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2008年2月18日 (月)

GP2:吉本 大樹プレスリリース 第2戦センチュル

吉本大樹、無念の33周リタイヤ
決勝第1レース16th February, 2008

30_img19  (C)@アンリミテッド

予選では目まぐるしく移り変わる路面コンディションに翻弄され13番手グリッドから挑むこととなったレース1。

それでもこのレース1ではスタートを決めオープニングラップで9番手までポジションを上げた吉本大樹。しかし、その後すぐにセーフティーカーが入り、ほとんどのマシンがこのタイミングでピットストップを終えたのに対し、チームメイトのL.フィリッピとピット作業が重なってしまうポジションにいた吉本はここでピットにピットに入らずコース上に留まることを選択する。これによりこの時点でのポジションがB.セナに続く2番手となった吉本は、2度目のセーフティーカーが出ないことを祈りつつ出来る限り3番手以降を引き離し、終盤でピットストップを行う戦略を取ることに。

30_img20 その目論見どおりファステストラップを出しながらB.セナを追い詰め、3番以降を徐々に引き離しつつあった吉本であったが、この後無情にも2度目のセーフティーカーが入る。しかもそのセーフティーカーがピットに戻る際、B.セナの背後にピタリとつけた吉本はコースの構造上判断のしづらいセーフティーカーライン手前で「わずかにセーフティーカーを追い越した」との微妙なジャッジによりドライブスルーペナルティーを科されてしまう。これで大きくポジションを落とした吉本は、この時点でのベストラップで最終的にこのレースの3番手のタイムをマークする走りを見せるも、この頃から抱えだしたブレーキのトラブルにより「ブレーキが無い状態」となってしまい、連続して3度のコースオフの後、33周目にピットへと戻るとここでレースを終えることとなった。

30_img21 またこのレース1では、アスファルトの舗装が剥がれ飛び散り、マシンの各所に穴が空いたりドライバーが前方を視認しづらくなるほどの無数の大きな傷がバイザーに入るなどのトラブルも発生しており、レース終了後には明日のレース2のキャンセルが検討される事態にまで発展した。終盤吉本が抱えたトラブルも、この塵がブレーキダクトに詰まりブレーキの温度が上がってしまったことによるものであった。

さらにその後には、トップでチェッカーを受けた吉本のチームメイトであるL.フリッピが「レース中のタイヤ交換の際、メカニックが間違って吉本のタイヤを装着した」事で失格となる等、最終的にこのレース1完走マシンはわずかに9台という大荒れのレースとなった。
また、このレース1の結果、吉本大樹は明日のレース2を11番グリッドからスタートすることとなった。

30_img24 吉本大樹 のコメント

セントゥールに来て初めてまともなドライとなったのですが、まずマシンの準備が間に合わずコースインするのがギリギリでドライのセットを確認する事が出来ないままの状態でスタートすることとなってしまいました。

スタートもキマってポジションをいくつか上げることが出来ました。しかし、このコースでGP2は少々無理がありますね。アスファルトが簡単に剥がれてしまい、その破片がマシンやヘルメット、それにステアを切ったときには手にあたってしまい、車は壊れるは塗装は剥がれるは、痛いわ・・・。こんな経験は初めてです・・・。今回新しく仕上げてもらったヘルメットは次戦にお預けです。

それはともかく、1周目に起こったクラッシュを見てセーフティーカーが出ると読んだのでピットに「入りたい」と連絡したのですが、すぐ目の前にいるルカ(フィリッピ)が同時に入ると聞いたので、待って確実にポジションを落とすよりもコース上に留まりギャップを広げる作戦に変更しました。セーフティカーが抜けた後のペースは、確認できなかったセットの割には思った以上にペースも良く、後方のグロシャンを離しながらブルーノ(セナ)を上回るハイペースを刻む事はできたのですが、2度目のセーフティーカーで作戦は終了しました。しかしここでピットに入ってしまうと最後方となってしまうのは確実だったので更に引っ張ることにしました。しかし納得のいかないジャッジのおかげでドライブスルーを取られた事と、ブレーキが完全に機能しなくなってしまったことでリタイヤせざるおえなくなり全ては終わってしまいました。

