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2008年7月14日 (月)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第19戦シカゴランド

平成20年7月13日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第19戦 LifeLock.com 400


開催日:7月12日

“トヨタ カムリ”が今季8勝目
カイル・ブッシュが劇的逆転勝利
 

08nascar22_1 “グリーン・ホワイト・チェッカー”で逆転勝利。
今季7勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#18) 

 NASCARスプリント・カップ・シリーズ第19戦「LifeLock.com 400」が7月12日(土)米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで開催された。
 シカゴランド・スピードウェイでは過去7年間カップ・シリーズのレースが開催されているが、これまでは昼間の暑さの中でのみレースが行われてきていた。しかし、今年からナイトレースとしての開催となったため、各チーム、ドライバー共に、全く新しいチャレンジを求められることとなった。

 10日(木)午後8時半から行われる予定だった予選は、雷雨に見舞われキャンセル。NASCARの規定に則り、現時点のオーナーポイントでスターティンググリッドが決定された。現時点でランキングトップに付けるカイル・ブッシュがポールポジションを獲得。チームメイトのデニー・ハムリンが7番手、トニー・スチュワートが12番手グリッドとなり、“トヨタ カムリ”は出場10台全車が決勝へと駒を進めた。

 12日(土)午後8時17分、1.5マイルD型オーバルを267周(400.5マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタートした。ポールポジションのKy.ブッシュは好スタートで首位の座を守り、序盤戦を支配。12番手スタートのスチュワートもまもなくトップ10圏内へと浮上した。しかし、7番手スタートのハムリンは、電気系のトラブルに見舞われ、後退を余儀なくされてしまった。
 その後、ピットタイミングによって順位は入れ替わるが、120周目にKy.ブッシュは再び首位を奪取。スチュワートが2位で続き、2台の“トヨタ カムリ”が首位争いを繰り広げた。
 圧倒的な強さで首位を快走したKy.ブッシュであったが、レースも終盤となった251周目、シリーズのディフェンディングチャンピオン、ジミー・ジョンソン(シボレー)にインサイドからパスされ、2位に後退。最後の首位逆転のチャンスを窺った。
 261周目、他車のエンジンブローでこの日最後のイエローコーションが出され、265周目に縦一列の隊列から“グリーン・ホワイト・チェッカー”で再スタート。
 2位のKy.ブッシュはアウトサイドへラインを取り、インを押さえたジョンソンと半周以上に渡ってサイド・バイ・サイドでの激しい首位争いを展開。第4ターン立ち上がりでこれを制し、ついに首位に立ったKy.ブッシュは、ファイナルラップ、激しいジョンソンらの追い上げを受けたが押さえきり、見事トップでチェッカー。今季7勝目を挙げた。“トヨタ カムリ”はスプリント・カップ・シリーズ今シーズン8勝目。
 また、Ky.ブッシュは前日行われたネイションワイド・シリーズでも勝利を挙げており、今シーズン、同じ週末に行われた2カテゴリー両レースを制した初めてのドライバーとなった。
 加えて、第17戦ロードンでは実兄のカート・ブッシュ(ダッジ)が勝利を挙げており、第16戦、第18戦、第19戦で勝利を挙げたKy.ブッシュと共に、兄弟ドライバーによる4戦連続勝利は1955年以来の記録となる。
 今大会の勝利で、Ky.ブッシュは、ドライバーズポイントランキングで2位以下との差を更に広げることとなった。

 スプリント・カップ・シリーズは、久しぶりとなる1週間の休息を経て、次戦第20戦は7月27日(日)米国中部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催される。

ドライバー カイル・ブッシュ:

「ジミー(・ジョンソン)は我々を抑え込もうとしていた。ショートトラックで戦っていた頃を思い出した。バックミラーに映っているライバルへと迫って行くのだ。もちろん我々はその後、再逆転を目指してプッシュして行くだけだった。ターン1とターン2では、インサイドをがっちりと押さえられていたので、アウトサイドから攻めるしかなかった。彼が先頭に立てば速いことは分かっていたが、幸運にも、最後にコーションが出され、彼に再び接近して再スタートを切ることが出来た。今年は本当に信じられない程良いシーズンとなっており、特別な何かが有るように感じられる」 

※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第20戦 Dollar General 300


開催日:7月11日

“トヨタ カムリ”3戦連続1-2フィニッシュ! 

