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2008年7月30日 (水)

NASCAR:トニー・ジョージ『これはNASCARが解決すべき問題だ』

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先日のNASCARスプリントカップ第20戦インディアナポリスでのタイヤ問題による混乱したレースについて、インディアナポリス・スピードウェイ代表のトニー・ジョージは、これがNASCAR単独のものであり、NASCARとタイヤメーカーが解決すべきことだとコメントしている。

これは『インディアナポリス・スター』紙のインタビューに答えたもので、その中でジョージは「この問題はNASCAR単独のものであって、彼らが解決すべきことだ。インディアナポリスのトラックは来年も変わらないので、もしNASCARが来年もここでレースをするなら、彼らが問題を解決しなければならない。なぜなら、わたしはファンが来年またここへ戻ってきて同じようなレースは見たくはないだろうと思うからだ。トラックに変更がない以上、マシンとタイヤの組み合わせを良いものにするしかない。それには時間も努力も必要になるだろう」

NASCARは29日火曜日に、インディアナポリスで起こったことについて謝罪し、2度と同じ過ちを繰り返さないと誓った。日曜日のレースでは、タイヤの耐久性の問題からレース途中にNASCAR当局は12ラップ以上の連続周回となる場合にイエローコーションとする決断を下し、レース中のイエローコーションは11回に及んだ。このうち6回はNASCARが出した注意を促すコーションであった。これにより今年のインディでのNASCARは『イエローフラッグ400』とまで呼ばれることになった。

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NASCARのコンペティション部門副代表であるロビン・ペンバートンは、この問題が今年初めてインディアナポリスでレースをしたCoTマシンが従来のマシンより重く、右側タイヤにより多くのストレスがかかっためであり、グッドイヤーが選んだタイヤのコンパウンドがそれに耐えられなかったとしている。土曜日のフリー走行が始まった時点では、連続3ラップしかタイヤは持たず、ラバーがのってきた2回目のフリー走行でも10ラップに延びただけだったという。

NASCARはレース開始前に、スタートから10ラップ目に『コンペティション・コーション』を出すことにしてレースは開始された。ペンバートンらはピットインしたマシンのタイヤを調べ、このときすでにタイヤに問題が出ていることが分かった。40ラップを過ぎるとマット・ケンセスの右リアタイヤがバーストし、ボディワークを破壊してコースに破片をまき散らす事故が起こった。これによりNASCARは以降のレースでコンペティション・コーションを出して、レースを一時止める決断を下した。

インディアナポリスの路面は『チーズのすり下ろし器』のようであり、タイヤラバーが乗ってきても若干事態が改善されるだけで、グッドイヤーが持ち込んだタイヤでは10ラップほどが限界だった。そのタイヤチョイスは、気温の低い4月にインディアナポリスで行われた1度だけの非公開テストで決定されたものだった。そのテストで走ったのは、カート・ブッシュ、デール・アーンハートJr.とブライアン・ビッカーズの3台のみの制限されたものであった。グッドイヤーは今年もう一度インディアナポリスでテストを行うことになっている。

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