まだまだ課題は山積みですが明日は頑張ります。

決勝第2レース
17th February, 2008GP2

30_img29 アジアシリーズ第4戦今回のレースウィーク中、常に不安定な天候に見舞われてきたセンツールインターナショナルサーキット。

大荒れの第3戦決勝から一夜明け迎えた第4戦決勝も、スタート前の路面はウェットコンディションながら、このままの天候が続けばレース中に乾きそうな状態。この微妙な状況の中ほとんどのマシンはレインタイヤを選択したものの数台はドライタイヤを選択していた。ところがスタート直前になって空からまたしても激しい雨が降り出すとレースはセーフティーカー先導でのスタートが切られることに。前日の第3戦に続きスタート前から荒れた雰囲気が漂うなか、セーフティーカーを先頭にフォーメーションラップへと出て行く各マシン。するとここで吉本にまさかのクラッチトラブルが出てしまう。このトラブルでなかなかグリッドから動き出すことが出来なかった吉本は、その後何とか動き出しはしたものの、この時点で11番グリッドから一気に最後尾へとポジションを落とすことになってしまった。

30_img28_3 この後セーフティーカーは7周に渡り隊列を先導。レースは8周目を向かえようやくスタートが切られたが、その5周後には2回目のセーフティーカーが入る。この時点では路面はまだウェットの状態であったもののすでに雨は降っておらず、レースが進めば路面コンディションが回復することも十分考えられる状況。するとスタートのトラブルで最後尾近くまでポジションを落としていた吉本はここで賭けに出る。「正直この時点ではスリックでまともに走れる状況ではなかったしギャンブルではあったけど、このままコンディションが回復していってレース後半ドライタイヤのコンディションになる可能性もあったので、このタイミングでスリックタイヤに変えることを選択した。」と、2度目のセーフティーカーが入ったこのタイミングでピットイン、タイヤをスリックタイヤに交換し後半での追い上げを狙いコースへと復帰する。

30_img30 ところが「セーフティーカーラン中からギアがおかしく、最後までもつかわからない状態だった」と、この時点で更なるトラブルを抱えていた吉本大樹。レースはその後15周目終了時点でリスタートが切られるも、ギアトラブルに苦しみながらのレース再開となる。すると翌周17周目にはこのレース3回目となるセーフティーカーが入る。結局このセーフティーカーは21周目終了時点まで隊列を先導、レースも残り4周となる22周目にようやく再スタートが切られることとなった。しかしこの時点でギアのトラブルが完全に悪化していた吉本はこのリスタートを切ることが出来ず。各マシンが1コーナーに向け加速していくなか、シフトアップも出来ず置いていかれた吉本は力なく1コーナーでマシンを止め、ここでレースを終えることとなってしまった。

この第2ラウンドはクラッチ、天候、ギア等トラブルに次ぐトラブルに泣いた吉本大樹。チームにとっても作業のスピード、正確性など様々な課題を多く残すレースとなってしまったが、第3戦の吉本は好ペースで周回を重ねレース中のベストラップで3番手のタイムをマークする走りも見せていただけに、チームの本拠地となる次戦マレーシアラウンドではメリタスと吉本大樹による巻き返しが期待される。

30_img32 吉本大樹 のコメント

フォーメーションのスタートはクラッチトラブルで動き出すことが出来ず、何とかスタートを切ろうと何度かトライしましたが結局ストールしてしまいました。エンジンを再始動して何とか動き出すことは出来ましたが、あの時点で最後尾になっていたし、正直かなり早い段階ではありましたが2回目のセーフティーカーが入ったところでスリックタイヤに履き替える賭けに出ることにしました。でも今度はこの頃からギアがおかしくなってきていて、最後は3回目のリスタート前に完全に壊れてしまいました。

この週末、とにかくトラブルも多かったし、その他に各作業のスピードや正確性の部分で多くの課題が残っています。次のマレーシアはチームの本拠地ですし、それまでに少しでも多くの課題をクリアしてよい結果を取りにいけるよう前進していきたいと思います。

                              (C)@アンリミテッド

※レース結果は省略させて頂きました。

                                     

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