TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート マニクール
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 第7号
F3ユーロシリーズ第4戦
小林可夢偉が第1レースで念願の初優勝!
GP2
第4戦:
GP2の第4戦が6月29日(金)から7月1日(日)にかけて、フランスのマニクール・サーキットで、F1第8戦フランスGPの併催レースとして行われた。
29日(金)予選に先立って行われた公式練習では、TDPの支援を受けて同シリーズに参戦している中嶋一貴が10番手、平手晃平が20番手となった。続いて行われた予選では、中嶋一貴が9番手グリッドを確保。平手晃平はタイムが伸びず、22番手から決勝レースでの巻き返しを目指すこととなった。
30日(土)午後4時から行われた第1レースは、スタート直後に2カ所でクラッシュが起きる波乱の幕開けとなった。すぐにセーフティカーが導入されると、平手晃平などの数台を除き、規定のタイヤ交換のためにピットイン。しかし、9番手スタートの中嶋一貴はピットレーン内の混乱の影響を受け、1周遅れの最後尾でコースへ復帰することとなってしまった。レースは3周目に赤旗中断となり、1時間ほどの後、レースは再開。中嶋一貴は17位に終わった。
一方、平手晃平はピットインしなかったためにトップで再スタートを切ったが、イエローフラッグ下での追い越しによるドライブスルーペナルティを受け、後退。その後もタイヤの摩耗に苦しみ、31周目にスピンを喫し、リタイアとなった。
1日(日)午前10時から行われた第2レースでは、17番手スタートの中嶋一貴が素晴らしい追い上げを見せ、6位入賞を果たした。19番手スタートの平手晃平も健闘し、11位でフィニッシュした。
第4戦フランス
ドライバー 車番 第1レース 第2レース 第4戦終了時のポイントランキング
グリッド 決勝 グリッド 決勝
中嶋一貴(DAMS) 22 9番手 17位 17番手 6位 14位(4ポイント)
平手晃平(Trident) 12 22番手 リタイア 19番手 11位 22位(0ポイント)
F3ユーロシリーズ
第4戦:
F3ユーロシリーズの第4戦がフランスのマニクール・サーキットで6月29日(金)から7月1日(日)にかけて開催された。同シリーズのレースがF1のサポートレースとして行われるのはこのフランスラウンドが唯一であり、F1関係者が見守る中で、才能をアピールすべく、激しいレースが展開された。
TDPの支援を受けて参戦している小林可夢偉は、29日(金)午前8時50分から行われた予選で見事ポールポジションを獲得。
30日(土)午前9時にスタートが切られた第1レースでは、ポールポジションの小林可夢偉が好スタート。首位のポジションを守るが、2番手スタートのチームメイトR.グロジャンに追撃を受けて激しい首位争いを展開。この2台は後続を大きく引き離しながらバトルを繰り広げたが、小林可夢偉は見事に首位を守り切り、F3ユーロシリーズ参戦2年目にして見事初優勝を飾った。
1日(日)第2レースは、午前8時50分にスタート。第1レースの決勝結果から、トップ8台のみ逆順でグリッドが決定されたが、小林可夢偉を含む10台に、第1レース中、イエローフラッグ下での減速が不十分だったとして5グリッド降格のペナルティが課せられた。このため、小林可夢偉は13番手からスタート。スタート直後の混乱は上手く切り抜け、10位で序盤戦に突入。さらなる上位進出が期待されたが、9位でレースを終えた。
ドライバー 車番
第1レース 第2レース 第4戦 第4戦終了時のポイントランキング
グリッド 決勝 グリッド 決勝
小林可夢偉(ASMフォーミュラ3) 1 1番手 1位 13番手 9位 3位 (22ポイント)
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