NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第5戦ブリストル
平成20年3月18日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第5戦 Food City 500
開催日:3月16日
首位走行の“トヨタ カムリ”最終周で無念のスローダウン
Ky.ブッシュはランキング首位を堅守
NASCARスプリント・カップ・シリーズ第5戦「Food City 500」が3月16日(日)米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイで開催された。
ブリストル・モーター・スピードウェイは、36度という高いバンク角を持つ1周0.533マイル(約860m)のオーバルコースで、「世界最速のハーフマイル」と呼ばれる。
14日(金)に予定されていた予選は、降雨のために中止となり、開幕5戦までは前年のオーナーズポイントに準ずるというNASCARのルールに則り、決勝のグリッドが決定された。その結果、T.スチュワートの6番手をはじめとして、10台の“トヨタ カムリ”が決勝レースへと進んだ。
16日(日)午後2時16分に0.533マイルを500周(266マイル:約430km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
6番手スタートのT.スチュワートは96周目にトップに立つと、レースを支配。チームメイトのD.ハムリンも12番手グリッドから順当に追い上げ、T.スチュワートと共に激しく首位争いを展開した。
一方、22番手とやや後方からのスタートを強いられたKy.ブッシュだったが、前半戦で着実にポジションを上げ、レース折り返しとなる250周の時点では4位まで浮上し、更にポジションアップを狙って健闘。
ジョー・ギブス・レーシングの1-2-3体制なるかと思われたが、278周目に首位を走行していたD.ハムリンが周回遅れと接触し、車体にダメージを負ってしまった。大きなダメージではなかったが、修復のためにピットインを強いられ後退。
代わってKy.ブッシュが284周目に首位に浮上したが、291周目に突如ステアリングのトラブルに見舞われスピン。修復してレースへ復帰したものの2周遅れとなってしまった。
その後はT.スチュワートが首位を維持していたが、一時は16位まで後退していたD.ハムリンが怒濤の追い上げを見せ、レース終盤には再びT.スチュワートとの1-2体制となった。
レースも残り5周となった495周目にイエローコーションからの再スタートが切られると、好スタートを切ったD.ハムリンが首位を奪還。498周目には、後方で2位を争っていたT.スチュワートとK.ハーヴィック(シボレー)が接触し、T.スチュワートがスピン。レースはこの日10度目のイエローコーションとなり、周回数は延長。504周目、最後の2周でレースが決されることとなった。
最後の2周スプリントの再スタートをトップで切ったD.ハムリンは、好スタートで首位を堅持したが、チェッカーを目前にして突然のスローダウン。痛恨の燃料トラブルに見舞われ、6位でレースを終えた。
T.スチュワートは14位。2周遅れながら17位でフィニッシュしたKy.ブッシュは、スプリント・カップ・シリーズのドライバーズランキング首位の座を守った。
また、1999年のカップ・シリーズチャンピオンであり、2007年より“トヨタ カムリ”をドライブしていた名ドライバーD.ジャレットが今レース限りの引退を表明。ファンからは暖かい声援が送られていた。次戦より、D.ジャレットが着けていた栄光のゼッケン「44」はチームメイトのD.ロイティマンが引き継ぐこととなる。
次戦第6戦は3月30日(日)米国東部ヴァージニア州マーティンスビルのマーティンスビル・スピードウェイで開催される。
ドライバー D.ハムリン:
「そのまま行けば、ライバル勢を最後まで抑えられるのは分かっていた。しかし、燃料系のトラブルに見舞われてしまった。我々はレースが延長された上でグリーン・ホワイト・チェッカー(残り2周での再スタート)を含めて最後まで走り切れるだけの燃料を計算していた。しかし、トラブルのためにその全てを使い切ることが出来なかった。我々は今シーズンなかなか幸運に恵まれない。今日の“トヨタ カムリ”は素晴らしい仕上がりだっただけに、本当に無念だ。我々は多くの周回で首位を走行し、その後も最後に首位でチェッカーを受けるために戦い続けた。そしてチェッカー直前に首位に立つことが出来たが、そのままフィニッシュすることだけは叶わなかった」
