LMS:プジョー、ポールリカールテスト(12月8日)
来シーズン、ルマンシリーズで強敵アウディを迎え撃つこととなったプジョーは、12月6日から3日間ポールリカールで2008年スペックのプジョー207スパイダーと、908HDi FAPのテストを行った。
Dino Lunardi / Peugeot908HDi FAP (C)Peugeot Media 拡大します
今回のテストでは2007年のプジョー207スパイダーカップのチャンピオン、Dino Lunardiも参加した。最初の2日間207スパイダーのテストを行っていたLunardiは、最終日には908のステアリングを任され、レギュラードライバーのニコラス・ミナシアンとステファン・サラゼンとともに、燃料タンクやギアボックスなどを中心にデータを集めた。この日、LunardiはポールリカールHTTTの3.8kmコースを57ラップし、無事に任務を完了した。
Peugeot207 Spider (C)Peugeot Sport
175馬力の207スパイダーから600馬力以上の908に乗り換えたLunardiは、大きなミスもなく積極的でかつ安定したラップを重ねて、チーム首脳にその実力を印象づけた。年明けのテストで再び908のテストの機会を与えられる模様である。Lunardiは、アドバイスを与えてくれたミナシアンとサラゼンに感謝しつつ、908が強力でかつ運転がやさしいものだったと感想を述べている。しかし、908テストの終盤には首への負担が大きかったことも認めていた。
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