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2008年9月28日 (日)

IRL:ポール・ニューマン逝去

ポール・ニューマン (C)Ford Racing 拡大します

9月26日、アカデミー賞俳優で、インディカー・シーリーズのニューマン・ハース・ラニガン(NHL)の共同オーナーである、ポール・ニューマン氏がコネチカット州の自宅で亡くなった。享年83歳。

ニューマンのレースへの関わりは、1968年に公開された『Winning』でインディカードライバーを演じたことがきっかけといわれている。1972年地元コネチカットのスポーツカーレースに初出場したニューマンは、俳優業のかたわら積極的にレース参戦を続けた。その中での最高の成績は1979年のルマン24時間レースに、ディック・バーバーとルドルフ・シュトレメンとともにポルシェ935で総合2位入賞を果たしたことである。
その後もデイトナ24時間には毎年のように出場し、1995年には70歳にしてGT1クラス優勝を飾っている。デイトナでの最高成績は1977年の総合5位。デイトナへのレース出場は2006年まで続いた。

また、1978年には当時のCan-Amシリーズのためにニューマン・レーシングを創立、チームからはアル・アンサーSr.やボビー・レイホール、後のF1チャンピオン、ケケ・ロズベルグなども走っている。
1983年にCan-Amシリーズが終了すると、オープンホイールのオーナーとしてカール・ハースとともにニューマン・ハース・レーシングとしてCARTシリーズに参戦。初年度はマリオ・アンドレッティと契約し、翌年には早くもチャンピオンを獲得している。それ以来20年以上にわたってCART/CCWSで8回のチャンピオンを獲得、その中には1993年に前年のF1チャンピオン、ナイジェル・マンセルを擁してのもの、昨年までの4年連続のセバスチャン・ボーデのチャンピオンも含まれる。

今年CCWSとIRLが合弁してNHLもIRLに参戦、シーズン前のホームステッドマイアミ・テストにはニューマンも姿を見せドライバーの走行を見守っていた。NHLは早くも第2戦セントピータースバーグでグラハム・レイホールがIRLシリーズ初優勝を挙げた。

ニューマンは自身がガンに侵されながらも、難病の子供達を救うためにニューマン財団の活動を推進し、またメキシコ湾岸を襲ったハリケーン被害者の救援などの慈善活動も進めていた。その活動は20年以上も前からスタートしていた。

ニューマンの逝去には、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ代表、トニー・ジョージや、NASCAR、グランダムなどアメリカのレース関係者だけでなく、ボーデやロン・デニスなどF1界などからも多くの弔意が寄せられている。

 (C)Ford Racing 拡大します

ポール・ニューマン (C)IRL Media 拡大します

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