EF3:トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・レポート 第10戦ホッケンハイム
2008年10月27日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【10月27日号】
F3ユーロシリーズ最終第10大会 大嶋和也はリタイア/19位に終わる
公式練習で速さを見せたものの、第1レースリタイア、
第2レース19位に終わった大嶋和也(#29)
第1レースで力強い追い上げを見せ
10位に入ったヘンキ・ワルドシュミット(#20)
F3ユーロシリーズ
2008年F3ユーロシリーズの最終線となる第10大会が10月24日(金)から26日(日)にかけて、ドイツのホッケンハイムリンクで開催された。今季の同シリーズには、TDPドライバーの大嶋和也(マノー・モータースポーツ)とヘンキ・ワルドシュミット(SGフォーミュラ)が参戦している。
今大会は、通常と異なり木曜日のテスト走行が無く、24日(金)の午前中に行われた1時間の公式練習走行のみで、30分の予選に挑むこととなった。大嶋は公式練習で順調にセットアップを進め、セクター1では全体のベスト、総合でも4番手という好タイムをマークした。一方、ワルドシュミットは公式練習のセッション開始早々にエンジントラブルに見舞われ、満足に周回する事が出来ないまま予選に挑むこととなった。
公式練習に引き続き24日(金)の午後に予選が行われた。大嶋は、タイム計測を開始した1周目に、スロー走行中の車両を追い越そうとして接触。サスペンションにダメージを負ってしまった。すぐに修復のためにピットインしたが、予選中の限られた時間で、ピットロードでは応急処置しか施すことが出来ず、ホイール・アライメントが完全ではないままの予選アタックを余儀なくされた。それでも健闘を見せた大嶋は、18番手グリッドを確保。ワルドシュミットは、公式練習での走り込み不足が影響し、21番手となった。
25日(土)に行われた第1レースで、18番手スタートの大嶋はポジションをキープしたものの、1周目のヘアピン進入時に直前を走行していた車両がスピン。これをかわした大嶋だったが、同様に回避を試みた他の車両と接触を喫し、無念のリタイアとなった。
他車の降格により20番手グリッドからスタートを切ったワルドシュミットは、1周目の混乱を避けたために 順位を落としたが、その後力強い走りでポジションを上げ、11位でチェッカー。その後10位フィニッシュのドライバーが最低重量規定違反で除外されたため、10位となった。
26日(日)の第2レースは、3度のセーフティカー導入の末、赤旗終了という波乱のレースとなった。最後尾 28番手グリッドからスタートを切った大嶋は、1周目の第1コーナー、第2コーナー、そして第4コーナーのヘアピンでも発生した多重クラッシュを避け、21位で1周目を終えたが、その後すぐにセーフティカーが導入。このセーフティカーランからの再スタートが切られてすぐに、ヘアピンで再びクラッシュが発生し、2度目のセーフティカーランとなった。そして、この2度目のセーフティカーラン終了直後にも、第2コーナーでクラッシュが起き、またしてもセーフティカー導入。この3度目のセーフティカーラン時における車両排除処理に時間がかかったため、レースは僅か10周で赤旗終了。大嶋は19位でレースを終えることとなった。
第1レースチェッカー順位の11番手からスタートを切ったワルドシュミットは、スタート直後の第1コーナーで他車に接触され、右リアタイヤをパンク。スピンを喫し、リタイアとなった。
2008年シーズンのF3ユーロシリーズは全日程を終了。大嶋は、1勝を挙げランキング19位となった(ワルドシュミットはノーポイントのためランキング無し)。
大嶋は、11月16日(日)に決勝が行われる第55回マカオGPに参戦する予定。世界中のF3選手権を戦う若手ドライバーが一同に会し、最速のF3ドライバーを決定する同大会で、大嶋は昨年3位に入っており、悲願の表彰台中央を目指して3度目のマカオGPに挑む。
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