GP2:トヨタモータースポーツニュース 第2戦インドネシア
2008年2月18日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【2月18日号】
GP2アジアシリーズ第2戦インドネシア
小林可夢偉はトラブルで苦戦
GP2アジアシリーズ
GP2アジアシリーズの第2戦がインドネシアのセントゥール・サーキットで2月16日(土)、17日(日)の2日間開催された。
フランスのDAMSチームから同シリーズに参戦しているTDPドライバー小林可夢偉は、3週間前にドバイで行われた開幕戦で13位/リタイアという結果に終わっており、雪辱を期してインドネシア戦へと臨んだ。
インドネシアの首都ジャカルタ近郊のボゴールに位置するセントゥール・サーキットは、過去には二輪の世界GPが行われたこともあり、四輪ではA1GPやアジアF3選手権などが行われている、コース幅が広く、ハイスピードなコースである。
16日(土)の午前中行われた公式練習では、小林可夢偉はオーバーヒート症状に見舞われ、苦戦。また、公式練習の僅か1時間10分後に予選が迫っており、メカニックは懸命な作業で原因究明と修復に当たった。しかし、症状は余り改善されず、結局エンジン交換を強いられ、更に時間を費やすこととなった。そのため、小林可夢偉の予選走行開始は遅れることとなり、不運にも、アタックを始める時に降雨に見舞われるなど、タイムアップはならず、第1レースは23番手グリッドとなった。
午後3時半からの第1レースでは、小林可夢偉はスタート前のフォーメーションラップ走行中に再びオーバーヒート症状に見舞われ、そのままピットへ。コース復帰は叶わず、第1レースはレースをスタート出来ずに終えることとなった。
翌17日(日)午後1時からの第2レースは、スタート前に雨が降り始める難しいコンディション。23番手グリッドと後方スタートを強いられた小林可夢偉は、天候が回復することを期待して、ドライタイヤでレースを開始。しかし、雨はなかなか止まず、荒れた展開にレース周回数も予定より短縮されるなど、不運もあり、小林可夢偉は雨の止んだ終盤に追い上げを見せたが、15位に終わった。
次戦第3大会は3月22日(土)、23日(日)にマレーシアのセパン・サーキットで、F1第2戦マレーシアGPの併催レースとして開催される。
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