ALMS:アウディジャパン・プレスリリース 第11戦ラグナセカ
アウディ、ALMS最終戦で1-2フィニッシュ、7度目の総合優勝 Oct 21, 2008
【第11戦 :ラグナセカ】
●アウディR10 TDIが、ラグナセカでの無敗記録を更新
●2008年度のアメリカン・ルマン・シリーズで7度目の総合優勝
●ルール/ヴェルナー組が、僅差でアルバース/ピロ組をかわして優勝
アウディは、大成功を収めた2008年シーズンのスポーツカーレースの最後を、1-2フィニッシュの獲得で締めくくりました。アメリカン・ルマン・シリーズ最終戦ラグナセカ(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で、ルーカス・ルールとマルコ・ヴェルナーの2人のドイツ人ドライバーが、チームメイトのクリスチャン・アルバースとエマニュエル・ピロを僅差でかわして優勝しました。
アウディR10 TDIは、より軽量なLMP2クラスのマシンの方が有利だと言われているラグナセカの地で、過去3年間無敗の記録を更新しました。2006年と2007年には、リナルド・カペロとアラン・マクニッシュが優勝しています。
今回のレースは、シーズン中で最も異例の展開となりました。セイフティカーが、シーズン最多となる12回も導入され、さらに145周のレースのうち46周の区間で、追い越しが禁止されてしまったのです。
チーム アウディスポーツ ノースアメリカは、この難しい局面を見事に乗り切りました。5列目グリッドからのスタートとなったものの、ドライバー達はTDIエンジンの強大なトルクを武器にして、主に再スタートが行われる度にポジションを上げていきました。
ルーカス・ルール/マルコ・ヴェルナー組が予選10番手のポジションから先頭に立つまでに、わずか37周しかかかりませんでした。しかしその後、コースクリア(グリーン)の状況下で燃料補給のピットインが必要になり、一時的に12番手までポジションを落としました。
これによりレースの行方は、スポーツカーレース初出場のクリスチャン・アルバースとエマニュエル・ピロ組の手中に握られたように見えました。ピロは89周目に見事な走りを見せて先頭に立ち、そのリードを最後のコーション区間が解除されるまで維持し続けたのです。
しかし、ピロは最後のコーション区間が解除された際、決定的な再スタートを切ったチームメイトのマルコ・ヴェルナーにオーバーテイクされ、レース終了わずか20分前に2番手に順位を下げました。結果、ヴェルナーは現役最後のレースをアウディR10 TDIで、涙と共に戦っていたエマニュエル・ピロに対して僅か1.941秒という僅差で競り勝ちました。
今回の優勝により、アウディは今年のアメリカン・ルマン・シリーズ全11戦中、7回の総合優勝を獲得しました。他の4回は、アキュラ/ホンダとポルシェがそれぞれ2回ずつ勝利を獲得しています。ルーカス・ルールとマルコ・ヴェルナー組は、今シーズン8回目のLMP1クラス優勝を飾りました。この2人のドイツ人ドライバーは、すでに今年のLMP1クラスのドライバー部門年間チャンピオンを獲得しています。
エマニュエル・ピロは年間チャンピオンシップの3位を獲得しました。クリスチャン・アルバースは、彼にとって初のスポーツカーレースで表彰台を獲得しました。
【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】
Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
シーズンの最後を良い結果で飾ることができた、素晴らしいレースだった。今シーズンを通じて、我々の予選結果は必ずしも良いものではなかった。しかし、チームのハードワークと、優れた戦略、優秀なクルーとドライバーの素晴らしい走りなどによって、毎回望み通りの結果を得ることが出来た。今シーズンのアメリカン・ルマン・シリーズのレースは、最終戦に至るまでどのレースも非常にエキサイティングなものばかりだった。すべてのレースで、モータースポーツの醍醐味をお届けできたと思う。
ルーカス・ルール (アウディR10 TDI #2)
凄く良いレースだった。レース序盤で順位を上げるチャンスは、再スタートの時だけだった。だから僕は、再スタートの度にアドバンテージを活かした。レース後半を戦ったマルコ(ヴェルナー)にとっても、状況は同じだった。最後の再スタートの時に、彼がエマニュエル(ピロ)をオーバーテイク出来たことは、ホントに凄いことだった。僕は本当に嬉しく思っている。チームのすべてに感謝している。
マルコ・ヴェルナー (アウディR10 TDI #2)
今日は僕らにとって素晴らしい1日となった。ルーカス(ルール)は前半、素晴らしい走りを見せてくれた。彼は予選10番手から先頭にポジションを上げたのだ。その後、順位を落とした場面もあったけれど、アウディとチャンピオンチームの働きによって、再び先頭に復帰することが出来た。そしてレース後半は、僕の走りにかかっていた。僕は猛プッシュの走りをしたし、コーション区間が発令されている間はタイヤをキレイな状態に保つことに腐心し続けていた。
デイブ・マラジ (チーム アウディスポーツ ノースアメリカ、チームディレクター)
今回のレースは、シーズンを締めくくるに最高のものだった。今回で現役を引退するエマニュエル・ピロにとっても同様だった。今回もまた、優れたチームワークと戦略が実力を発揮していた。予選9&10番手スタートから、1-2フィニッシュを獲得するのは、特別なことだ。今シーズンは、私が今まで経験してきた中でも1番の素晴らしい1年だった。私はチームのすべてのメンバーに感謝の意を表したい。
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