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2008年4月13日 (日)

GP2:吉本 大樹プレスリリース 第5戦ドバイ

決勝第2レース12th April, 2008

吉本大樹、13位で最終戦はポイント獲得ならず

1  @アンリミテッド

いよいよ初年度の最終戦を迎えたGP2アジアシリーズ。前日は予選5番手を獲得も決勝はスタートで出遅れ、その後再度追い上げを見せるという山あり谷ありの1日となった吉本大樹。それでもレースでのペースはトップとほぼ変わらないラップを刻み、決勝ベストラップでも5番手タイムをマーク。迎えた最終戦もレース1の追い上げが実り2列目4番グリッドスタートという好位置につけた吉本は、GP2アジア初年度最後の戦いに向け静かに集中力を高めていく。ところが迎えた注目のスタートは吉本にとって最悪のものとなってしまう。

2   @アンリミテッド

このレース2をクラッチトラブルでリタイヤしたチームメイトのL・フィリッピと同様に前日からクラッチの不調を抱えていた吉本大樹。その吉本はスタートの動き出し直後にエンジンがストールしかかってしまい、この間に数台のマシンに交わされてしまう。さらにレース4周目、今度は裏ストレートからヘアピンへの進入で突然ギアがニュートラルになり、そのまま他のギアが選択できない状態でマシンが失速。その後コースサイドに止まりかけたところで再度ギアが入ったため何とかレースには復帰したものの、吉本はこれで一気に最後尾までポジションを落とすこととなってしまった。

さらに、このトラブルで失った同一周回のマシンに対する10秒以上の遅れは6周目に入ったSCで取り戻したものの、今度はコックピット内の無線がはずれるトラブルも発生。「外れた無線は右肘辺りにあってそれが腕(肘)につっかえてしまっていたので、右腕は右コーナーでステアリングが切れない状態だった」という吉本大樹。しかも4周目のトラブル以降はギアシフトの際のショックが大きくダウンシフト時のマシンの挙動が不安定になる等、まさに満身創痍の状態。さらにレース終盤には後方からB・セナに追突されポジションを落とす等、その後も不運は治まらず。それでも最後まで諦めることなく走行を続けた吉本は、最終23周目にこの決勝レースで2番手のタイムとなるベストラップをマーク。結果は4番手スタートからの13位という不本意な結果に終わったものの、最後の最後で意地を見せGP2アジアシリーズ初年度の最終戦を締めくくった。

世界中の注目を集め開幕した新設GP2アジアシリーズ。唯一アジアに拠点を置くチームとして新規参戦を果たした「QI-Meritus Mahara」と共にこのシリーズを戦い抜いた吉本は、最終的に開幕2戦連続入賞を含む4度の入賞で計13ポイントを獲得、ドライバーズランキング9位でGP2アジアシリーズ初年度を終えた。

吉本大樹 のコメント

3 ずっとイメージではスタートで前に出ていたんですが、実際のスタートではまた失速してしまいました・・・。クラッチのフィーリングが悪くて・・・。大幅に遅れてしまったので一台づつパスしていくしかなかったのですが、4周目の裏ストレート先で急にギアがニュートラルになってそこから選択できなくなってしまいました。一旦コースサイドにマシンを止めようかと思った瞬間にまたギアが入りレースには復帰できましたが、ギアのショックが大きくなってしまってダウンシフトで不安定な状態でした。それに加えて固定されていた無線が外れてしまい右肘辺りでブラブラと動いていて、右コーナーでは肘に当ってハンドルを切れませんでした。何とか最後まで右コーナーは左腕だけでコーナーリングしていましたが、左手だけでコーナーリングしているうえブレーキングで不安定だったので体力的にも精神的にも少し疲れました。最後はセナにぶつけられてスピンしポジションを落としましたが、ポジションがポジションなのであまり怒ってはいませんよ。

最終戦で一発花火を上げたかったけど、上げることが出来なくて残念でした。でも、今期リスクを背負ってGP2アジアに参戦して良かったと思います。短いシリーズでしたが、チーム、パーソナルスポンサーの皆様、応援してくれた全員に感謝しています。ありがとうございました。
決勝第1レース11th April, 2008

