« GP2:ポールリカールテスト (6月19日) | トップページ | CCWS:ロードアメリカテスト (6月19日) »

2007年6月20日 (水)

LM24:プジョージャパン・リリース ルマン24時間決勝

2007年 06月 20日

★PEUGEOT SPORT INFORMATION★ル・マン24時間耐久レース レポート

~プジョー908 HDi FAPがル・マンに華々しくデビュー~

07099151_podium  (C)Peugeot Media 

1993年にこのフランス最大級のレース「ル・マン24時間耐久レース」において、記憶に残る1-2-3フィニッシュを飾ってから14年、ついにル・マンにプジョーが戻ってきた。そしてこれ以上は望めないほどの成績をおさめた。

フランス人ドライバーのステファン・サラザンとセバスチャン・ボーデ、ポルトガル人ドライバーのペドロ・ラミーがステアリングを握る、新生プジョー908 HDi FAPが、2位で24時間耐久レースのチェッカーフラッグを受けた。
またニコラ・ミナシアン、マルク・ヘネ、ジャック・ヴィルヌーヴが運転する7号車のプジョー908 HDi FAPも、一時は2位につけていたが、残念ながら残りわずか、1時間20分というところで惜しくもリタイアとなってしまった。しかし、2008年に優勝することを目標に掲げ、この世界で最も有名で伝統のある耐久レースに復帰したチーム・プジョー・トタルにとって、この週末は明るい未来を約束するものとなった。

 07099147_bourdais_peugeot_n8_1

 (C)Peugeot Media 

天候が変わりやすく、ひどい気象条件の中、チーム・プジョー・トタルにとって、今年のル・マン24時間耐久レースの展開は喜ばしいものであった。
サルテ・サーキットで特別に記者会見の場を設け、プジョー908 HDi FAPに搭載されるV12ディーゼルエンジンの模型を公開したのは、わずか1年前のこと。このわずかな期間に、本物のエンジンを搭載したプロトタイプカーがプレイベントの公式練習で最速タイムを記録し、モンツァとバレンシアで開催されたル・マン・シリーズでも成功を収め、栄えあるレース本番の予選でポールポジションを獲得するまでに至った。
ル・マンに先立ち、プジョー908 HDi FAPは3,500km以上におよぶレース・シミュレーションをこなしてきたが、この週末はシミュレーションを上回る過酷なものとなった。7号車は限界を完全に超えてしまい、ゴール目前でレースから脱落。しかしながら8号車は最終的に2位でチェッカーフラッグを受けることができた。
今回のレースで膨大なデータと経験を積み上げることができ、チーム・プジョー・トタルにとっては2008年のレースに備えるにあたって大いに役立つことになる。

フランス人のステファン・サラザンは、レースウィーク最初のプラクティス・セッションでライバルチームであるアウディと手に汗握る接戦を繰り広げ、最終的に8号車のプジョー908 HDi FAPを土曜日の午後にスタートする本番でポールポジションを獲得。また、ニコラ・ミナシアンも7号車を3番目のグリッドにつけた。

土曜日の午後3時、2台の908 HDi FAPは20万人以上の観客が見守る中、1列目と2列目から力強くスタートした。スタートから5時間が経過した頃、8号車のプジョー908 HDi FAPがリアホイールのベアリング交換のため、ピットインを余儀なくされ、このアクシデントにより、サラザン/ラミー/ボーデ組は総合13位に後退するが、諦めることなく夜間も攻めの走りを続け、夜が明ける頃には表彰台圏内まで順位を上げた。
一方、チームメイトのミナシアン/ヘネ/ヴィルヌーブ組(7号車)には、トップが日曜日の朝にクラッシュしたことにより、2位の座が転がりこんできた。
残念ながら、残り1時間20分のところで7号車のエンジンの油圧が急激に低下し、リタイア。もう1台のエンジンにも同様の徴候が現れていたが、セバスチャン・ボーデはゴールまで車をもたせ、今年のル・マン24時間レースを見事2位でフィニッシュを遂げた。

フレデリック・サンジュール(オートモビル・プジョー社長)
「今日の結果は本当に素晴らしく、将来の成功を約束するものです。この耐久レース計画に投じた資金や人的資産はすべて、長期的な関与を前提としたものです」

ミシェル・バルジュ(プジョー・スポール ディレクター)
「正直に言って、最後の方は胃が痛かったですよ。あと1時間半ほどのところで1台がリタイアしたときは特にそうでした。油圧が大きく低下していたんです。テストのときと同じレベルの性能をレースでも維持し続けられる様、信頼性をもっと向上させないと。今年、私たちは徐々に力をつけていき、来年に備えることを常に目標としてきました。チームの全員と互いに助け合い、このプロジェクトに貴重な経験をもたらしてくれたドライバーたちにおめでとうと言いたいです」

ステファン・サラザン(プジョー908 HDi FAP8号車、2位)
「素晴らしいとしか言いようがありません。前半にメカニカルな問題が発生したとき、メカニックたちは問題解決のために最高の仕事をしてくれました。優勝するためにはまだまだ経験不足ですが、満足のいく結果を残せました」

セバスチャン・ボーデ(プジョー908 HDi FAP8号車、2位) 07099150_bourdais_peugeot_n8
 (C)Peugeot Media

「この週末で最高の瞬間? もちろんフィニッシュしたときですよ! こんなすごいレースであれ以上の終わり方はありません。私たちの車はエンジンに大きな問題を抱えていて、もう1周できるかどうかわからないような状態だったんです。世界で一番過酷なレースの表彰台に私たちを立たせるために、チームはものすごい仕事をしてくれました。なにしろサーキットをこの車が走り始めてから、まだ6ヵ月しかたっていないんですから!」

ペドロ・ラミー(プジョー908 HDi FAP8号車、2位)
「プジョー908 HDi FAP計画のスタートはとても遅く、1年前には影も形もなかったんですから、今日の結果には大満足ですよ。チームの皆も本当に素晴らしい仕事をしたと思います」

|

« GP2:ポールリカールテスト (6月19日) | トップページ | CCWS:ロードアメリカテスト (6月19日) »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: LM24:プジョージャパン・リリース ルマン24時間決勝:

» ル・マン24時間レース、プジョー8号車がエンジントラブルを乗り越えて喜びの2位入賞 [ジャック・ビルヌーブを応援する!!!]
ワークスチームとして久方ぶりに復帰したルマン24時間レースで、セバスチャン・ボーデ、ステファン・サラザン、ペドロ・ラミー組の乗る8号車が見事に2位入賞を果たしたプジョーチーム。そのプジョーチームの面々が喜びのコメントを残しています。... [続きを読む]

受信: 2007年6月20日 (水) 19時42分

» 2007ル・マン24時間耐久レース - 写真で振り返るビルヌーブ&プジョーチーム [ジャック・ビルヌーブを応援する!!!]
感動と興奮のうちに終わった2007ル・マン24時間耐久レース。そのルマン24時間でのビルヌーブとプジョーチームの様子を写真で振り返ります。 [続きを読む]

受信: 2007年6月20日 (水) 22時59分

« GP2:ポールリカールテスト (6月19日) | トップページ | CCWS:ロードアメリカテスト (6月19日) »