A1GP:インドネシア戦のストリートコースが決定、チーム・モナコが新規参戦
A1GPは、2009年2月8日に開催される第5戦、インドネシア、ジャカルタの市街地サーキットの概要を発表した。
2008/2009年シリーズでは唯一の市街地サーキットとなるジャカルタ戦は、ダウンタウンに開発中のLippoヴィレッジに建設されるサーキットで行われる。
Lippoヴィレッジは、かつてLippo Karawaciと呼ばれていたジャカルタの西方1,993Kmほどの所に開発会社のLippo社によって開発されている地区で、すでに人口は5万人の都市となっている。インドネシア戦は、昨年のA1GPカレンダーから外れていたが今年復活した。
今回のサーキットの設計にはヘルマン・ティルケ氏のティルケGmbH社が担当している。
また、A1GPは8月29日、今シーズンからチーム・モナコが参戦することを発表した。F1GPでは名高いモナコ公国からのエントリーはA1GPとしてはもちろん初めてのこと。ドライバーにはClivio Piccione と Hubertus Bahlsenの2人が指名されている。GP2シリーズでの優勝経験もあるPiccioneはレースドライバーが予定。また、Bahlsenはアルバート2世の後援を受けており、モナコ政府のバックアップも受けている。
チーム・モナコはイギリス人のグレアム・テーラーが監督を務める。F1からツーリングカーまで21年間に渡るモータースポーツ・マネージメントの経験を持つ人物である。
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