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2008年8月12日 (火)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第22戦ワトキンスグレン

平成20年8月11日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第22戦 Centurion Boats at The Glen


開催日:8月10日

ワトキンス・グレンのロードコースで
カイル・ブッシュが今季8勝目。新記録を達成 

08nascar26_1 ロードコースでのレースを支配。今季8勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#18) 

 NASCARスプリント・カップ・シリーズ第22戦「Centurion Boats at The Glen」が8月10日(日)米国北東部ニューヨーク州ワトキンス・グレンのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルで開催された。
 ワトキンス・グレンでは、トニー・スチュワートが過去4勝を挙げており、ロードコースでは計6勝を挙げるなど得意としている。また、カイル・ブッシュは今季、“トヨタ カムリ”でスプリント・カップ・シリーズ第16戦ソノマと、ネイションワイド・シリーズ第9戦メキシコシティの2つのロードコース戦で勝利を挙げており、ワトキンス・グレンでも、前日行われたネイションワイド・シリーズで最後まで勝利を争い、2位に入るなど、“トヨタ カムリ”勢の活躍に期待がかかった。

 8日(金)午後3時から予定されていた予選は、降雨のために中止となり、規則によりポイントランキング順でグリッドが決定。ランキング首位につけるKy.ブッシュがポールポジション、スチュワートが9番手、デニー・ハムリンが10番手となり、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へ挑むこととなった。

 10日(日)午後2時22分に、2.45マイルのロードコースを90周(220マイル:約350km)して競われる決勝レースのグリーンフラッグが振られた。
 ポールポジションのKy.ブッシュは2周目に首位こそ譲ったものの、好スタートでポジションを上げたスチュワートと共に、トップ5圏内でのバトルを展開。イエローコーションが出ないまま、20周目前後から各車がグリーン下でのピットインを行い、全車が1回目のピットインを終えた30周目には、再びKy.ブッシュが首位に浮上。3位に付けていたスチュワートも、43周目に2位に上がり、“トヨタ カムリ”の1-2体制となった。
 48周目にこの日初めてのイエローコーションが出され、全車一斉にピットイン。このピットでもKy.ブッシュとスチュワートはポジションを守って再スタート。首位争いを展開した。
 57周目、グリーン下ながら、最後まで走りきるだけの燃料を積むため、Ky.ブッシュ、スチュワートら上位勢がピットイン。全車が最後のピットインを終えた67周目には、再びKy.ブッシュとスチュワートが1-2となったが、好調なKy.ブッシュは、スチュワートをも引き離す勢いで快走を続けた。
 83周目、最終コーナー出口からピット入り口付近で多重クラッシュが発生。デイヴ・ブレイニー、マイケル・マクドウェル、マイケル・ウォルトリップを含む10台がこのクラッシュに巻き込まれ、レースは赤旗中断となった。
 42分間の中断を挟み、86周目にレースは再スタート。Ky.ブッシュはここでも好調なペースで独走。2位のスチュワートは、後続からの激しいプッシュを受けるがこれを抑えきり、“トヨタ カムリ”が1-2フィニッシュを飾った。
 “トヨタ カムリ”は9勝目。自身今季8勝目を飾ったKy.ブッシュは、首位につけるドライバーズランキングでも更にポイント差を広げ、シーズン終盤の10戦を迎える時点でのランキング上位12人によってチャンピオンを争うプレーオフ、「チェイス・フォー・ザ・スプリント・カップ」への進出をほぼ確実なものとした。
 そして、Ky.ブッシュは、スプリント・カップ・シリーズ第16戦ソノマとネイションワイド・シリーズ第9戦メキシコシティでの勝利に加え、今大会ワトキンス・グレンで勝ったことで、NASCARのトップ3カテゴリーにおいて、1シーズンに3つの異なるロードコースで勝利を挙げた記念すべき初めてのドライバーとなった。

 次戦第22戦は8月17日(日)米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

ドライバー カイル・ブッシュ:

「今年は本当に信じられないようなシーズンだ。トヨタにも、チームにも、いくら感謝してもしきれない。今日のレースは楽しむことが出来、友人であり、チームメイトであるトニー・スチュワートと、素晴らしいレースの時間を過ごすことが出来た。彼が今年いっぱいでチームを離脱するのは本当に残念なことだ。今日のレースは、序盤こそ最高の状態にすることが出来ず、パスを許してしまったが、タイヤの空気圧が上がるに連れ、調子は上向いて行った。ピットの作業も素晴らしかった。そして、長い赤旗中断にもかかわらず、待ち続けてくれたファンにも本当に感謝している。そして最後の5周のバトルを楽しんでくれたのであれば嬉しい」 

