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2008年6月16日 (月)

LM24:アウディジャパン・プレスリリース "アウディが再びルマン24時間耐久レースを制し、2度目のハットトリックを達成"

Audilogo アウディが再びルマン24時間耐久レースを制し、2度目のハットトリックを達成
Jun 16, 2008

Audi_motorsport0806151624 •カペロ/クリステンセン/マクニッシュ組が波乱に満ちたレースを制する
•アウディR10 TDI、伝統ある24時間レースでの無敗を継続
•アウディは過去10回の参戦中8度目の勝利

アウディR10TDI、ルマン24時間レースでも不敗記録を更新:
3度目の勝負に臨んだディーゼルスポーツカーが、またしてもフランスの伝統ある耐久レースを制しました。76回目となるレースは波乱に満ちたものでしたが、またもや、ディンド(リナルド)・カペロ(イタリア)/トム・クリステンセン(デンマーク)/アラン・マクニッシュ(スコットランド)組のアウディR10 TDI 2号車が優勝を飾りました。

開催前から白熱が予想されていたアウディとプジョーの対決は期待を裏切らず、258,500人という記録的な大観衆の目前でディーゼルスポーツカーによるスリリングな戦いを繰り広げ、ついにアウディが4分31秒差で優勝しました。

Audi_motorsport0806151628 スタートからフィニッシュまで、優勝したアウディR10 TDIとプジョー908の間に1ラップ以上の差が開くことはありませんでした。しかし、まず最初にペースを作ったプジョーよりも、アウディR10TDIの信頼性と効率性が夜間になり、勝ってきました。そして雨が降り出した後、カペロ、クリステンセン、マクニッシュの3人は5時17分にリードを奪い、15時のフィニッシュまで死守したのです。

雨でびしょ濡れになった路面でもドライバーは卓越したアウディTDIパワーの恩恵に与り、1ラップ差でレースをリード。また、アウディスポーツ チームヨーストの、ドライ路面にもウエット路面にも対応できる素晴らしいセットアップのおかげもあり、優位に立つことができました。雨が降り出し、ライバルが雨用のセットアップに替えなければならなった際、アウディはタイヤを交換するだけで済んだのです。

タイヤ交換は、しかし、レース後半の天気の変化に合わせて頻繁に行われました。スリックタイヤ、インターミディエイト、そしてレインタイヤを、正しいタイミングで一番適応するものを選んで装着することが、何よりも重要でした。

アウディスポーツ チームヨーストとドライバーは豊富な経験を十分に活かし、完璧なレースを成し遂げました。唯一冷やりとした場面はトム・クリステンセンを巻き込んだトップのクルマと周回遅れの車両の間での衝突でしたが、そこでもアウディR10TDIは真の強さを見せつけることになりました。24時間もの間アウディは、テクニカル面でごく僅かな問題も無いまま、ミス無く走りきったのです。

Audi_motorsport0806151630 合計ルマン14勝! ジャッキー・イクス&トム・クリステンセン

スコットランド人アラン・マクニッシュは、1998年の初レースでの勝利に続き、ルマンでの2度目の勝利を手にしました。アウディチームの一員としては初めての勝利です。デンマーク出身のトム・クリステンセンはルマンでの自らの最多勝記録を更新し、通算8勝目を挙げました。イタリア人リナルド・カペロにとっては2003年と2004年に引き続き、3度目の勝利となりました。

アウディスポーツ チームヨーストは、3度目の輝かしい勝利をアウディR10 TDIとともに手にすることになりました。1つのチームがルマンで3年連続の勝利を手にする、これは2000年、2001年、そして2002年の後、アウディによる2度目となるハットトリックということになります。ルマンの優勝トロフィーは通常12ヶ月ごとに新たな勝者へ渡りますが、つまりアウディAGが永きにわたり所有するということです。

他のアウディR10TDIの2台は4位と6位でレースを終えています。若いルーカス・ルール、アレクサンドレ・プレマ、マイク・ロッケンフェラー組はフィニッシュ直前まで3位につけてポディウム獲得を争っていましたが、最後の2時間を迎えたところでV12TDIエンジンのオイルフィルターの交換をしなくてはなりませんでした。

フランク・ビエラ、エマニュエル・ピロ、マルコ・ヴェルナー組も不運に見舞われました。2006年と2007年の勝者トリオは日曜の朝、より良い結果へのチャンスを全て失ってしまいました。スピン後の2速ギアでの発進により、クラッチ交換を余儀なくされてしまったのです。

