A1GP:チーム・フランス、ダーバン戦は3人体制で
Loic Duval (Team France)
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Nicolas Prost (Team France) (C)A1GP.com 拡大します
A1GPで現在チーム・ニュージーランドとともにランキングトップにいるチーム・フランスは、今週末のA1GP第7戦南アフリカ、ダーバンでは、ロイック・デュバル、ニコラ・プロスト、ジョナソン・コシェの3人体制で戦うことになった。
前戦オーストラリア、イースタンクリークのレースドライバーを勤めたデュバルは、第7戦の直前まで日本での中嶋企画の発表会のスケジュールがあり、遠路南アフリカへ向かってレースをすることは難しいとしていた。しかし、チーム・フランスがランキングトップに並んだことで、デュバルは金曜日に日本を発ってダーバンへ向かうこととなった。
金曜日のルーキーセッションは、チームに復帰するニコラ・プロストが午前中のセッションを走り、午後はA1GP初年度のシーズンにドライバーを勤めたコシェがマシンの最終チェクをすることとなった。デュバルは、金曜午後のフリー走行には間に合わないため土曜日からの走行となる。
デュバルは昨シーズン、ダーバンのスプリントレースで2位に入賞しているが、土曜日の朝は多くの作業をこなす必要がある。チーム監督のオリビエ・パニスは、このレースのためにデュバルのスケジュールを空けてくれたナカジマ・レーシングに感謝しつつ、ドライバー起用に特別な理解を示してくれたオーガナイザーにも謝意を表している。
2006年のザンドフールトでは、ギリシャ・チームがドライバー3人体制で臨んだが、そのうちの一人が1ラップを完走できなかったため記録として残ってはいない。チーム・フランスはそれ以来初の挑戦となる。
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