※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第24戦 Zippo 200


開催日:8月9日

“トヨタ カムリ”のカイル・ブッシュが2位フィニッシュ 

08nascar26_2 最後は燃費勝負で惜しくも2位フィニッシュとなったカイル・ブッシュ(#92)と
一時は首位を走るも15位に終わったデヴィッド・ロイティマン(#99) 

 8月9日(土)ワトキンス・グレン・インターナショナルでNASCARネイションワイド・シリーズ第24戦「Zippo 200」が開催された。
 ネイションワイド・シリーズは前戦モントリオールもロードコースで戦われており、2戦連続でのロードコース戦となる。

 9日(土)決勝を前に、午前10時から予選が行われ、デニー・ハムリンが2列目4番手グリッドを獲得。第9戦メキシコシティのロードコースで勝利を挙げているカイル・ブッシュは、今大会がシリーズデビューレースとなるドント・モータースポーツからの参戦ながら、7番手につけ、6台の“トヨタ カムリ”が決勝へと挑んだ。

 午後2時30分、2.45マイルのロードコースを82周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。
 4番手グリッドのハムリンは順調にスタートを切り、7番手グリッドのKy.ブッシュもポジションをアップ。Ky.ブッシュは14周目に首位に浮上した。しかし、その後のピット作業時にペナルティを受け、リードラップの最後尾まで後退。追い上げを余儀なくされた。
 一方、ハムリンもトップグループにつけていたが、後続車に追突され、グラベルへとコースアウト。運良くコースへは復帰したものの、大きくポジションを落としてしまった。
 一時はポジションを落としたKy.ブッシュだったが、給油ピットを抑えるギャンブルに出て、再び上位争いへと復帰。同様に給油ギャンプルに出たジミー・ジョンソン(シボレー)、ジェフ・バートン(シボレー)らと終盤まで激しく首位争いを繰り広げた。
 62周目の最終コーナーでは、Ky.ブッシュをパスしようとブレーキングを遅らせたバートンと、Ky.ブッシュが並んだままスピン。しかし、2台はコースオフすることなく、そのままレースへと復帰した。
 このスピンでKy.ブッシュはラジエータにダメージを負い、燃費も考慮してペースダウンを余儀なくされたが、チェッカーを目前にして、バートン、ジョンソンが燃料切れでピットイン。戦略を活かし、残り3周にして首位に立ったマーコス・アンブローズ(フォード)に続き、Ky.ブッシュは2位でチェッカーを受けた。7位にはルーキーのジョーイ・ロガーノが入った。

 次戦第25戦は8月16日(土)ミシガン・インターナショナル・スピードウェイでスプリント・カップ・シリーズとの併催で行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:

「我々にとって素晴らしいレースとなった。チームクルーには本当に感謝している。彼らの努力は昨日今日のものではない。しかし、十分なテストをすることも出来なかった。今日、レースを戦えたことについて、チーム、トヨタ、スポンサー、そしてジョー・ギブス・レーシングの全員に感謝しなくてはならない。レースではバトルを楽しむことが出来た。スピンによって、ラジエータやフェンダーにダメージを負い、水温も、油温も高い状態で最後の18周を走らなくてはならなかった。最後まで走り切れたことで、この素晴らしいエンジンを作ってくれたTRDにも感謝したい」 

第24戦 Zippo 200 決勝結果

順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 12 59 マーコス・アンブローズ フォード 82
2 7 92 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 82
3 16 17 マット・ケンゼス フォード 82
7 20 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 82
8 11 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 82
15 35 99 デヴィッド・ロイティマン トヨタ カムリ 82
18 30 7 マイク・ウォレス トヨタ カムリ 82
34 4 32 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 59

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 クリント・ボウヤー シボレー 3448
2 ブラッド・ケセロウスキー シボレー 3320
3 カール・エドワーズ フォード 3274
4 デヴィッド・ロイティマン トヨタ 3158
7 カイル・ブッシュ トヨタ 3003
8 マイク・ウォレス トヨタ 2845
9 ジェイソン・リフラー トヨタ 2784
20 デニー・ハムリン トヨタ 1756
28 トニー・スチュワート トヨタ 1334
35 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 1165
42 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 844
53 ジェイムス・ビュッシャー トヨタ 581
95 ジャック・ヴィルヌーブ トヨタ 120
96 マイケル・マクドウェル トヨタ 119
111 ジャスティン・マークス トヨタ 64
117 ミシェル・ジョルダインJr. トヨタ 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 176
2 シボレー 144
3 フォード 124
4 ダッジ 84

