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2008年5月12日 (月)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第11戦ダーリントン

平成20年5月11日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第11戦 Darlington 500

開催日:5月10日

“トヨタ カムリ”スプリント・カップ・シリーズ4勝目!
カイル・ブッシュが完勝で今季3勝目
 

08nascar13_1 “トヨタ カムリ”のカイル・ブッシュが今季3勝目を挙げた 

 NASCARスプリント・カップ・シリーズ第11戦「Darlington 500」が5月10日(土)サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイで開催された。
 1950年に初めてのNASCARレースが開催され、以来長い歴史と伝統を誇るサウスカロライナの1.366マイル(約2.2km)卵形オーバルは、攻略が難しいことで知られている。

 “トヨタ カムリ”勢は公式練習から好調ぶりを見せ、4セッション中3セッションでトップを奪った。9日(土)午後5時から行われた予選では、トニー・スチュワートが4番手、カイル・ブッシュが6番手に入り、エントリーした10台の“トヨタ カムリ”全車が予選を通過、決勝進出を果たした。

 10日(日)午後7時38分に367周(501マイル:約807km)の決勝レースがスタート。4番手スタートのスチュワートだったが、2周目にコントロールを失った他車と接触。ピットで修復し、レースは続行したものの、42位まで後退を余儀なくされてしまった。
 一方、6番手スタートのKy.ブッシュは、上位争いを展開し、17周目に首位に浮上。イエローコーションが少なく、グリーン下でのピットインを繰り返す展開の中で、Ky.ブッシュはブレーキやハンドリングに問題を抱えながらも、グレッグ・ビッフル(フォード)と激しい首位争いを繰り広げた。
 Ky.ブッシュは139周目、この日3度目のイエローコーションでピットインした際、ホイールナットがはずれるトラブルに見舞われ、再びピットイン。23位までポジションを落としてしまった。
 しかし、そこから再び追い上げを開始したKy.ブッシュは、ピットイン毎に調整を繰り返しながらも、173周目にはトップ10圏内に復帰。270周目には再び首位に返り咲いた。
 Ky.ブッシュはその後、後続を大きく引き離し、最後は2位に3秒以上の大差を付け、トップでチェッカー。今季スプリント・カップ・シリーズ3勝目を挙げた。
 これまで、ダーリントンのレースでは僅か1周のみのリードラップ獲得に終わっていたKy.ブッシュであったが、今レースでは最多の169周に渡って首位を奪っての自身初勝利。23歳での勝利は、ダーリントン・レースウェイにおけるスプリント・カップ・シリーズでの最年少記録更新となった。
 一方、21番手スタートから徐々にポジションを上げていったデニー・ハムリンは、中盤には首位争いを展開。301周目に他車と接触し、スピンを喫したものの、7位でフィニッシュ。 13番手スタートのデイブ・ブレイニーが、自身今季最高位となる9位に入り、“トヨタ カムリ”は3台がトップ10フィニッシュを果たした。
 “トヨタ カムリ”はスチュワートが勝利を挙げた前日のネイションワイド・シリーズ戦に続き、伝統のダーリントン戦で2戦共に制することとなった。また、スプリント・カップ・シリーズでも、暫定マニュファクチャラーズランキングで首位に立った。

 次週は5月17日(土)に米国東部ノースカロライナ州コンコードのロウズ・モーター・スピードウェイでオールスター戦が開催され、シリーズ第12戦は同じロウズ・モーター・スピードウェイで5月25日(日)に行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「とても素晴らしい結果だ。今夜のレースは、ダーリントンが最も厳しいコースの一つであることを示した。これまでもそうだったし、これからもそうだろう。舗装が新しくなったとはいえ、このコースは難しかった。チームスタッフにはいくら感謝してもし足りない。今週末は常に調整や整備作業を行っている状態だったし、何度か壁への接触も喫したが、彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。我々にとって素晴らしい勝利となった」 

※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第12戦 Diamond Hill Plywood 200


開催日:5月9日

“トヨタ カムリ”シリーズ6連勝!
トニー・スチュワートが今季4勝目を挙げる


08nascar13_2 今季4勝目を挙げたトニー・スチュワートが喜びのウィニングラン 

 5月9日(金)ダーリントン・レースウェイでNASCARネイションワイド・シリーズ第12戦「Diamond Hill Plywood 200」が開催された。
 伝統のダーリントン・レースウェイは、今季舗装が改められ、今大会は新舗装となって初めてのレースとなる。ネイションワイド・シリーズのダーリントン戦では、デニー・ハムリンが過去2年に渡ってポール・トゥ・ウィンでレースを制している。