※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。
NASCAR NATIONWIDE SERIES
第5戦 Sharpie Mini 300
開催日:3月15日
降雨で短縮となったレースで“トヨタ カムリ”3位フィニッシュ
3月15日(土)ブリストル・モーター・スピードウェイでNASCARネイションワイド・シリーズ第5戦「Sharpie Mini 300」が開催された。
決勝レースを前に正午から予定されていた予選は降雨により中止。スターティンググリッドは前年のオーナーズポイントで決定され、D.ハムリンが最前列2番手、D.ロイティマンが5番手、J.リフラーが8番手、Ky.ブッシュ14番手、M.ウォレス17番手のグリッドで5台の“トヨタ カムリ”が決勝レースに臨んだ。
その後、ブリストル・モーター・スピードウェイは、再び雨に見舞われ、ネイションワイド・シリーズの決勝レースは予定よりも2時間ほど遅れ、午後4時半過ぎに開始された。
最前列2番手からスタートを切ったD.ハムリンは序盤37周に渡って首位を走行。その後もトップ3圏内で走行を続けていたが、70周目に右フロントタイヤのパンクに見舞われ、スケジュール外のピットインを強いられ3周遅れと、首位争いから脱落。しかも、直後に右リアタイヤのナットを閉め忘れたために再びピットイン。更に2周を失い、大きく後退を余儀なくされた。
一方、5番手からスタートを切ったD.ロイティマンは周回を重ねるごとに調子を上げ、上位争いを展開。中盤には3位までポジションを上げたが、更なるポジションアップを狙っていた164周目、降雨によりイエローコーションが出されると、まもなく雨は強くなり、レースは赤旗中断。その後、レースは171周の時点で終了することが正式に決定した。
この結果、D.ロイティマンは3位。8番手からスタートしたJ.リフラーが6位、17番手スタートのM.ウォレスが 10位と3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュとなった。
大きく遅れたD.ハムリンは再スタート後1度はトップグループをパスし、4周遅れまで戻したが、26位でフィニッシュ。14番手からスタートしたKy.ブッシュは序盤のクラッシュに巻き込まれ、僅か12周でレースを終えた。
次戦第6戦は3月22日(土)米国南部テネシー州レバノンのナッシュビル・スーパースピードウェイで開催される。
ドライバー D.ロイティマン:
「空模様がどう変わるかは誰にも分からない。もう少しグリーン下で走行出来る時間が 長かったら、ライバル勢に仕掛けることが出来たはずだ。降雨でレースが短縮されて終了となったことを考えれば、3位という結果は決して悪くない。チームクルーが私の“トヨタ カムリ”を本当に良い状態に調整してくれた。その調整によって、最後のロングランは絶好調だった。私のスポッター(コース全体を見てドライバーに状況を無線で伝えるスタッフ)から雨が降り始めたことを聞いた時にはフロントウィンドウに雨粒が付き始めていたが、それほどひどくはなかった。もう少し走れると思ったので前走車を捉えるべく全力を尽くしたが、結果的にはあまり変わりはなかっただろう。とはいえ、良いレースが戦えたと思う」
順位 |
予選 |
No. |
ドライバー名 |
車種 |
周回 |
1 |
4 |
2 |
C.ボウヤー | シボレー | 171 |
2 |
7 |
9 |
K.ケーン | ダッジ | 171 |
3 |
5 |
99 |
D.ロイティマン | トヨタ カムリ | 171 |
6 |
8 |
38 |
J.リフラー | トヨタ カムリ | 171 |
10 |
17 |
7 |
M.ウォレス | トヨタ カムリ | 171 |
26 |
2 |
20 |
D.ハムリン | トヨタ カムリ | 167 |
42 |
14 |
32 |
Ky.ブッシュ | トヨタ カムリ | 12 |
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
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マニュファクチャラーズポイント
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