LM24:パニス、ルマン24時間でレース復帰
オリビエ・パニス (C)Panasonic Toyota Racing 拡大します
オリビエ・パニスは今年のルマン24時間でレース復帰をすることとなった。パニスはユング・ド・ショーナック率いる Oreca-Matmutのクラージュ・ジャッドによりルマンのLMP1クラスへエントリーした。
2006年いっぱいでF1から引退したパニスは、冬の氷上レース Trophee Androsへ出場したのを除けば、これが本格的なレースへの復帰となる。
1996年モナコGPの優勝者でもあるパニスは、F1から引退した後、技術レベルの高いプロジェクトに関わりたいと考えていたという。オレカプロジェクトは、この目的に完全に一致しており、モチベーションが高く、かつ人間的な情熱をもっているチームへ参加することを決めたという。
A1GPでチームフランスの監督をしている現在41歳のパニスは、6月にサルテサーキットでテストする前にLMSシリーズへ参戦し、バルセロナ、モンツァ、スパ・フランコルシャンでレースに出場する。パニスがドライブするクラージュには現在ガソリンエンジンとしては最強といわれる5.5リッターのジャッドGV V10エンジンが搭載されており、今月中にテストされることになっている。
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