片山右京 (C)Speedcar Series
8月9日スピードカーシリーズは、元F1ドライバー片山右京が今年の秋に開幕する同シリーズに参戦することを発表した。
片山右京
「わたしがスピードカーシリーズへ挑戦する極東からの初のドライバーであることを発表できて嬉しい。シリーズが日本へもやってくることを確信しているし、それはわたしにとっても素晴らしいことだ。これはわたしにとっては、フォーミュラワン、ルマン24時間レース、そしていくつかの世界の厳しい山への登頂に続く大きな挑戦でもある。
マシンについて最初の印象は非常に良いものだった。エンジンは非常に強力で、音も大きかった。それは、わたしや他の全てのドライバー達にこれまでと非常に異なる種類の競争を与えてくれるものだ。競争は公平なものであり、ファンにとっても刺激的なものになるだろう。わたしはエキサイティングなレースを愛している」
Benoit Lamonerie (スピードカーシリーズ、ゼネラルマネージャー)
「シリーズへの高まる関心は、偉大な経歴を持つドライバーの参加によるものだ。11月から始まるシーズンが素晴らしいものとなることを確信している」
スピードカーシリーズへは、ジャン・アレジやジョニー・ハーバートなどの参戦が決定しているが、参加するチームとドライバの発表がまもなく行われる予定。
参考:
(C)Speedcar Series
片山右京(1953年5月29日、東京生まれ)は、1991年ラルースでF1にデビュー。ティレルとミナルディからもF1へ参戦した。1997年F1から引退後、トヨタからルマン24時間レースへも出走した。
スピードカーシリーズは、今年の11月に開幕しアジアと中東で全8戦が行われる予定である。元F1ドライバーや国際的、有名なドライバーにより620馬力の同一な24台のマシンで競われる。シリーズは『グランドレーシング』イベントの一部としてそのうち5つのベントが行われ、2008年はGP2アジアシリーズとともに2つのF1GPでの開催が予定されている。シリーズチャンピオンに与えられる賞金は600,000ドル。賞金総額は3,000,000ドルになる。
(C)Speedcar Series