アウディは、ルマン24時間レースにおいて現在までの参加10戦中8度目の勝利を手にしました。2000年以来、アウディのテクノロジーはルマンにおいて勝利し続けています。「これは、ドライバーとチーム、そしてアウディTDIテクノロジーの勝利だ。信頼性の勝利といえるだろう」と語るのは、ピットガレージに個人的に観戦に来ていたアウディAGの取締役会会長、ルパート・シュタートラーです。「今回のレースは、私が覚えているルマンレースの中でも、最も緊迫したレースだった。今回は、とてつもなく速いクルマを擁した手強いライバルがいた。しかし何度も言わせていただくが、とにかくルマンでは信頼性と効率性がものを言う。私はこのチームを誇りに思う。そして、全てのアウディ従業員とカスタマーにとっても誇れることだと思う。」

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
2008年のルマン24時間レースは、比類なきレースとして歴史に残るだろう。24時間、緊迫し続けたレースだった。優勝候補の本命ではなかったにも関わらず手にできたこの勝利は、卓越した、そしてミスのないパフォーマンスの成果だと思う。我々はそれを手強いライバルから勝ち得た。観客にとってもこれ以上素晴らしいレースは想像できないと思う。アウディはまたしても、アウディのスローガン「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」が真実であることを証明してみせた。

リナルド・カペロ (アウディR10 TDI #2)
素晴らしいレース、完璧なレースだった。本当にハッピーだし、チームの一員であることを誇りに思う。速いプジョーを倒すにはミスのないレースをすることが唯一僕達にできることだった。チームは素晴らしい仕事をした。僕達のアウディには些細なトラブルも無かった。ピットでも一秒も無駄にしなかった。こうして、僕達はプジョーを倒すことができた。アウディは素晴らしいスタッフに恵まれていて、たとえ最速のクルマでなくともレースに勝てる。それを証明してみせた。

トム・クリステンセン (アウディR10 TDI #2)
ワオ!なんというレースだったんだ。今回はアラン(マクニッシュ)、ディンド(カペロ)、そして僕の、去年に続くチームだ。僕達はレースごとにますます良くなっていたし、自信もついてきた。一緒には勝てない、「黄信号の」クルマでは勝てない、などと言われてきたことはすべて過去のものだ。アウディのおかげだ!彼らは僕達を信頼してくれている。24時間もの間ハードにプッシュできるクルマを用意してくれたおかげで、手強い相手、プジョーに勝つことができた。エンジニアのホーデン(ヘインズ)、ラルフ・ユットナーとDr.ヴォルフガング・ウルリッヒも含め全てのバックにいるスタッフのおかげで、完璧なレースを成し遂げることができた。クレイジーなにわか雨の中でも、正しいタイミングに正しいタイヤの選択をしてくれた。アラン(マクニッシュ)はとうとうルマンをアウディで勝利することができた。ディンド(カペロ)は素晴らしいイタリア紳士だし、とても速い。これからも3人一緒にルマンでレースができたらいいと思っている。

アラン・マクニッシュ (アウディR10 TDI #2)
とうとうアウディでルマン24時間レースを制することができて、大いに喜んでいる。過去には何度もチャンスがあったが、今回、スタートからフィニッシュまで激しいライバルとの争いがあり、路面状況は難しく、天候も予測不能なものだったにも関わらず、ついに成し遂げることができた。アウディスポーツ チームヨーストの全てのスタッフに感謝している。スタートではリスクを避け、プジョーの後を追うことで良しとしていた。しかし彼らはすぐに刻々と変わる状況への対応に苦労し始めた。路面は雨で滑りやすく油断ならない状況になり、まるで氷の上を走っているかのようだった。クルマの足回りは信頼のおけるものだったが、そういった状況で3時間以上も走るためには100%の集中力が必要だった。なにしろ、もし少しでもミスをしたらコースを外れるどころか、即クラッシュしてリタイヤとなる状況だったからだ。

ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト テクニカルディレクター)
本当にクレイジーなレースだった。我々は優勝候補の本命ではなかった。でも我々は勝てると信じていたし、明確な理由はなかったが良い予感があった。最初は、予想していた通りプジョーが速かった。しかしライバルは小悪魔(トラブル)と戦わなくてはならなくなり、我々はその隙に近づくことができた。全てがプジョーにとって上手く運んで、我々が少しずつ引き離された場面もあったが、そこであの天候の混乱が訪れた。素早い決断に迫られた。どのタイヤでいくのか?どのタイヤがあるのか?そして全てが我々に味方した。ドライバーやスタッフは、時にはピットストップの数秒前にタイヤの変更を知らされることもあったが、クルーにミスは無く、戦略は当たり、ドライバーも一つもミスをしなかった。これは24時間レースとしては信じられないほど珍しいことだ。だから、このレースは私の記憶の中の特別な場所を占めることになるだろう。

※レース結果は省略させて頂きました

写真(C)AUDI AG.

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