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第15戦 Toyota Tundra 200


開催日:8月9日

ジョニー・ベンソンが3連勝!
“トヨタ タンドラ”は今季8勝目を挙げる

08nascar26_3 3連勝で今季4勝目を挙げ、「ミュージック・シティ」ナッシュビル独特の
「ギブソン・レスポール」トロフィーを受け取るジョニー・ベンソン 

 NASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第15戦「Toyota Tundra 200」が、8月9日(土)に米国南東部テネシー州レバノンのナッシュビル・スーパースピードウェイで開催された。
 9日(土)決勝レースを前に、午後2時45分から予選が行われ、トッド・ボダインがポールポジションを獲得。マイク・スキナーが3番手、マイケル・アネットが5番手につけ、10台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと挑んだ。

 午後7時に1周1.333マイルのコンクリート製オーバルを150周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。
 ポールポジションから好スタートを切ったボダインと、3位のスキナーがポジションを守って前半戦を支配。後方では、16番手スタートのジョニー・ベンソンが、一気にトップ5圏内までポジションを上げたものの、ピットロードでタイムロスを喫し12位まで後退。65周目の2度目のピットストップでも、調整に時間がかかり25位で再スタートを切ることとなった。
 しかし、この調整で調子を取り戻したベンソンは、着実にポジションをアップ。レースが折り返しとなる75周目、イエロー下でのピットでは、タイヤを交換せず、給油のみのピットでポジションを大きく上げ、7位まで浮上。最後のピットインでも、タイヤ2本のみの交換で、ボダインと共に、トップ争いに加わった。
 勢いに乗るベンソンは、142周目についにボダインをもパスし、2位に浮上。残り3周となった148周目には、首位を逃げるエリック・ダーネル(フォード)を捉え、首位を奪取。そのまま逃げ切り、3連勝で今季4勝目を挙げた。直近の5戦で4勝とハイペースで勝利を重ねるベンソンは、首位につけるポイントランキングでも、更に2位以下との差を広げることとなった。
 次戦第15戦は8月20日(水)に米国南東部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイで開催される。

ドライバー ジョニー・ベンソン:
「残り10周で、エリック(・ダーネル)をパスすることが出来るとは思っていなかった。今日ドライブした“トヨタ タンドラ”は新しい車体で、全く初めての運転だったのだが、クルーチーフとスタッフは素晴らしい仕事をしてくれた。タイヤを換えてから最初の30周は非常に恐ろしい思いをしたが、その後は望み通りに仕上がった。エリックがタフであろうことは分かっていた。また、30号車(トッド・ボダイン)をパスして2位に浮上するのもとても困難だった。彼は非常に速かったが、スライドし始めているのを見てパスすることが出来た。そして、私はエリックに勝負を仕掛け、勝利を手にすることが出来た。今年は本当に良い流れになっていると思う。新たなギター(ナッシュビル独特のギター型優勝トロフィー)を手に入れられたのはとても嬉しい」 

第15戦 Toyota Tundra 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 16 23 ジョニー・ベンソン トヨタ タンドラ 150
2 10 99 エリック・ダーネル フォード 150
3 1 30 トッド・ボダイン トヨタ タンドラ 150
8 13 59 テッド・マスグレイヴ トヨタ タンドラ 150
9 17 11 デヴィッド・スター トヨタ タンドラ 150
12 14 60 テリー・クック トヨタ タンドラ 150
13 21 15 デヴィッド・ストレム トヨタ タンドラ 150
17 3 5 マイク・スキナー トヨタ タンドラ 150
20 34 9 ジャスティン・マークス トヨタ タンドラ 150
25 19 51 シェイン・シーグ トヨタ タンドラ 149
33 5 22 マイケル・アネット トヨタ タンドラ 4

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジョニー・ベンソン トヨタ 2261
2 ロン・ホーナディ シボレー 2216
3 マット・クラフトン シボレー 2170
4 トッド・ボダイン トヨタ 2042
5 マイク・スキナー トヨタ 2026
9 テリー・クック トヨタ 1952
10 デヴィッド・スター トヨタ 1887
15 テッド・マスグレイヴ トヨタ 1719
19 ジャスティン・マークス トヨタ 1526
20 カイル・ブッシュ トヨタ 1502
24 マーク・ミッチェル トヨタ 1210
26 スコット・スピード トヨタ 985
29 シェイン・シーグ トヨタ 720
33 マイケル・アネット トヨタ 619
36 フィリップ・マギルトン トヨタ 491
45 クリシー・ウォレス トヨタ 276
56 デヴィッド・ストレム トヨタ 124
62 デニー・ハムリン トヨタ 105
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 105
2 シボレー 98
3 フォード 73
4 ダッジ 54

※結果及びポイントは暫定 

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