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2007年8月30日 (木)

A1GP:予選とポイントシステムを変更

A1gp_0jbnpq80xatjls0jck1s001ootj5_h  (C)A1GP

A1GPは今シーズンから予選とポイントシステムを変更することを発表。
これまでの2シーズン、スプリントレースのグリッドは、4回の予選セッション中のベスト2の合計タイムにより決定され、フューチャーレースのグリッドはスプリントレースの結果順に決定されていた。これを最初の2回の予選セッション中のベストタイムでスプリントレースのグリッドを決定し、3回目と4回目のベストタイムでフューチャーレースのグリッドを決定する方式に変更された。

これにより、スプリントレースとフューチャーレースのグリッドは関連が無くなり、フューチャーレースについてより変化のある展開となることが期待されている。
さらにスプリントレースについては、与えられるポイントと賞金額について引き上げられ、レースの価値を高めてレースをより面白くするものとされている。

昨シーズンのポイントシステムは、スプリントレースの1位から6位までに6-5-4-3-2-1のポイントが与えられ、フューチャーレースについては1位から10位までに10-9-8-7-6-5-4-3-2-1というポイントだった。さらに2つのレースを総合したファステストラップに1ポイントが与えられていた。
これを今回1位から10位までに15-12-10-8-6-5-4-3-2-1のポイントをスプリント、フューチャーレースに同一に与える方式に変更された。ファステストラップについては、2つのレースそれぞれに1ポイントが与えられることになった。ポイントがドライバーにではなくチームに対して与えられるのは今まで通り。
賞金額はスプリントレースに総額の3分の1が割り当てられるように増額された。

また、70分間のフューチャーレースについては2回のピットストップが義務づけられることになった(これまでは1回)。ピットインでの混乱を防ぐために、セーフティーカーがコース上にいるときでもピットレーンは常にオープンとされ、マシンはピットインすることができる。
これらの変更はA1GPのテクニカル&オペレーション・ディレクターであるジョン・ウィッカムにより発表された。

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