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2008年9月17日 (水)

LMS:アウディジャパン・プレスリリース ”アウディ、ルマン・シリーズでチャンピオンを獲得”

Audilogo  

アウディ、ルマン・シリーズでチャンピオンを獲得 Sep 17, 2008  

  

Audi_motorsport0809142681_2  (C)AUDI AG.

【第5戦 :シルバーストーン】
●アウディR10 TDIが、ルマン・シリーズで初勝利
●カペロ/マクニッシュ組がシルバーストーンで優勝
●アウディチームとプレマ/ロッケンフェラー組が年間チャンピオンを獲得

ルマン24時間レースでの優勝とアメリカン・ルマン・シリーズの年間チャンピオンの早期獲得に続き、アウディAGは、ディーゼルエンジンスポーツカー・アウディR10TDIによって、さらなる偉業を達成しました。シルバーストーン(英国)で開催された1000kmレースにおいて、アウディスポーツ チームヨーストは優勝と4位を獲得し、欧州ルマン・シリーズ(ELMS)の年間チャンピオンを獲得しました。

記録的な5万3000人(週末合計)の観衆を集めたシリーズの最終戦で、リナルド・カペロ(イタリア)とアラン・マクニッシュ(スコットランド)は、650hpを発揮するアウディR10 TDIを駆り、欧州ルマン・シリーズで初めての優勝を飾りました。アレクサンドレ・プレマ(フランス)とマイク・ロッケンフェラー(ドイツ)は、LMP1クラスのドライバー年間チャンピオンを獲得するに充分な、4位でゴールしました。これによって、ELMSのマニュファクチャラーチャンピオンとチームチャンピオンの座がアウディにもたらされました。

アウディスポーツ チームヨーストの2台のアウディR10 TDIは、レース開始直後から、2台のプジョー908のペースに追従して大きなプレッシャーを与えました。その結果、アラン・マクニッシュとバトルを演じていたプジョーのドライバー、ニコラス・ミナシアンはスタート直後の第1コーナーでスピンを喫し、その後のクラッシュでリタイアを余儀なくされました。

ドライバータイトルを争っていたライバルが早々にリタイアしたことによって、アレクサンドレ・プレマとマイク・ロッケンフェラーは、6位以内でゴールすればタイトルを獲得出来る状況となりました。2人のヤングスターは、レースの大半でトップを走行していましたが、右リアサスペンションの不調によって20分間におよぶ予定外のピットストップを喫してからは、不必要なリスクを避けてタイトル奪取することに狙いを絞りました。メカニックの素早い補修作業のおかげで、2号車はわずか4ラップの遅れでレースに復帰しました。

黄旗区間での追い越しによるストップ&ゴーペナルティと軽い接触事故が、最終ラップで新たなドラマを生み出したものの、プレマ/ロッケンフェラー組は最終的に4位でゴールし、チャンピオンタイトルを手中に収めました。

優勝を飾ったリナルド・カペロとアラン・マクニッシュにも、別の厳しい展開がありました。アウディスポーツ チームヨーストは、レース開始後2時間という早めのタイミングでピットストップを行い、それまでトップを走っていたプジョーを抜きさりました。その後、プジョーのドライバー、ステファン・サラザンが、セーフティカー区間が終わった直後の1コーナーで、アウト側からカペロをオーバーテイクしようと試みたものの、ターンインが早すぎたためにアウディに衝突してしまいました。カペロとサラザンは共にスピンしてコースアウトしてしまい、グラベルエリアから脱出した時には3ラップ遅れとなり、タイヤも損傷してしまいました。

カペロとマクニッシュは、17番手に落ちたポジションから着実にファストラップを積み上げていきました。優れた作戦と完璧なピット作業も相まって、レース終了20分前には再びトップの座に返り咲きました。これにより、アウディR10 TDIはELMSでの初優勝を獲得し、同時にアウディにマニュファクチャラーチャンピオンの座をもたらしました。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】
Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)

今日のレースは、困難なチャンピオンシップレースの中にあって、思惑通りに進んだレースだった。我々は、優れた強豪を相手にするルマンシリーズで、参加初年度でチャンピオンを獲得出来たことを誇りに感じている。今日ここで優勝し、年間チャンピオンンを獲得することを夢に見てきたが、その実現は実に大変なことだった。チームのすべてが素晴らしい働きをしてくれた。ピットストップや作戦は非常に良かったし、ドライバー達も着実にファストラップを重ねてくれた。我々は、アクシデントで自らリタイアしてしまったものの非常に強力だったライバル達と、同じレベルに到達していたし、各状況において最大限の努力をしてきた。皆、よくやってくれた。

