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2008年10月30日 (木)

DTM:アウディジャパン・リリース 第11戦ホッケンハイム

アウディ、メルセデスベンツを抑え、DTMタイトル防衛に成功 Oct 28, 2008

【第11戦 :ホッケンハイム(ドイツ)】

20081026dtm_r11_14l ●ホッケンハイムでの優勝を飾り、ティモ・シャイダーが初のDTMタイトルを獲得
●マティアス・エクストロームは年間ランキング3位に
●DTMタイトル獲得が、アウディAG最良の年の最後を飾る

(C)AUDI AG.

アウディAGにとって、史上最も大きな規模となった今年のアウディ モータースポーツ活動は、同時にこれまでで最も成功した結果となりました。ルマン24時間レースの優勝、北米とヨーロッパの2つのルマンシリーズでの年間チャンピオン獲得に続き、DTMの最終戦でティモ・シャイダーが優勝を飾り、年間チャンピオンを獲得しました。これによりアウディは、1990年/1991年以来となる、世界で最も人気のあるツーリングカーレースであるDTMでの2年連続優勝を成し遂げました。加えて、新型アウディA4 DTMは参加初年度に8つのポールポジションと6つの優勝を獲得。強豪メルセデスベンツCクラスを抑えて、最も成功したレースマシンとなりました。

アウディスポーツ チームアブト スポーツラインのピットで、ホッケンハイムでの最終戦を観戦していたアウディAG取締役会会長のルパート・シュタートラーは「ティモ・シャイダーとアウディチーム全体に、心からのお祝いを述べたい。シーズンを通してファンを興奮させてきた彼の卓越したパフォーマンス、安定した走り、そして度胸の良さが、彼を素晴らしいチャンピオンにしたのだろう。今回のDTMでの栄誉は、ルマン24時間の優勝に加えてアメリカンルマンシリーズとヨーロッパルマンシリーズのチャンピオン獲得に沸いていた今年のアウディのモータースポーツ活動に、新たな素晴らしい展開を与えてくれた。ティモとポール・ディ・レスタ(メルセデス)の2人は年間を通じて、特にここホッケンハイムでスリリングで才能豊かなモータースポーツシーンを提供してくれた。このことは、最終戦に集まった多くの観客の目の前で栄誉を獲得した我々を、より愉しませてくれる結果となった。アウディA4は、開幕戦から最終戦に至るまでリードを保ち続け、無敵のDTMマシンとなった。来シーズンもタイトル防衛に挑戦したい」と、語りました。

16万5000人という記録的ともいえる多くの観客の前で、ティモ・シャイダーはライバルのポール・ディ・レスタからのプレッシャーに耐えきりました。まさに完璧な走りで、彼は自身のキャリアで始めてのDTMタイトルを獲得しました。完璧なスタートを決めたことで、ティモ・シャイダーはポール・ディ・レスタとの闘いを有利な形で始めることが出来ました。さらにシャイダーはフレッシュタイヤの使用をディ・レスタより1セット少なくすることで、彼のライバルの立場を追い詰め続けました。

普段と同様に素早く行われたピットストップと完璧な戦略によって、シェイダーはレースの多くの部分で単独首位を保ち、レース終了時には2番手に、3.062秒の差をつけて優勝と年間チャンピオンを手にすることが出来ました。

一方で、アウディスポーツ チームアブト スポーツラインのチームクルー達も、離れ業を見せました。土曜日の予選中に、縁石に乗り上げてしまい、「GW:PLUS/TOP SERVICE」のマシンを5mもジャンプさせるほどの大きな衝撃を受け、エンジンのベースプレートが変形するまでに損傷してしまったマシンを修復したのです。メカニック達は損傷部分を完全に修復するだけでなく、念を入れたエンジン交換(レギュレーションにより、年に1回だけ交換が許されている)も行いました。作業は夜更けまで続けられ、朝の3時45分にようやくマシンが地面に降ろされました。その12時間後、シャイダーはそのクルマでチャンピオンを獲得したのです。

