DTM:ラルフのDTM参戦が濃厚に
ラルフ・シューマッハは今週3日間の予定で、ポルトガル・エストリルサーキットでDTMメルセデスのテストを行う。ラルフのDTMテストは今年に入って2回目となり、2008年のシリーズ参戦が濃厚となってきた。
今回テストするのはDTMメルセデスの2007年モデルで、前回のテストで使用した2006年のものより新しいが、最新2008年スペックマシンではない。
シューマッハは今回のテストについてドイツのBild Zeitung誌へのインタビューで「テストを楽しむことが出来て、かつDTMへの参戦を真剣に考えていなければテストには来ないだろう。マシンのことをよりよく知るためにテストを有効に使いたい。チームとの連携が必要であり、2007年型のマシンでレースをすることになる。わたしはDTMレースに不慣れで、色々なことを知らなければならないし、レースでのマシンに慣れなければならない。そのために最新型のマシンは必要ではないし、学習中の今年はまだレースに勝つことが目標ではないからね」と語っている。
メルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグも前回のテスト後に、ラルフがDTMレースに慣れるまでには2年ぐらいかかるだろうとコメントしていた。
ラルフのDTMメルセデス入りが決定した場合、2008年モデルをドライブするベルント・シュナイダーとブルーノ・シュペングラー、さらにポール・ディ・レスタ、ジェイミー・グリーンらとの競争になることが予想される
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