BTCC:セアト、今シーズン限りで撤退
9月11日、セアトは今シーズンいっぱいでBTCCシリーズから撤退することを発表した。9月21日のブランズハッチでの最終戦が、セアトの少なくともワークスとしては最後のレースとなる。
またセアトは、SEAT Cupra チャンピオンシップも今シーズン限りで終了する。
2004年以来5年間に渡ってBTCCに参戦してきたセアトはシリーズ通算43勝を挙げ、2006年にはマニファクチャラーの2007年にはチームタイトルを獲得している。昨年もジェンソン・プラトはドライバーズチャンピオンで2位となり、今年も最終戦でチャンピオンとなる可能性がある。
SEAT Sport UK.は、5年間に渡るBTCC参戦でセアトの英国内でのスポーティなイメージが定着し、ブランドとしてが認識高まった結果セールス面でも成功を収めたとしている。そして、マーケティング面からレースの役割は終わり、今後は他の方法でセアトのスポーティでスマートなイメージを強調していくことになるという。
セアトのBTCCからの撤退は、そのレース資源をWTCCに集約する目的があるのではないかと推測される。これにより、ジョンソン・プラトとダレン・ターナーは来シーズン、WTCCもしくはイギリス国内GT選手権など別のレースでシートを探すことになった。
■ドライバーズランキング(全10戦中9戦終了時)
Position/ | Name/ | Points/ |
1 | F. Giovanardi | 261 |
2 | Jason Plato | 217 |
3 | Colin Turkington | 188 |
4 | Mat Jackson | 185 |
5 | Matt Neal | 165 |
6 | Tom Onslow-Cole | 155 |
7 | Gordon Shedden | 140 |
8 | Darren Turner | 129 |
9 | Adam Jones | 119 |
10 | Tom Chilton | 83 |
11 | Rob Collard | 61 |
12 | Steven Kane | 55 |
13 | Andrew Jordan | 47 |
14 | Mike Jordan | 32 |
15 | Stephen Jelley | 13 |
16 | Michael Doyle | 5 |
17 | Matt Allison | 3 |
18 | Chris Stockton | 3 |
19 | Harry Vaulkhard | 2 |
20 | Jason Hughes | 2 |
21 | John George | 1 |
22 | Erkut Kizilirmak | 1 |
23 | Martyn Bell | 0 |
24 | Gareth Howell | 0 |
25 | Alan Taylor | 0 |
26 | Stuart Oliver | 0 |
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