アウディの中で、今回2番目に成績が良かったのは、7番手から5番手にポジションを上昇させた素晴らしい走りを見せ、レース終盤には前を走るポール・ディ・レスタ、ジェイミー・グリーン、ブルーノ・シュペングラーの背後に迫ってみせた、トム・クリステンセンです。

レースを7位でフィニッシュすることで、昨年のチャンピオンであるマティアス・エクストロームは、年間ランキング3位の座を確実に手に入れました。ポールポジションからスタートした彼は、チームメイトのティモ・シャイダーにストレートで進路を譲ると、その後はポール・ディ・レスタとジェイミー・グリーンと競り合い、4位にポジションを落としました。その後、スタート時のグリッド位置が正確ではなかったことに対するストップ&ゴーペナルティが出され、順位をさらに落としてしまいました。

マルティン・トムツィクが8位でゴールしたことで、アウディスポーツ チームアブト スポーツラインの4人のドライバーは全員がポイントを獲得しました。

9位でゴールしたマイク・ロッケンフェラーは、予選結果と同様に、昨年モデルのマシンで参加するドライバーの中で最上位となりました。オリバー・ジャービスとアレクサンドレ・プレマがそれぞれ10位と13位に入りました。マルクス・ヴィンケルホックとクリスチャン・アルバースの2人は、2周目にメルセデスのドライバー、マティアス・ラウダによる衝突の犠牲者となりました。キャサリン・レッゲは、スージー・スタッダートとの衝突でマシンにダメージを負いました。

20081026dtm_r11_12l 【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
数多くの観客の前で、夢のような最終戦を飾ることが出来た。スタート直後から、観客の皆さんも、今日はとても特別なレースを見るという雰囲気を感じていたと思う。ティモ・シャイダーは、まさに完璧なスタートを見せて、あっという間にトップに立った。そうなった後は、彼になるべく邪魔が入らないドライビングを提供するような戦略を立てて、それを実行した。今日のレースでもピットストップは重要な局面であったが、それも完璧にこなされた。ティモは、自身の走りでチャンピオンシップを獲得したのだ。これ以上に素晴らしいチャンピオンの決め方はないだろう。ルマン24時間に続き、アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)、ヨーロピアン・ルマン・シリーズ(ELMS)でのチャンピオンを獲得し、さらにDTMもチャンピオンになったことで、今シーズンはアウディにとって、より完璧なものとなった。

ティモ・シャイダー(GW:plus/Top ServiceアウディA4 DTM  #10)
今日は、夢が叶った1日だった。僕は、アウディ、チームアブト スポーツライン、そしてファンのみなさんに、そのサポートを応援し続けてくれたことに感謝の意を表したい。2008年という年は、僕にとって信じられないくらい、素晴らしい1年だ。わずか2戦目からポイントリーダーとなって、その後も多くの素晴らしい局面を迎えてきた。予選中の僕の運転ミスのせいで、チームのメカニック達はマシン修復のための夜間作業を強いられてしまった。そのせいで、ほんのわずかしか寝ていない状態にも関わらず、彼らは今日のピット作業もいつも通りの完璧な状態でこなしてくれた。僕が全幅の信頼を置く彼らは、もし今夜も徹夜したとしても、やっぱり同じように完璧な仕事を見せてくれるだろう。

トム・クリステンセン (アウディA4 DTM  #9)
レースの組み立てが完璧だった。ウォームアップではベストタイムを出せた。8番手スタートは、DTMでは非常にやっかいな状況だといえる。もちろん、僕らはティモ(シャイダー)をサポートするために走り、その結果としてギャップを少し減らすことが出来た。最後のレースを良好なラップタイムで走行して、5位に入れたことにはとても満足している。アウディ史上最高のシーズンを獲得出来たことに、ティモ、アウディのみんな、そしてウルリッヒ氏にもおめでとうと伝えたい。心から名誉なことだと思う。

※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。

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