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2008年10月 7日 (火)

ALMS:アウディジャパン・プレスリリース 第10戦ロードアトランタ

Audilogo  

アウディ“プチ・ルマン”でハットトリック達成  Oct 7, 2008

【第10戦 :ロードアトランタ】
●アウディR10 TDIが3連続勝利
●カペロ/マクニッシュ/ピロ組が猛追撃の末に優勝
●ルール/ヴェルナー組は3位を獲得

“プチ・ルマン”と称される有名な1,000マイルレースが開催されたロードアトランタ(アメリカ合衆国ジョージア州)の地で、アウディは目覚ましい成功を遂げ、連勝記録を伸ばしました。記録的と言える11万3000人の観衆の目の前で、リナルド・カペロ、アラン・マクニッシュ、エマニュエル・ピロの3人は、アウディとして9連勝目となる勝利を獲得しました。これにより、アウディは“プチ・ルマン”における不敗記録を更新しました。

ロードアトランタの地で、チーム アウディスポーツ ノースアメリカは、アウディR10 TDIによる3連続勝利を獲得しました。ルマン24時間レースでのハットトリック達成に続き、アウディの画期的なディーゼルエンジンスポーツカーは、ルマンの“弟分”にあたるこのレースでも再びハットトリックを達成しました。およそ10時間に及んだレース終了時点で、アウディR10 TDIはライバルのプジョー908を、わずか4.512秒差の2位に退けました。ルーカス・ルールとマルコ・ヴェルナーは3位を獲得し、アウディの偉業を達成しました。

勝利ドライバーのリナルド・カペロ、アラン・マクニッシュ、エマニュエル・ピロの3人は、セブリング12時間と並んで北米でもっとも重要な耐久レースの1つである今回のレースにより、歴史の1ページに名を残すこととなりました。アラン・マクニッシュは、スターティンググリッドに向かう際、まだタイヤが温まっていなかったためにコントロールを失いスピンを喫し、壁に衝突するアクシデントに見舞われました。しかしチーム アウディスポーツ ノースアメリカは、このダメージをわずか1時間で修復するという離れ業を見せました。

アラン・マクニッシュは、レースを2周遅れでスタートしましたが、ファステストラップを重ね、最適な戦略の上に完璧なピットワークを行うことで、ゼッケン1番のアウディR10 TDIは、ついに先頭の座を奪い返しました。しかしながら、新たなタイヤのトラブルのために、後に再度1ラップを失いました。

11回にも及んだコーション区間を上手く利用した結果、チームは失ったラップをすべて取り戻すことが出来ただけでなく、アラン・マクニッシュの最後の給油ストップの際に、新品タイヤに交換するという大胆な決定を下すことが出来ました。新品タイヤのおかげで、まず彼はチームメイトのマルコ・ヴェルナーをパスしました。その後、全394ラップ中364ラップ目で、先頭を走っていたプジョーをも抜き去りました。プジョーはトップの座を奪回すべく猛烈なアタックを仕掛けてきましたが、マクニッシュはプジョーとの時速300kmのバトルを制し、リードを保ちました。

結果、マクニッシュはこのエキサイティングな“プチ・ルマン”レースを、2位に4.512秒の差を付けて優勝。マルコ・ヴェルナーは、プジョーのクリスチャン・クレインにファイナルラップでプレッシャーを与えましたが、残念ながら追い抜くするまでには至らず、ゼッケン2番のアウディR10 TDIはわずか3.053秒差で2位の座を奪うことが出来ず、3位でゴールしました。

今回のレースは、トップの座が29回も入れ替わるという荒れた展開となりました。ルーカス・ルールとマルコ・ヴェルナーは、全394ラップ中135ラップでトップを走行し、約30秒以上のリードを生み出していました。しかし、度重なるコーション区間が、彼らに立ちはだかりました。
アウディは、今回の“プチ・ルマン”において、アメリカン・ルマン・シリーズのLMP1クラスのドライバー、そしてマニュファクチャラーとチームのチャンピオンシップを、最終レースを待たずに獲得しました。最終レースは10月18日にラグナセカ(合衆国カリフォルニア州)で開催されます。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】
Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)

我々は今年、アウディR10 TDIを駆ってルマン24時間レース、アメリカン・ルマン・シリーズ、そしてヨーロッパ・ルマン・シリーズに勝利し、さらに今回“プチ・ルマン”レースにも勝利を収めた。これ以上に感動的な方法で“Vorsprung durch Technik(技術による先進)”を示すことは出来ないだろう。さらに我々は、アウディTDIエンジンの素晴らしさを示せたと考えている。プジョーは手強かったが、我々はそれ以上に強かったのだ。2周遅れでスタートして、それでも優勝したのだから、これは偶然の産物ではない。朝のアクシデントの後、チームは一丸となって素晴らしい働きをみせた。“プチ・ルマン”の連勝記録を更新出来たことを、誇りに思っている。

リナルド・カペロ (アウディR10 TDI #1)
いくつかのスティントで、マシンは大きな問題を抱えていたが、今回の結果を素直に喜ぶために、それらの問題やレース前に起きたアクシデントは忘れるべきだろう。ドライバーの走りとチームの働きが大変素晴らしいレースだった。僕とアラン(マクニッシュ)にとって、3回連続のプチ・ルマン優勝は、素晴らしい記録だ。僕はこのサーキットで6回レースに臨み、その内5回優勝している。これ以上、何を望めばいいのだろう? 最後のアランのドライビングは素晴らしかったし、チームが立てた戦略も素晴らしかった。そして、2000年にミハエル・アルボレートと共に獲得して以来2度目のイタリア人コンビでの優勝を獲得出来たことを、とても嬉しく思っている。

アラン・マクニッシュ (アウディR10 TDI #1)
チームの全員のことを誇りに感じている。ウォームアップラップでのクラッシュ後の修復は完璧な作業だった。だからこそ、エマニュエル(ピロ)とリナルド(カペロ)と僕はトップの座を奪回して、今回のレースをとても素晴らしいものにすることが出来た。僕とリナルドにとっては、ここでの4回目の優勝となった。今回の優勝は過去に例がないほどハードなものだったが、同時にもっとも甘美なものとなった。

エマニュエル・ピロ (アウディR10 TDI #1)
もしもこれが映画だったとしても、これほどスリリングな展開にはならないだろう。朝の酷いアクシデントから一変、素晴らしいレースになった。特にアラン(マクニッシュ)の最終スティントのドライビングは素晴らしかった。僕らは幸運にも恵まれたが、非常に素晴らしい戦略によって、序盤で失った2ラップを取り戻すことが出来た。僕らはレース後半以降でのマシンコンディションについて懸念を持っていたけれど、それは杞憂に終わった。これ以上の幸せはない。本当に素晴らしい結果だ。リナルド(カペロ)とアランと共にレース出来たことは、本当に嬉しかった。

デイブ・マラジ (チーム アウディスポーツ ノースアメリカ、チームディレクター)
私は心の底から喜んでいる。今回の勝利は、アウディ、アラン(マクニッシュ)、そしてチームにとって非常に大きな勝利となった。朝のクラッシュの後、チームはマシンを完全に修復した。その時点で2周半の遅れを喫していたのだが、ナイトセッションを迎えた時には、強敵のプジョーをパスすることが出来たのだ。

※レース結果は省略させて頂きました。

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