シリーズ第9戦、吉本大樹は5位チェッカー

4 @アンリミテッド

午後に入り迎えたシリーズ第9戦(レース1)。今シーズンはクラッチに不調を抱えた前戦バーレーン(レース1)を除き常に素晴らしいスタートを決めてきた吉本大樹。しかしこの第9戦ではそのスタートで思わぬ出遅れを喫することになってしまう。

3列目5番グリッドからスタートを切った吉本であったが、すぐ前方3番グリッドで小林可夢偉がストールしたことに加えロングギアレシオを選択したこと、さらにはクラッチのフィーリングがいまいちだったこと等が重なり一気に集団に飲み込まれると、一時は13番手付近まで大きくポジションダウン。その後すぐさまポジションを取り戻していったものの、1周目のコントロールラインはスタートから4つポジションを落とした9番手で通過する。この思わぬポジションダウンから当初の予定を変更、レース序盤の4周目にピットへと向かった吉本大樹。その吉本はピット作業を終えると、2周目にピットインを済ませていたJ・ダンブロシオ(Dams)の後ろ14番手でコースに復帰する。

5  @アンリミテッド

その後はダンブロシオに対し約0.3秒の差を保ちオーバーテイクのチャンスを伺いつつ、J.ダンブロシオと共に前を行くマシンを次々にパス。さらに前方集団を上回るハイペースで周回を重ねると、これらのマシンがピットへと向かったレース中盤にはさらにポジションを取り戻し、その後レース終盤にかけて7番手にまで追い上げる。そして相手のミスがなければオーバーテイクの難しいコース上、レース序盤のピットアウト後から前を押さえられてきたダンブロシオを残り2周となった33周目の1コーナーでアウト側からオーバーテイク。さらにその前を行くM・ボナノミ(Piquet)も最終ラップで交わすなど、ラスト2周で立て続けにアグレッシブなオーバーテイクシーンを見せた吉本大樹。スタートでの出遅れが結果に響いたレースとはなったものの、最終的にはスタート位置と同じ5番手までポジションを取り戻しチェッカーフラッグを受けることとなった。

吉本大樹 のコメント

6 スタートが・・・。でもスタートであそこまで抜かれてよく5番手までリカバリーできたと思います。マシンはピーキーでかなり扱いにくい状態でしたが、早いピットストップだった事を考えればタイム的にも良かったです。トップ8まで戻ってからもプッシュし続けた事で5番手まで追い上げる事が出来ましたし、もっとレースが続いてくれればトップまで追いつく様な気もするくらい後半は良かったです。明日が最終戦。4番手スタートからどこまでいけるかが勝負。このまま終わる訳にはいきません。最後に華を咲かせます!

公式予選11th April, 2008

吉本大樹 予選5番手タイムをマーク

7  @アンリミテッド

朝行われたフリープラクティスでは前戦バーレーンラウンドのセットアップをもとにセッションへとのぞみ、「バーレーンのキャラクターとよく似た動きでアンダーがキツイ」とコメントを残すも、セッション開始早々にはタイミングモニター最上段に位置するタイムも刻んでいた吉本大樹。そしてそのフリープラクティスから50分のインターバルをおいて行われた公式予選。

吉本はフリープラクティスからセットアップを少し変更した状態で走り始め、まずは1セット目で1’41”819をマークし4番手につける。その後一旦ピットへと戻った吉本はコース上のトラフィックが増えてきたためピットで待機、2セット目のアタックのタイミングを待つことに。そしてセッションも残り12分となったところでコースへと出て行く。しかしこのアタックでは「少しプッシュしすぎてミスもあった」という吉本。1’41秒台にはのせてきたものの、1セット目でマークした自己ベストにはわずかに届かないタイムでポジションの更新はならず。最終的にこの予選セッションを5番手で終了した。

吉本大樹 のコメント

8 セットはフリープラクティスより良くなったけど、2セット目で少しプッシュしすぎてしまいタイムアップする事が出来ませんでした。でも(予選5番手は)ポジティブな結果に違いはありません。今日はすぐにレースが始まるのでセットや戦略等をしっかり練って、まずは表彰台獲得に向けて頑張ります。

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