EF3:トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・レポート 第5戦ザンドフールト
2008年7月14日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【7月14日号】
平手晃平がフォーミュラ・ニッポン第5戦第2レースで初勝利!
F3ユーロシリーズ第5大会オランダ第2レースで大嶋和也が8位
ザントフールト第2レースで13番手スタートから追い上げ
8位フィニッシュを果たした大嶋和也
F3ユーロシリーズ
F3ユーロシリーズの第5大会が7月11日(金)から13日(日)にかけてオランダのサーキット・パーク・ザントフールトで開催された。今季の同シリーズには、TDPドライバーの大嶋和也(マノー・モータースポーツ)とヘンキ・ワルドシュミット(SGフォーミュラ)が参戦している。
サーキット・パーク・ザントフールトは、1985年までF1オランダGPが開催されていたコースで、その後、 2006年までは、マカオと並ぶF3世界一決定戦と呼ばれる、マスターズF3が開催されたサーキットとしても知られる(2007年のマスターズF3はベルギー・ゾルダーで開催)。
オランダ人のワルドシュミットにとっては、自身のレースキャリアの中でも、初めての母国イベントとなる。
11日(金)正午から予選に先立って行われた公式練習では、大嶋が9番手とまずまずの滑り出しとなったが、地元ワルドシュミットは22番手タイムに留まった。
続いて午後4時50分から行われた予選では、大嶋はセッティングの方向性があわず、公式練習のタイムも更新することが出来ずに23番手。ワルドシュミットも19番手と、両ドライバー共に、第1レース決勝は後方グリッドからの追い上げを余儀なくされることとなった。
12日(土)に午後12時35分から行われた第1レース決勝(26周)では、23番手グリッドの大嶋が抜群のスタートを切り、1周目終了時までに19位まで浮上。その後も好ペースで安定した周回を続け、追い越しの難しいコースでパッシングを見せるなど実力の片鱗を見せ、14位でチェッカー。
ワルドシュミットは、好スタートを切った大嶋の直後でレースを戦い、17位でチェッカーを受けた。
レース後の車検で、トップチェッカーのニコ・ヒュルケンベルグが最低重量規則違反で失格となったため、両ドライバー共に結果は一つずつ繰り上がり、第2レースのグリッドも13番手/16番手となった。
13日(日)午前9時55分に第2レース決勝(26周)がスタート。13番手スタートの大嶋は第1レースに続き、好スタートで8位までジャンプアップ。その後、6位争いを展開した大嶋だったが、惜しくもポジションを一つ落とし、8位でチェッカーを受けた。
一方、16番手スタートのワルドシュミットは、スタートで遅れたものの、その後追い上げ、一時は13位まで浮上。しかし、ゴールまであと5周と迫った21周目に、後続車輌に追突されスピン。サスペンションにダメージを受け、ピットインを余儀なくされ、23位に終わった。
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