NASCAR:ロビー・ゴードンのクルーチーフら8名にペナルティ
2月21日、NASCAR当局はスプリントカップのNo.7ロビー・ゴードンと、ネーションワイドの5チームと、2つのクラフトマントラックチームに、規則違反によるペナルティを発表した。
ロビー・ゴードンは、デイトナ500マイルレースの直前に、フォードからダッジへとマシンを変更。レースでは8位でゴールしていた。しかし、ゴードンのマシンにはデイトナの初日に認められていないノーズが付けられていることが発見されていた。これによりゴードンのドライバーポイントとオーナーズポイントを100ポイント減算、クルーチーフには今年末までの執行猶予付の6レース出場停止と100,000ドルの罰金が科せられた。これによりゴードンのランキングは8位から40位までダウンしてしまった。
ネーションワイドではNo.5 JR Motorsports デール・アンハートJr,のマシンには、木曜日のフリー走行後、違法なリアスポイラーが付けられていたとして、ドライバーポイントとオーナーズポイントをそれぞれ50ポイント減算、クルーチーフに今年末までの執行猶予付の6レース出場停止と50,000ドルの罰金が科せられた。チームではこのペナルティが厳しすぎるとして控訴すると発表している。
この他ネーションワイドでは、No.77ケビン・ハービックなど5チームに、初日の検査でオイルリザーバー・タンクが安全に固定されて異なかたっとして、ドライバーポイントとオーナーズポイントをそれぞれ25ポイント減算、今年末までの執行猶予付の6レース出場停止と15,000ドルの罰金が科せられた。
さらにクラフトマントラックのデイトナでの優勝者ドッド・ボーダインと、ロン・ホルナルディのマシンにも技術的な違反が見つかり、ボーダインはドライバーポイントとオーナーズポイントをそれぞれ25ポイント減算と、クルーチーフは次のレースへの出場停止と10,000ドルの罰金、ホルナルディのクルー・チーフには5,000ドルの罰金が科せられた。これらの罰金はすべてNASCAR財団に入ることになる。
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