて順調にきている。ヒデキは伝統のインディアナポリス・モーター・スピードウェイでのレース初挑戦にも関わらず、この超ハイスピードオーバルにうまく適応している。我々は確かにポールポジションを狙ってはいたが、これは予選時の天気状況に左右されるもの。特に太陽が出ている時と曇りの時とではコンディションが大きく違ってくる。
 また、オーバルレースはロードコースでのレースとは違って予選用セットアップとレース用セットアップはまったく異なるものになる。ヒデキのクルマの決勝用セットアップは非常にいい状態となっている。実際、決勝用セットで走行したプラクティス1回目とファイナルプラクティスではトップタイムをマークし、ライバルたちにヒデキの存在を知らせることができた。レースを戦う上で、こういったメンタルな部分は非常に大事になってくる。
 決勝に向けては、ヒデキ自身のドライビングには何も心配はしていない。我々が心配するのはアクシデントに巻き込まれてしまうことだ。ただ、ファイナルプラクティスでヒデキはトップタイムをマークしつつ、集団の中でライバルたちとうまく駆け引きをしており、準備に抜かりはない。明日のレース、我々チーム、そしてヒデキには十分優勝できるポテンシャルがあると確信している」

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