LMS,LM24,ALMS:プジョー908の主任エンジニアが辞任
9月23日、プジョー・スポールは、908HDi FAPのチーフエンジニアのPaolo CATONEが、今年一杯でチームを去ることを発表した。辞任の理由はCATONEが今後新しい分野への挑戦をしたいためとしている。
リジェやプロストF1チームでエンジニアを勤めたCATONEは、2006年プジョー908プロジェクトのチーフ・デザイナーとしてチームに参画。わずか1年でゼロから908HDi FAPを完成させ、高い戦闘力を持ったマシンに育て上げた。
プジョーでは、CATONEのこれまでのチームへの貢献に感謝し、当面は代わりの人物は置かずシニア・スタッフによるテクニカルチームが開発を進めていくとしている。
今回の辞任については、必勝を期したルマン24時間レースでアウディに敗れたことや、ルマンシリーズでチャンピオンを逃したこととは無関係なこととうけとめられている。
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