 公式練習では、ダーリントンを得意とするデニー・ハムリンが第2セッション、第3セッションでトップタイムをマークし、ポールポジション獲得が期待された。
 しかし、9日(土)午後3時から行われた予選で、最後から2番目にコースインしたデニー・ハムリンは、アタックラップ1周目のターン1でに壁に激しくクラッシュ。僅か3時間後に迫った決勝レースへの進出は諦めざるを得なくなってしまった。
 この予選で、“トヨタ カムリ”勢はトニー・スチュワートが3番手、カイル・ブッシュが5番手と好調。今季初めて“トヨタ カムリ”でネイションワイド・シリーズに参戦するトッド・ボダインを含め、6台が決勝進出を決めた。

 午後7時48分に1.366マイルを147周(200マイル:約320km)で競われる決勝レースがスタート。3番手スタートのスチュワートは順当に上位を争い、14周目に首位を奪取。Ky.ブッシュも続き、31周目には“トヨタ カムリ”の1-2体制となった。
 その後もレースを支配したスチュワートとKy.ブッシュであったが、90周目にこの日4度目のイエローコーションとなり、全車がピットインした際、ピットアウト時に混乱があり、スチュワートとKy.ブッシュはポジションダウン。9位、11位での再スタートとなった。
 しかし、追い上げを図っていたKy.ブッシュは102周目に単独スピン。クラッシュを喫し、リタイアとなってしまった。
 一方でスチュワートは122周目に再び首位を奪還。後方を引き離しながら、ベテランのマーク・マーティン(シボレー)との一騎打ちでの首位争いを繰り広げた。
 チェッカー目前の143周目、イエローコーションからの再スタートが切られた直後に、2位走行中のマーティンがスピン。加速中の後方勢が次々に突っ込み、多重クラッシュが発生。このクラッシュに11位走行中のマイク・ウォレスが巻き込まれ、無念のリタイアとなった。
 15分あまりの赤旗中断を経て、レースは2周延長、147周目に“グリーン・ホワイト・チェッカー”で勝負が決されることとなった。トップのスチュワートは再スタートも見事に決めると、後続を引き離し、見事今季シリーズ4勝目を挙げた。“トヨタ カムリ”はこれでシリーズ6連勝。今季12戦中8勝という強さを見せている。
 一方、後方では、それぞれ15番手と21番手グリッドからポジションを上げてきたボダインとデビッド・ロイティマンが激しく3位を争い、ほぼ横に並んだままチェッカー。1000分の4秒という僅差でロイティマンがこの接戦を制して3位、ボダインは4位となった。19番手スタートのジェイソン・リフラーが9位に入り、“トヨタ カムリ”は完走した4台全てがトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第13戦は5月24日(土)ロウズ・モーター・スピードウェイでスプリント・カップ・シリーズとの併催で行われる。

ドライバー トニー・スチュワート:
「この勝利は本当に素晴らしい“トヨタ カムリ”を用意してくれたチームによるものだ。チーム、スポンサー、そしてトヨタの全てのスタッフに本当に感謝したい。私にとっては、2週間前のタラデガに続き、これまで勝っていなかったコースでの初勝利となった。今シーズンの開始前には、私には勝ったことのないコースが4つあった。カリフォルニア、ラスベガス、タラデガとここダーリントンだ。チームのおかげで、今年既にその4コースのうちの3コースで勝つことが出来た。長い歴史を持つここダーリントン、それも再舗装したばかりのコースでの初めての勝利者になれたことはとても言葉では言い表せない」 

第12戦 Diamond Hill Plywood 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 20 トニー・スチュワート トヨタ カムリ 149
2 2 2 クリント・ボウヤー シボレー 149
3 21 99 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 149
4 15 03 トッド・ボダイン トヨタ カムリ 149
9 19 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 149
25 24 7 マイク・ウォレス トヨタ カムリ 144
31 5 32 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 101

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 クリント・ボウヤー シボレー 1740
2 カイル・ブッシュ トヨタ 1628
3 カール・エドワーズ フォード 1590
4 デビッド・ロイティマン トヨタ 1572
8 ジェイソン・リフラー トヨタ 1476
9 マイク・ウォレス トヨタ 1391
19 トニー・スチュワート トヨタ 1001
26 デニー・ハムリン トヨタ 795
43 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 472
72 ジェイムス・ビュッシャー トヨタ 109
78 マイケル・マクドウェル トヨタ 82
89 ミシェル・ジョルダインJr. トヨタ 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 86
2 シボレー 76
3 フォード 59
4 ダッジ 43

※結果及びポイントは暫定 

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