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2008年4月29日 (火)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第9戦タラデガ

平成20年4月28日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第9戦 Aaron's 499

開催日:4月27日

“トヨタ カムリ”超高速オーバルを制し今季3勝目 

08nascar11_1 超満員の大観衆が見守る中“トヨタ カムリ”のカイル・ブッシュがトップでチェッカーを受けた 

 NASCARスプリント・カップ・シリーズ第9戦「Aaron's 499」が4月27日(日)米国南東部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで開催された。
 タラデガ・スーパースピードウェイは1周2.66マイル(約4.3km)と、NASCARが開催されるオーバルコースの中で最長を誇るトライ(おむすび型)オーバル。吸気制限プレートの取り付けが義務づけられるため、馬力が制限されながらも、平均時速300km/hを越える超高速でのバトルが全周に渡って繰り広げられる。33度というハイバンクでコース幅も広く、空気抵抗を低減するためにドラフティング(数台が連なり、空気抵抗を減らすテクニック)が重要となる。

 26日(土)正午から行われた予選では、トニー・スチュワートが最前列2番手の好グリッドを獲得。今大会から久しぶりに“トヨタ カムリ”のコックピットへと復帰したA.J.アルメンディンガーが4番手、カイル・ブッシュが5番手、デニー・ハムリンが7番手、ブライアン・ヴィッカーズが8番手と、5台が予選トップ10内に入り、8台の“トヨタ カムリ”が決勝へと駒を進めた。

 27日(日)午後2時20分過ぎに2.66マイルオーバルを188周(500マイル:約800km)で競われる決勝レースがスタート。スタートと同時に最前列2番手グリッドのスチュワートが首位に立つと、これにKy.ブッシュ、ハムリンが続き、序盤から“トヨタ カムリ”が1-2-3体制となった。
 19周目に最初のイエローコーションとなり、全車ピットイン。そこからの再スタートでも、スチュワートがトップ、これにKy.ブッシュが続いた。
 激しく順位を入れ替えながらの、サイド・バイ・サイド、テール・トゥ・ノーズでの超高速接近戦が展開されたが、前半戦はイエローコーションの出ない展開となり、各車グリーン下でのピットインを強いられることとなった。このグリーンピットで、上位争いを繰り広げていたKy.ブッシュは痛恨のミス。周回遅れの35位まで後退してしまった。
 しかし、その後も“トヨタ カムリ”の強さは変わらず、スチュワートとハムリンが首位争いを繰り広げた。そして118周目、この日2度目のイエローコーションが出されると、周回遅れ最上位の30位を走行していたKy.ブッシュは“ラッキー・ドッグ”でトップと同一周回に復帰。 121周目に再スタートが切られると、Ky.ブッシュは猛チャージをかけ、ポジションを回復していった。
 一方、首位を走行していたスチュワートは、143周目、突然タイヤのパンクに見舞われ、ピットイン。大きくポジションを落としてしまった。
 Ky.ブッシュは順調にポジションアップ。154周目にはトップ10グループに加わり、激しいドラフティングバトルの中で、残り15周となった173周目にはついに首位に浮上。
 その直後に、多重クラッシュが発生。これに上位復帰を目指し走行していたスチュワートが巻き込まれ、この日最多の61周リードラップを獲得していたスチュワートは戦線離脱を余儀なくされてしまった。
 180周目、この日7度目のイエローコーションからの再スタートでは、スーパースピードウェイを得意とするマイケル・ウォルトリップが首位に立つが、まもなくKy.ブッシュがこれをパス。最後まで、息をもつかせぬ接近戦が繰り広げられたが、ファイナルラップに後方で多重クラッシュが発生。イエローコーションのままチェッカーフラッグとなり、Ky.ブッシュは今季2勝目を挙げた。
 3位にハムリン、5位にこの日常に上位を争い、リードラップも獲得したブライアン・ヴィッカーズが入り、“トヨタ カムリ”はトップ5に3台が入る活躍を見せた。
 Ky.ブッシュのドライバーズランキング2位は変わらないものの、首位ジェフ・バートン(シボレー)との差を22ポイントまで詰めることとなり、マニュファクチャラーズランキングでも、トヨタは2位に浮上した。

