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2007年10月10日 (水)

ALMS:ホンダリリース 第11戦ロードアトランタ

ハイクロフト・レーシングがLMP2クラス6位でフィニッシュ

Et071010001l アメリカン・ルマン・シリーズ第11戦ロードアトランタ
■開催日   : 10月6日(土)
■開催地   : ジョージア州ブラセルトン
■サーキット : ロードアトランタ
■コース全長 : 4.0km

 ロードアトランタでの第10回記念レースとなったプチ・ルマン・スポーツカー・クラシックはサバイバルレースとなった。12のコーナーを配す2.54マイルのロードコースで接触アクシデントが頻発した。1000マイルの耐久ロードレースは世界で最も高級なマシンが入り乱れる激しいレース展開となり、混戦が収束した後のコース上には破損した他車の部品が多く見られた。

 #9 ハイクロフト・レーシング・アキュラARX-01aは、全12戦のアメリカン・ルマン・シリーズで最も過酷なレースにおいて、多くのスピンするマシンと破損した他車の部品をかわしながらのレースとなった。9時間22分に及んだレース中盤、不具合の出たスターターの部品交換により23分のピットストップを余儀なくされたが、最終的に、ステファン・ヨハンソン/デイビッド・ブラバム/ロビー・カー組はLMP2クラス6位を獲得した。長時間のピットストップによって、今シーズンのアメリカン・ルマン・シリーズにおける5度目の表彰台を目指していたハイクロフトチームの夢は断たれた。序盤戦の3時間、ヨハンソンはLMP2クラスをリードし、チームの素晴らしいピットワークと共に総合2位につけていた。ブラバムは3番手を走行し、最終的にハイクロフト・レーシング・アキュラは365周でレースを終えた。LMP2クラスを制したのは、#7 ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ/パトリック・ロング組(ペンスキー・ポルシェ)だった。

Et071010009l  アキュラがエンジン供給を行っている他の2チームは不運に見舞われ、ロウズ・フェルナンデス・レーシングがLMP2クラス8位、アンドレッティ・グリーン・レーシングは同クラス9位となった。ロウズ・フェルナンデス・レーシングのエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組は、ディアスが3台のクラッシュに巻き込まれるまでのレース序盤の3時間は上位5位以内を走行していた。チームは1時間以内で車体と右のリアサスペンションの交換を行ったが、87周目で他のサスペンションに不具合を起こしリタイヤを余儀なくされた。

 セブリングを制した#26 XMサテライトラジオ・アキュラARX-01aを駆るブライアン・ハータ/トニー・カナーン/ヴィットール・メイラ組もまた、ハータが#20ダイソン・ポルシェに追突され、サイドのラジエーターに穴が開くダメージを受けた。結果として、オーバーヒートによりアンドレッティ・グリーン・レーシングは50周でリタイヤを余儀なくされた。

 アキュラのプロトタイプスポーツカーにとってデビューシーズンとなった2007年のアメリカン・ルマン・シリーズは、開幕戦セブリングでの優勝と計10回の表彰台獲得を記録している。今シーズンの最終戦は10月20日(土)にモントレー・スポーツカー・チャンピオンシップがラグナセカで行われる。

■ハイクロフト・レーシング:LMP2クラス6位(総合8位)
デイビッド・ブラバム(David Brabham)
「予選後のセットアップで課題を残していたため、最初のスティントから苦戦して再スタート時に後退を余儀なくされた。マシンをレースに戻そうとすると、イエローコーションが出た。そうした不運に見舞われながらも、我々は素晴らしいレースをした。レース序盤でペンスキー・チームのマシンを抜いたように、ピットストップは素晴らしかった。ピットワークによって順位を上げることができた。スタッフは称賛されるべきだ。」

ステファン・ヨハンソン(Stefan Johansson)
「スタートはとてもよかったが、スターターに不具合が生じ、順位を下げてしまった。そうしたコンディションの中でのレースは難しかった。スタート前から把握していた通り、マシンはとても軽かった。イエローコーション時、リアウイングを調整するために長いピットストップを行った。マシンは改善したが、過度にローグリップとなり、ステアリング操作が普段よりもとても難しかった。」

ロビー・カー(Robbie Kerr)
「素晴らしいレースだったが、スターターの不具合がレース全体に影響してしまい残念だった。コースはよかった。多くのプロのレーサーは速いマシンにはスペースを譲るが、それほど柔軟ではないレーサーとは接近戦を強いられる。全体としては、ハイクロフト・チームの一員としてとても楽しむことができた。いつかまた戻ってこられることを願っている。」

■ロウズ・フェルナンデス・レーシング:リタイヤ
エイドリアン・フェルナンデス(Adrian Fernandez)
「我々にとって悪い日だった。有効な戦略があったが、不運にもリタイヤしてしまった。このレースはスピードよりも最後まで走り抜くことが重要だった。ルイスがコース上で身動きが取れなくなってしまい、レースの中断を余儀なくされた。マシンのコンディションはよく、燃料を節約しマシン機器の調整もできていた。早い段階でのリタイヤは不運だった。」

ルイス・ディアス(Luis Diaz)
「難しいレースだった。ハンドルを託され、1周目で避けられないアクシデントに見舞われた。前を走行していた数台のマシンに接触され、そのうちの1台がスピンした。
コース上に全くスペースはなく巻き込まれてしまい、後続のマシンにも接触された。マシンは酷いダメージを受け、ピットに入った。スタッフの素晴らしいピットワークにより、マシンは素早く調整された。レースに戻り、マシンのコンディションはとてもよいと感じたが、不運にも、リアタイヤに不具合が生じ、リタイヤせざるを得なかった。マシンを的確に調整していただけにとても残念だが、これがレース。今日は運を味方にできなかった。」

■アンドレッティ・グリーン・レーシング:リタイヤ
ブライアン・ハータ(Bryan Herta)
「XMサテライトラジオ・アキュラにかかわる全てのスタッフにとって本当に残念な結果だ。全てのスタッフが懸命にマシンを調整してくれただけに残念でならない。
最後のアクシデントを振り返る必要がある。ブレイクゾーンに入った時、クリス・ダイソンはまだ後ろいた。ダイソンはブレーキをかけているはずだったが、私の視界に入らないまま追突された。不運にも、序盤のヤン(・マグヌッセン)との接触からダメージを受けていたマシンにとって致命的なダメージとなった。ダイソンに何事もなくよかったが、ドアは開けてくれると思っていた。思い通りにいかない残念な日だった。」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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受信: 2007年10月11日 (木) 00時25分

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