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2008年4月29日 (火)

LMS:アウディジャパン・プレスリリース 第2戦モンザ

Audilogo アウディの若手ドライバー、欧州ルマンシリーズのリードを継続

Apr 28, 2008
【第2戦 :モンツァ】

●プレマ/ロッケンフェラー組がモンツァで総合2位を獲得
●物議を醸す衝突事故が優勝の機会を奪う
●カペロ/マクニッシュ組はアクシデントにも関わらずポイント圏内フィニッシュ

モンツァ(イタリア)で行われた1000kmレースで総合2位を獲得したことによって、マイク・ロッケンフェラー(24歳)とアレクサンドレ・プレマ(26歳)の二人は、欧州ルマンシリーズのドライバーズポイント ランキングのリードを継続しました。彼らは、激しく荒れた今回のレースが終了する間際に、物議を醸す衝突事故によって優勝のチャンスを奪われるまで、ほぼ優勝を手中にしていたのです。

燃料供給システムのセーフティ バルブからの漏れが発見された為、2号車のアウディR10 TDIはピットスタートを余儀なくされました。それにも関わらず安定して速いラップタイム、完璧なピット作業、そして優れた戦略によって、二人の若手ドライバーはレースのトップの位置までポジションを上昇させます。レース終盤になって、アウディR10 TDIのマイク・ロッケンフェラーとプジョーを駆るペドロ・ラミーの間で白熱のバトルが展開されました。ラミーはロッケンフェラーに、シケインをショートカットしてまで猛烈なアタックをしかけます。そしてその1周後、2回目のアタックの際にアウディの左フロントホイールに衝突してきたのです。レース終了の9周前にロッケンフェラーは、左フロントホイール交換の為に予定外のピットインを強いられ、優勝を逃しました。

この衝突事故は多くの物議を醸す結果となりました。なぜなら、事故が起こった時点ですでにペドロ・ラミーに対して、黄旗区間での追い越しに対するストップ&ゴーペナルティが掲示されていたのです。つまり、その時点でアウディは自動的に優勝を手中にしていたはずでした。

プレマ/ロッケンフェラー組にとって、欧州ルマンシリーズのドライバーズポイントのランキングトップを継続したことが、せめてもの救いとなります。2回連続の2位獲得によって、プジョーのマルク・ジェネ/ニコラス・ミナシアン組に2ポイント差のリードを保っています。

リナルド・カペロ/アラン・マクニッシュ組のもう1台のアウディR10 TDIは、レース序盤にカペロがハイスピードでのクラッシュに巻き込まれた時点で、モンツァでの優勝の機会を失ってしまいました。クラッシュによってマシンの右リアタイヤが切り裂かれてしまったのです。ガードレールに激しく打ちつけられるクラッシュにも関わらず、ラッキーなことにカペロのマシンがひっくり返ってしまうようなことはありせんでした。

そのおかげでカペロは怪我をすることはありませんでした。そして、またしてもアウディR10 TDIの堅牢性が証明されたのです。深刻なダメージを受けた車両は、アウディスポーツ チームヨーストによってわずか14分半で修復されました。総合42番手でレースに復帰したカペロ/マクニッシュ組は、総合5番手にまで順位を回復しましたが、レース終了数分前に起こったパンクが原因で最終的には6位でゴールしました。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】
Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)

今回のレースは本当にスリリングだった。予選時と同様、純粋にラップタイムにおいては我々は若干不利だったが、ピットクルーの迅速な作業、すばらしい戦略、そしてTDIエンジンの燃費の良さのおかげで、毎回プジョーとの差を埋めてきている。レース終了の10周前に優勝争いをする2台のマシンによる事故が起こるまで、トップを走っていた。あの事故が起こらなければ、我々は優勝も可能だった。ピットスタートであったにも関わらず、レース終了までにトップの位置に立てていたことを考えれば、すべてのパフォーマンスが良好であったことは明白だ。我々は、ライバル達にプレッシャーを与えることが出来ていたのだが、残念ながらレース終了間際に立場が逆転してしまったのだ。若手達がドライバーズポイント ランキングでトップを維持していることがせめてもの慰めだ。これは、高く評価出来る成績だ。1号車がレース序盤でアクシデントに巻き込まれ、ピットで多くの時間を費やしてしまったことは、非常に残念だ。しかし、レースへの復帰を果たし、6位の成績を収めることが出来た。これもまた、すばらしい快挙だったと思う。

アレクサンドレ・プレマ (アウディR10 TDI #2)
とてもスリリングなレースだった。フォーメーションラップ中に起きたトラブルの後、ロッキーは最初の2スティントで素晴らしい走りを見せてくれた。僕もまた激しくプッシュしてプジョーのすぐ後ろにまで追いついていた。勝てるはずのレースだった。残念ながら、レースが終わる直前にプジョーと接触事故が起こってしまったが、あの事故は(僕の考えでは)僕らの優勝の機会を奪う、アンフェアなものだった。それでも、2位でゴールすることが出来たのだから悪くはない結果だし、ドライバーズポイント ランキングではトップを維持していることが救いだ。素晴らしい働きをしてくれたDr.ウルリッヒ、ラルフ・ユットナー、そしてアウディスポーツ チームヨーストの関係者全員に感謝したい。僕はもう、次のスパに気持ちが移っている。

マイク・ロッケンフェラー (アウディR10 TDI #2)
今回、優勝のチャンスがあったのに、残念なことに無線交信ではちょっとした誤解が生じた。僕は、プジョーはシケインでのショートカットが原因でストップ&ゴーペナルティを受けると聞いていたが、彼が僕に追い越させたのでペナルティは受けないと思った。もちろん僕は、彼がまったく別なことでストップ&ゴーペナルティの対象になっているとは知らなかった。そして次の周のメインストレートエンドで、彼は再び僕のアウト側の位置からコーナーにアプローチしてきて、僕は再びイン側に位置していた。そこで彼は、単純にイン側に入ってきて、僕のホイールに衝突してきたんだ。僕は修復のためにピットインを余儀なくされ優勝のチャンスを失った。僕らの初めての優勝がかかっていただけにとても残念だ。僕らはチャンピオンシップのリードを保ってはいるが、あのときの彼の動きが正しかったとは思っていない。僕らはリードを守るために、次のレースでも優勝に向けて努力する。

ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト、テクニカルディレクター)
アウディとプジョーは、またもやレース序盤でそれぞれのマシンを大破させてしまった。カペロのアクシデントの後の修復に、我々は事実上最初からマシンを創り上げる程の作業を余技なくされたが、我々はわずか14分半で作業を終えたのだ。しかも、そのマシンが最終的に6位でゴール出来たのだから素晴らしい作業だったと言えるだろう。若干遅いはずの2号車のパフォーマンスも、素晴らしかった。チームは、アレックス(プレマ)とロッキーをプジョーに肉薄させ、ついにはトップに踊り出させたのだから。どちらのマシンも素晴らしいレースを展開していた。2番手を走っていたプジョーにストップ&ゴーペナルティが掲示された時、我々は優勝を手中にしたと確信した。ペドロ(ラミー)がロッキーに対して行った行為は、正しいものではなかった。その行為により我々は優勝を逃すことになり、残念だ。

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