 次戦第10戦は5月3日(土)米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催される。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日の我々の“トヨタ カムリ”は驚くべき速さだった。最後の再スタート後は、最初にジェフ・ゴードン(シボレー)、そしてファン・モントーヤ(ダッジ)という非常に速いドライバーが後方につき、共に走ったことで好ペースでレースを戦うことが出来た。もちろん彼らも私をパスしようと攻めてきたが、私はそれを阻止し続けた。我々の“トヨタ カムリ”は勝利を挙げるに十分なパワーを持っていた。トヨタや、チームのスタッフ全員に、どれだけ感謝してもし足りないほどだ。タラデガで応援してくれたファンにも本当に感謝している。ここタラデガではこれまでいつもクラッシュやアクシデントに見舞われてきており、初勝利を挙げるまでは、本当に長かった。それだけに今日の結果は本当に嬉しい」 

※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第10戦 Aaron's 312


開催日:4月26日

“トヨタ カムリ”ネイションワイド・シリーズ4連勝
トニー・スチュワートがシリーズ3勝目


08nascar11_2 開幕2戦に続く3勝目を挙げたトニー・スチュワート(#20)とデニー・ハムリン(#32) 

 4月26日(土)タラデガ・スーパースピードウェイでNASCARネイションワイド・シリーズ第10戦「Aaron's 312」が開催された。同シリーズでは、前戦メキシコまでにカイル・ブッシュが3連勝を果たしており、史上2人目のシリーズ4連勝なるか注目が集まった。

 25日(金)午後4時から予選が行われ、トニー・スチュワートが同シリーズ今季2度目となるポールポジションを獲得。3番手にジェイソン・リフラー、8番手にKy.ブッシュ、10番手にデニー・ハムリンが入り、6台が決勝に進出した“トヨタ カムリ”のうち、4台がトップ10スタートとなった。

 26日(土)午後3時20分に2.66マイルのスーパースピードウェイを117周(311マイル:約500km)で競われる決勝レースがスタートした。
 ポールポジションからスタートを切ったトニー・スチュワートは、“タラデガ・マスター”デイル・アーンハート・Jr.(シボレー)と激しい首位争いを展開。
 レースは71周目に激しい多重クラッシュが発生。これに、3位走行中のデビッド・ロイティマン、Ky.ブッシュらが巻き込まれ、大きなダメージを負ってしまった。
 このクラッシュの影響で、レースは25分余りに渡って赤旗中断となった。
 赤旗中断からの再スタート後も、スチュワートとアーンハート・Jr.の首位争いは続き、 115周目、残り2周の“グリーン・ホワイト・チェッカー”で勝負が決されることとなった。ファイナルラップ、一瞬アーンハート・Jr.が前に出るが、サイド・バイ・サイドから再び首位を奪い返したスチュワートがトップでチェッカー。開幕2戦に続く今季3勝目、スチュワート自身にとってもキャリア初となる、念願のタラデガでの勝利を挙げた。“トヨタ カムリ”はこれでシリーズ4連勝、シーズン6勝目。
 3番手スタートから常に上位を争い、スチュワートの後方でドラフティングを助けたリフラーが4位、目前で起こった71周目のクラッシュをかろうじて避け、直後のピットインで修復、後半戦トップ10圏内で戦ったマイク・ウォレスが10位でフィニッシュ。クラッシュの後修復し、ダメージを負いながらもレースに戻ったKy.ブッシュは16位、ロイティマンが20位でチェッカーを受けた。

 次戦第11戦は5月2日(金)リッチモンド・インターナショナル・レースウェイでスプリント・カップ・シリーズとの併催で行われる。

ドライバー トニー・スチュワート:
「やっとタラデガで勝つことが出来た。今夜は眠れないだろう。今の興奮している気持ちをどのような言葉で表せば良いのかわからない。なぜなら、この勝利は単なるネイションワイド・シリーズでの1勝とは違うからだ。私にとっては、非常に大きな勝利だ」 

第10戦 Aaron's 312 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 20 トニー・スチュワート トヨタ カムリ 117
2 24 64 デビッド・ストレム シボレー 117
3 36 25 ボビー・ハミルトン・Jr. フォード 117
4 3 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 117
10 20 7 マイク・ウォレス トヨタ カムリ 117
16 8 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 114
20 27 99 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 105
37 10 32 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 47

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 クリント・ボウヤー シボレー 1427
2 カール・エドワーズ フォード 1400
3 カイル・ブッシュ トヨタ 1388
4 デイビッド・ロイティマン トヨタ 1298
8 ジェイソン・リフラー トヨタ 1227
9 マイク・ウォレス トヨタ 1173
20 トニー・スチュワート トヨタ 806
30 デニー・ハムリン トヨタ 605
35 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 472
66 ジェイムス・ビュッシャー トヨタ 109
71 マイケル・マクドウェル トヨタ 82
82 ミシェル・ジョルダインJr. トヨタ 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 68
2 シボレー 64
3 フォード 52
4 ダッジ 36

