WTCC:ラリーニ、14年ぶりの岡山へ
今週末、日本での初開催となるWTCC戦の舞台となる岡山国際サーキットは、シボレー・ワークスドライバーのニコラ・ラリーニにとっては14年ぶりの再訪となる。WTCCのレギュラードライバーでこのコースのレース経験があるのはラリーニの他リカルド・リデル、トム・コロネルらがいる。
1994年と1995年、当時TIサーキットと呼ばれた岡山でのF1パシフィックGPは、2回ともベネトンのミハエル・シューマッハが優勝を飾っている。1994年、テストで首を痛めたジャン・アレジに替わって岡山でのF1GPに出走したラリーニは、予選7番手という好位置からスタートしたものの、オープニングラップでのアイルトン・セナ(ウイリアムズ)とミカ・ハッキネン(マクラーレン)のクラッシュに巻き込まれ、早々にレースを終えることとなった。
ラリーニは、前方の2台を避けることができずグラベルにはまってしまった。表彰台に登るチャンスがあったのに残念だったと、当時を思い出して語る。
WTCC岡山ラウンドは、明日午後4時からテストセッションでその幕を開ける。
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