リナルド・カペロ (アウディR10 TDI #1)
まず最初に、チームメイトのアレックス(プレマ)とロッキー(ロッケンフェラー)のチャンピオン獲得を祝福したい。アラン(マクニッシュ)と僕にとっては、素晴らしいルマンシリーズの終わり方だった。僕らは過去4レースで、充分な速さをもっていたけれども、いつもトラブルに見舞われていた。ステファン・サラザンとのアクシデントの後、またしてもレースを失ってしまったと思っていた。だけど僕らは諦めなかった。経験豊かなドライバー、熟練のチーム、そして素晴らしいマシンが勝利に向かって結集しているのだから、ルマン24時間の時のように、問題はすでに解決していると考えた。今回のレースは、多くのものを願って努力する人たちには、力がみなぎって不可能を可能に変えることが出来ることを示したと思う。これこそが、アランと僕がこのファンタスティックなチームに所属していることを誇りに感じる理由だ。アウディは、ルマン24時間レース、アメリカン・ルマン・シリーズ、そして欧州・ルマン・シリーズで勝利を収めた。そして今、僕はDTMでもアウディがチャンピンを獲得出来るように、両手を固く合わせて祈っている。

アラン・マクニッシュ (アウディR10 TDI #1)
リナルド(カペロ)と僕だけでなく、チーム全員が最終戦での優勝とチャンピオンタイトルを手中にするに充分ふさわしい仕事をしたと思っている。今年僕らは、厳しい闘いを続けてきた。リナルドと僕は、常に思い通りの結果を出せずにいた。勝てるはずのレースでいつもトラブルに見舞われてきたのだ。24時間前には誰も、アウディが優勝して、マニュファクチャラーチャンピオンを獲得し、ロッキーとアレックス(プレマ)がドライバータイトルを手中に収めるとは思っていなかったと思う。アウディは、ルマン24時間、アメリカン・ルマン・シリーズ、そして今日欧州・ルマン・シリーズでチャンピオンを獲得し、今年のスポーツカーレースで完全勝利を収めた。アウディスポーツにとって、素晴らしい1年だったと思う。

アレクサンドレ・プレマ (アウディR10 TDI #2)
チームのみんなにとってだけでなく、ロッキーと僕にとってもファンタスティックなレースだった。僕らは、今週末はこれまでのシーズン全体と同様に、素晴らしい仕事が出来たと思っている。とてもタフなレースだった。レース終了20分前にサスペンショントラブルに見舞われたおかげで、僕らは最終ラップまで凄く緊張した状態に晒されていた。まさに時間ギリギリの状態だったのだが、メカニック達がまたもや素晴らしい働きをしてくれたので、良い結果が得られた。ありがとう、アウディ。ありがとう、チームヨースト。そして今年多くの事を学ばせてくれたアラン(マクニッシュ)とリナルド(カペロ)にも感謝の意を表したい。

マイク・ロッケンフェラー (アウディR10 TDI #2)
僕はいつも、自分たちは出来るんだと思い続けてきた。そして今、その思いが現実になったのだ。年間チャンピオンを獲得するには、コンスタントにポイントを獲得することが大切だが、僕らは開幕からの過去4戦でそれを実行してきたのだ。そして、今日はチャンピオン獲得に必要なだけのポイントを獲得すればよかった。もちろん、優勝出来ればそれに越したことはないが、もう1台のマシンがそれを成し遂げてくれたので、僕は本当にハッピーだ。アラン(マクニッシュ)とリナルド(カペロ)は今年、たくさんの不運に見舞われてしまった。アウディは、ルマン24時間レースとALMSの最終戦で優勝し、ELMSのチャンピオンも獲得した。アレックスと僕にとって、このタイトルを得たことはとても意義深いことだ。

ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト、テクニカルディレクター)
どこか複雑で難しいレースだった。過去のレースから、プジョーはプレッシャーに晒されると自らミスを犯しやすいということは分かっていた。私の考えでは、プジョーのドライバー達は今回、重大なミスを犯している。おそらく、彼らは我々を簡単には引き離せなかったことで、ナーバスになってしまっていたのだ。7号車がリタイアした後、アレックス(プレマ)とロッキーはとても慎重にドライブすることが出来た。幸いなことに、我々は技術的なトラブルを素早く修復することも出来た。最終的に、彼らはわずか数秒の差で3位を逃してしまったのだが、それは大した問題ではない。彼らはチャンピオンを獲得し、アラン(マクニッシュ)とリナルド(カペロ)は優勝を飾れたのだから。どちらのマシンも一旦は奈落に落とされたが、最後には勝利を得て報われた。アウディにとって素晴らしい結果となった。

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