GP2:2008年マシン、ポールリカールでテスト
2007年8月ポールリカールGP2テスト (C)GP2 Media Service 拡大します
8月29日と30日にフランスのル・キャステル、ポ-ルリカールHTTTサーキットで、GP2の2008年マシンの2回目のテストが行われた。
前回6月のシェイクダウンでステアリングを握ったネルソン・アンジェロ・ピケがモンツァでのルノーF1のテストを行っているため、今回はフランスのオリビエ・プラがテストを担当した。
オリビエ・プラ (C)GP2 Media Service
このテストでは、マシンのベースセットアップを完成し、新しい電子制御システムと空力デバイスが試された。2日間のテストでマシンには大きな問題は出なかったとされている。GP2シリーズの技術部長であるDidier Perrinによれば、前回のテストでマシンの高性能は分かっていたので、今回は新しいカーボンクラッチや2008年のエンジンECUとギアボックスなど、各システムの開発に集中することが出来たとしている。ポールリカールHTTTでは、マシンの走行距離を稼ぐ良い機会であり、サスペンションの作動を確かめるため故意にコーナーの縁石を飛び越えるテストも行ったという。
次回のテストではレースシミュレーションと同時に、新しいオンボードによるコースのマーシャルシステムと2008年スペックのステアリングホイールなどについて、2007年のシーズン終了後に行われる予定となっている。
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