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2007年11月18日 (日)

F3:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【11月18日号】 マカオGP

Tdplogo 2007年11月18日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【11月18日号】

F3マカオGPでTDPの大嶋和也が3位表彰台獲得 

Tdp_20071118_macaugp_01  大嶋 和也 (C)TOYOTA Motorsports

F3マカオGP 
 11月15日(木)から18日(日)にかけて、中国特別区のマカオ市街地特設コースで第54回マカオGPが開催された。マカオGPのメインレースであるF3レースは、世界中のF3選手権等を戦う若手ドライバーが集結し、F3ドライバーの世界一決定戦、そしてF1への登竜門的な意味合いを持つ伝統のイベントである。かつてトヨタエンジンで勝利を飾ったA.セナをはじめとして、多くのF1ドライバーがデビュー前にマカオで戦って来た。
 今年のマカオGPには、2008年パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーに決まったTDPドライバー小林可夢偉(ASMフォーミュラ3)と、TDPドライバーとして2007年全日本F3選手権のタイトルを獲得した大嶋和也(チーム・レクリス・トムス)が参戦した。小林可夢偉、大嶋和也共にマカオGPは昨年に引き続き2回目の挑戦となるが、小林可夢偉は昨年の予選レースで1位フィニッシュを果たしており、大嶋和也と共に活躍が期待された。
 また、大嶋和也と共に、全日本F3選手権ランキング3位のO.ジャービス(チーム・レクリス・トムス)も参戦。この2名はマカオGP初挑戦のトヨタ1AZ-FEエンジンでマカオ制覇に挑むこととなった。

 15 日(木)午前中の公式練習1回目に引き続き、午後には予選第1回目が行われ、小林可夢偉は7番手。大嶋和也は13番手につけた。翌16日(金)、公式練習2回目の後に行われた予選第2回目は、赤旗中断が3回も出される大荒れのセッションとなった。その中で小林可夢偉は7番手タイムを刻んだが、前日の予選第1回目で、セッションスタート前にコースインしたとして3グリッド降格のペナルティを課せられたため、土曜日の予選レースへは、10番手グリッドから挑むこととなった。予選で8番手につけた大嶋和也は、小林可夢偉のグリッド降格に伴い、予選レースは7番手スタートとなった。

 17日(土)午後好天の下、日曜日の決勝レースのグリッドを決定する予選レースが10周の予定で行われた。昨年この予選レースを制している小林可夢偉だったが、10番手グリッドからのスタートを前に、搭載エンジンのトラブルに見舞われ、無念の0周リタイアとなってしまった。レースはクラッシュが続発し、2周目から3周に渡ってセーフティカーが導入され、さらに、8周目には、クラッシュによりコースが阻まれてしまったためにレースは中断され、7周終了時点での結果で成立されることとなった。
 7番手グリッドからスタートを切った大嶋和也は、前方でのクラッシュに巻き込まれることなくポジションを上げ、3位でフィニッシュ。決勝レースは2列目3番手の好位置からのスタートグリッドを確保した。一方、予選レースをスタート出来ずにリタイアに終わった小林可夢偉は、決勝レースでは、最後尾29番手グリッドからの追い上げを余儀なくされることとなった。

Tdp_20071118_macaugp_02  オリバー・ジャービス/大嶋 和也 (C)TOYOTA Motorsports

 18日(日)午後に15周で競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのO.ジャービスに続き、3番手グリッドの大嶋和也も好スタートを切り、トヨタ1AZ-FEエンジンが1-2体制で序盤戦へと突入した。
 後方との差を広げながら順調にレースを進めた2台であったが、7周目に他車のクラッシュによりセーフティカーが導入されると、その差を失い、12周目に再スタートが切られると、13周目に大嶋和也は惜しくも2位の座を塚越広大に奪われてしまった。しかし、その後はポジションを守り切り、大嶋和也は3位表彰台を獲得した。
 一方、29番手からスタートを切った小林可夢偉は、追い抜きの難しい市街地特設コースのレースで見事な追い上げを見せ、13位までポジションを上げてフィニッシュした。
 また、O.ジャービスがポール・トゥ・ウィンでレースを制し、トヨタ1AZ-FEエンジンはマカオGPでのデビューレースを1-3フィニッシュで飾った。

大嶋和也(チーム・レクリス・トムス) 決勝:3位
「レースカーの状態は非常に良く、表彰台に上がることが出来、自分としての最低目標は達成出来た。ただ、満足はしていない。セーフティカー導入後の再スタートで、タイヤを上手く暖めることが出来ず、車両のバランスが狂ってしまい、ポジションを落としてしまった。チームメイトは優勝しており、まだまだ負けている点があるので、課題を克服し、来年また戻って来たい」

小林可夢偉(ASMフォーミュラ3) 決勝:13位
「マカオGPは15周という短いレースであり、また、今日はクラッシュが少ない展開となった中で、最後尾(29番手)グリッドから13位までポジションを上げられたのは良かったと思う。今年のマカオGPは、とにかく予選レースでのエンジンブローが全てだった。ただし、最後までレースを走れたことは今日の成果だ。今回は良い経験をさせて貰った。この経験を今後のレース活動に活かして行きたい」

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美
「大嶋和也はセーフティカーの導入がなければ、ポジションを落とさずに済んだかも知れないが、表彰台を獲得し、良くやってくれたと嬉しく思っている。小林可夢偉については、エンジンブローが全てであり、あれがなければ、もっと上位を狙えただろう。ただ、今日の最後尾から追い上げた走りは悪くなかった。そして、トヨタの新型エンジンがマカオGPで優勝を果たせたことで、また一つの輝かしい歴史を刻むことが出来たと思う」

予選総合
予選レース
決勝レース
グリッド
結果
グリッド
結果
大嶋和也(チーム・レクリス・トムス)
8番手
7番手
3位
3番手
3位
小林可夢偉(ASMフォーミュラ3)
7番手
10番手
リタイア
29番手
13位

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