08nascar22_2 今季5勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#18) 

 7月11日(金)シカゴランド・スピードウェイでNASCARネイションワイド・シリーズ第20戦「Dollar General 300」が開催された。

 11日(金)決勝を前に、午後4時から予選が行われ、デビッド・ロイティマンが今季初めてとなるポールポジションを獲得。トニー・スチュワートが2番手につけ、“トヨタ カムリ”が最前列グリッドを独占。ブライアン・ヴィッカーズが8番手、カイル・ブッシュが10番手、ジェイソン・リフラーが11番手で続き、7台の“トヨタ カムリ”が決勝へ臨むこととなった。

 午後8時17分、1.5マイルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのロイティマンは順当なスタートを切ったが、2番手のスチュワートがスタートでミス。後続に飲み込まれ、14位までポジションを落としてしまった。
 首位を行くロイティマンは快調に後続との差を広げ、イエローコーションが出ないまま進行した50周目には、2位以下に5秒以上の差を付けた。
 その後のイエローコーションや、ピット作業で若干順位は入れ替わったものの、ロイティマンは上位をキープ。ポジションを上げてきたKy.ブッシュ、スチュワート、そして41番手という後方から粘り強くポジションを上げてきたデニー・ハムリンもトップ10圏内でのバトルに加わった。
 しかし、レースが折り返しに近づき、太陽が沈むと、路面温度は下がり、コンディションは大きく変化。ロイティマンとチームはこの変化に対応しきれず、アンダーステア症状に苦しむこととなり、95周目にKy.ブッシュに首位を譲ることとなった。
 一方でKy.ブッシュは首位を快走。150周前後に、各車がグリーン下でのピットを終えた時点で、Ky.ブッシュは、後続に10秒近い差を付けての独走状態となった。
 その後レースは、イエローコーションの出ないままチェッカー。コーション僅か3回というレースを、Ky.ブッシュが独走で制し、今季ネイションワイド・シリーズ5勝目を挙げた。“トヨタ カムリ”は今季シリーズ14勝目。
 2位には予選でトラブルに見舞われ、41番手からのスタートながら、見事な追い上げを見せたハムリンが続き、“トヨタ カムリ”は3戦連続の1-2フィニッシュ。上位での走行を続けたヴィッカーズが4位、後半ハンドリングに苦しみながらも上位のポジションを維持したロイティマンが5位に入り、ロイティマンはドライバーズランキングで3位に浮上。“トヨタ カムリ”は4台がトップ5フィニッシュを果たした。

 次戦第21戦は7月19日(土)米国中部イリノイ州マディソンのゲートウェイ・インターナショナル・レースウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「レース序盤、我々の“トヨタ カムリ”は好調だったが、アンダーステア症状が出ており、若干の調整をする必要があった。どれだけの調整を行ったかはわからないが、車体後部と、空気圧を若干調整した。それらの調整によって、全てが改善され、一気に上位へとポジションアップを果たすことが出来た。その後はまるで飛んでいるかのようだった。本当に、とても素晴らしい気分だ。チーム、トヨタ、そして関連する全ての人々にこの気持ちを伝えたい。再び“ヴィクトリー・レーン”に戻ることが出来て本当に嬉しい」 

第20戦 Dollar General 300 決勝結果

順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 10 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
2 41 32 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 200
3 13 88 ブラッド・ケセロウスキー シボレー 200
4 8 10 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 200
5 1 99 デビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 200
9 2 20 トニー・スチュワート トヨタ カムリ 200
20 17 7 マイク・ウォレス トヨタ カムリ 197
28 11 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 193

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 クリント・ボウヤー シボレー 2965
2 ブラッド・ケセロウスキー シボレー 2782
3 デビッド・ロイティマン トヨタ 2748
5 カイル・ブッシュ トヨタ 2633
8 マイク・ウォレス トヨタ 2376
11 ジェイソン・リフラー トヨタ 2208
20 デニー・ハムリン トヨタ 1695
24 トニー・スチュワート トヨタ 1334
38 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 844
48 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 590
60 ジェイムス・ビュッシャー トヨタ 356
88 マイケル・マクドウェル トヨタ 82
102 ミシェル・ジョルダインJr. トヨタ 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 152
2 シボレー 123
3 フォード 96
4 ダッジ 69

※結果及びポイントは暫定 

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