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2008年4月15日 (火)

A1GP:チーム・コリア、来季からA1GPへ参戦

チーム・コリアA1GP調印式 (C)A1GP Media 拡大します

4月14日、A1GP第9戦が行われた上海で、4シーズン目となる2008/2009年A1GPに韓国チームが参戦することが発表された。

チームのオーナーJoshua Kim氏は、Omnibus Investment社やエンターテイメント関連のGood EMG社を率いる韓国の実業家である。「韓国には世界で5番目の規模を持つ自動車産業がある。韓国の人たちはスポーツが好きですが、モータースポーツについてはよく知りません。A1GPへの参加を決めたのもこのためです。A1GPを通じて韓国でのモータースポーツの人気が上がることになるでしょう。人々はスポーツを知っていますし、A1GPで学んでいくことになるでしょう」

上海で行われた調印式でA1GPのアジア地区CEOであるディビット・クレアは「A1GPは急速に力をつけています。韓国チームの参加はわれわれのアジアでの著しい発展の一例です。A1GPは当初からモータースポーツに新たな国を呼び込むことを約束してきました。韓国の参加はこのフィールドにおける我々の成功の証です。A1GPは公平なレースの場所であり、4年目のシーズンを前に現在新しいシャーシとエンジンの導入についてフェラーリとの提携を結んでいる。韓国は新たなシーズンを他のチームと対等な条件で参加することができる。A1GPへの参加は韓国のモータースポーツにとって大きな前身であり、トラックにおける成功はシリーズのためだけでなく韓国におけるモータースポーツの発展を後押しするものです」

韓国ではかつて国際F3選手権が行われたこともあり、2003年にはナレイン・カーティケヤンが優勝を飾っている。現在のA1GPドライバー、アダム・キャロル、ロビー・カーなどの他、ニコラス・ラピエールやネルソン・ピケJr.や、ファイルズ・ファウジーなども参加している。A1GPへの参加により、韓国のドライバーが国際的な舞台へと進出する機会を得ることになる。

いまのところ韓国チームののドライバーは決まっていないが、昨年ドイツF3選手権で2勝を挙げてランキング4位となったRecardo Bruins Choi(22歳)は有力候補と見られている。

A1GPは来季からフェラーリ製のシャーシとエンジンの使用が決まっている。ちなみに日本からは初年度のシーズン途中以来A1GPへの参加はない。

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