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第5戦 O'Reilly Auto Parts 250


開催日:4月26日

“トヨタ タンドラ”4-5位フィニッシュ

08nascar11_3 バトルを繰り広げるジョニー・ベンソン(#23)、テリー・クック(#60)、
スコット・スピード(#22)の“トヨタ タンドラ” 

 NASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第5戦「O'Reilly Auto Parts 250」が、4月26日(土)に米国中部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで開催された。
 ほぼ一月のインターバルを経ての開催となったクラフツマン・トラック・シリーズは、同じ週末、タラデガで行われているネイションワイド・シリーズ、スプリント・カップ・シリーズとは別に、カンザス・スピードウェイでの単独開催で行われた。

 25日(金)に2度の公式練習が行われ、26日(土)午後12時40分から予選が開始された。予選では、今季初めて“トヨタ タンドラ”を駆るルーキー マーク・ミッチェルが5番手。元F1ドライバーであり、前日同じカンザス・スピードウェイで行われた下位カテゴリーであるARCA Re-Maxシリーズ戦で“トヨタ カムリ”を駆って勝利を挙げたスコット・スピードが8番手。テリー・クックが9番手、トッド・ボダインが10番手と4台の“トヨタ タンドラ”が予選トップ10グリッドを確保。10台の“トヨタ タンドラ”が決勝へ臨んだ。

 午後4時30分、1.5マイルオーバルを167周(250マイル:約375km)で競われる決勝レースがスタート。“トヨタ タンドラ”最上位スタートのミッチェルは5番手グリッドから上位グループに付け、中盤には3位まで浮上した。しかし、72周目にクラッシュ。無念のリタイアとなった。
 かわって、“トヨタ タンドラ”勢を引っ張ったのはトッド・ボダイン。10番手スタートから、終盤には2位に浮上し、首位を独走するロン・ホーナディ(シボレー)を追った。しかし、残り10周余りとなった156周目、周回遅れをパスしようとして接触。スピン。壁に接触し大きなダメージを負い、そのまま戦線離脱となった。
 “トヨタ タンドラ”最上位でフィニッシュしたのは、25番手スタートから見事なポジションアップを果たし、4位でチェッカーを受けたジョニー・ベンソン。これにやはり18番手スタートから追い上げたチームメイトのマイク・スキナーが5位で続いた。
 一方、注目のスピードは、8番手スタートから序盤トップ10圏内で走行していたが、NASCAR特有のルールに苦しみ、2度のペナルティを受け後退。しかし、終盤再び追い上げ、8位フィニッシュを果たした。

 次戦第6戦は5月16日(金)米国東南部ノースカロライナ州シャーロットのロウズ・モーター・スピードウェイでスプリント・オールスターレースとの併催で行われる。

ドライバー ジョニー・ベンソン:
「今日のトップ2台は本当に速かったので、4位フィニッシュという結果には満足している。我々の“トヨタ タンドラ”は本当に素晴らしい仕上がりだった。次のレースを戦うのが楽しみだ」 

第5戦 O'Reilly Auto Parts 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 33 ロン・ホーナディ シボレー 167
2 3 2 ジャック・スプレイグ シボレー 167
3 6 6 コリン・ブラウン フォード 167
4 25 23 ジョニー・ベンソン トヨタ タンドラ 167
5 18 5 マイク・スキナー トヨタ タンドラ 167
8 8 22 スコット・スピード トヨタ タンドラ 167
10 30 59 テッド・マスグレイブ トヨタ タンドラ 167
11 17 9 ジャスティン・マークス トヨタ タンドラ 167
18 16 51 シェイン・ジーグ トヨタ タンドラ 167
19 9 60 テリー・クック トヨタ タンドラ 167
23 10 30 トッド・ボダイン トヨタ タンドラ 156
27 14 11 デビッド・スター トヨタ タンドラ 114
31 5 15 マーク・ミッチェル トヨタ タンドラ 72

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ロン・ホーナディ シボレー 775
2 リック・クロフォード フォード 714
3 トッド・ボダイン トヨタ 704
5 ジョニー・ベンソン トヨタ 666
6 カイル・ブッシュ トヨタ 645
10 テッド・マスグレイブ トヨタ 627
11 マイク・スキナー トヨタ 624
12 デビッド・スター トヨタ 621
14 テリー・クック トヨタ 605
17 ジャスティン・マークス トヨタ 560
20 フィリップ・マギルトン トヨタ 491
40 クリシー・ウォレス トヨタ 109
42 デニー・ハムリン トヨタ 105
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 34
2 シボレー 30
3 フォード 24
4 ダッジ 22

※結果及びポイントは暫定 

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