DAKAR:今年のパリダカは中止
2008年パリダカールコース図
Volkswagen Touareg 2 (C)Volkswagen Motorsport
パリダカの愛称で親しまれるパリダカール・ラリーは、テロの影響で全面的に中止となった。スタート前日の1月4日、今年30回目となるパリダカール・ラリーの主催者(ASO)は、モーリタニア国内の治安の悪化によりエントラントなどの安全が保証できないとしてキャンセルを決定した。
昨年のクリスマスに、モーリタニアでフランス人観光客がテロ組織と思われる者に銃撃され4名が亡くなるという事件が起きていた。これによりフランス政府はパリダカール・ラリーの主催者にイベントの開催について強い懸念を示していた。
モーリタニア政府はイベントの警備の強化を表明していたが、ASOは中止を決定した。
今回の決定についてASOでは、これがパリダカール・ラリーの将来を危険に曝すものではなく、2009年以降の開催に影響は無いとしている。
昨年まで7年連続優勝している三菱パジェロと、昨年の雪辱を期するフォルクスワーゲン・トゥアレグの激突が期待されたパリダカは、5日ポルトガルのリスボンをスタートし20日にダカールにゴールする予定となっていた。三菱とフォルクスワーゲンは今回の決定に失望を表明しているが、どちらも主催者の決定を尊重するというコメントを出している。
パリダカール・ラリーでは、昨年もアルジェリア反乱軍の襲撃を避けるためマリでの2つのステージがキャンセルとなっている。
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