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2008年11月10日 (月)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第35戦フェニックス

2008年11月10日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第35戦 Checker O'Reilly Auto Parts 500

開催日:11月9日

デニー・ハムリンが5位フィニッシュ 

08nascar39_1 “トヨタ カムリ”勢最上位の5位でフィニッシュしたデニー・ハムリン(#11) 

 NASCARスプリント・カップ・シリーズ第35戦「Checker O'Reilly Auto Parts 500」が11月9日(日)米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。
 異なるバンク角とコーナー曲率を持つ難コース、フェニックスでは、4月に第8戦が行われており、デニー・ハムリンが3位フィニッシュを果たしている。

 7日(金)午後2時半から予選が行われ、デヴィッド・ロイティマンが2列目4番手グリッドを確保。“チェイス”ドライバーは、デニー・ハムリンが8番手、カイル・ブッシュが14番手。トニー・スチュワートは29番手からのスタートとなった。“トヨタ カムリ”は10台が決勝へと駒を進めた。

 9日(日)午後2時に1マイルオーバルを312周(312マイル:約500km)して競われる決勝レースがスタート。
 序盤の激しい上位争いの中で、4番手スタートのロイティマンが若干ポジションを落とし、変わって8番手スタートのハムリンと共に、14番手グリッドのKy.ブッシュがトップ10圏内へと浮上した。
 37周目、降雨のためにイエローコーションとなり、43周目には赤旗が出されレースは一時中断となった。26分間の中断の後、レースは再開。
 ハムリンとKy.ブッシュは6位と8位で再スタートを切ったが、双方ともにハンドリングに苦しみ、首位グループからはやや離されながらも、トップ10圏での走行を続けた。
 273周目には、多重クラッシュが発生。スコット・スピードは前走車を避けきれず、下に潜り込むような形でのクラッシュとなった。このアクシデントにはマイケル・ウォルトリップらも巻き込まれ、車両排除のためにこの2度目の赤旗中断(19分)となった。
 6位のハムリン、9位のKy.ブッシュに続き、29番手スタートから徐々に順位を上げていったスチュワートが、11位で再スタート。3台がトップ10フィニッシュを目指し、最後のバトルを展開した。
 しかし、チェッカーを目前にした305周目、アウト側のラインを取るスチュワートを含めた3台がサイド・バイ・サイドでコーナーに進入。接触した3台はスピンを喫し、スチュワートは大きく後退を余儀なくされてしまった。
 これでイエローコーションとなり、レースは1周延長され、残り2周で再スタート。ハムリンは5位のポジションを守ってチェッカーを受けた。Ky.ブッシュは8位。スチュワートは22位に終わった。

 次戦はシーズン最終戦となる第36戦。11月16日(日)米国南東部フロリダ州ホームステッドのホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催される。

ドライバー デニー・ハムリン:
「いい走りが出来たというのは確かだ。今日のレースではずっと、完全な状態にする事は出来ず、望み通りのセッティングを見出すために苦戦した。ピットでライバルよりも前に出られれば、そのポジションを守ることも出来たかも知れないが、今夜は5位 フィニッシュのレベルだったということだ。とはいえ、今日は我々にとって良い1日であり、ランキングでトップ10内に復帰出来た。それが全てだ。昨年私は残念ながらシリーズ表彰式に出られず、テレビでそれを見ることになった。表彰式の壇上で、私を支えてくれたチームクルーやスポンサー、その他の多くの人に感謝の意を表したい。昨年は出来なかったが、今年こそはその願いが叶うと思っている」 

※レース結果およびポイントランキングは省略させて頂きました。

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第34戦 Hefty Odor Block 200


開催日:11月8日

デニー・ハムリンが2位、カイル・ブッシュ5位

08nascar39_2 2位フィニッシュのデニー・ハムリン(#18)と5位に入ったカイル・ブッシュ(#32) 

 11月8日(土)NASCARネイションワイド・シリーズ第34戦「Hefty Odor Block 200」がフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。

 8日(土)決勝に先立って午前10時から行われた予選では、このコースを得意とするデニー・ハムリンがポールポジションを獲得。4月に同コースで行われた第8戦で勝利を挙げているカイル・ブッシュが2列目3番手グリッド。7台の“トヨタ カムリ”が決勝に挑んだ。

 午後2時50分に1マイルオーバルを200周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのハムリンが序盤戦をリードし、3番手グリッドからポジションを上げたKy.ブッシュがこれを追う展開となった。
 スタートから62周に渡って首位を守ったハムリンだったが、66周目のイエローコーション時に、連絡ミスによりピットに入るタイミングをミスし、大きく後退。トップと同一周回ながら、25位で71周目の再スタートを迎えることになってしまった。
 しかし、追い上げを開始したハムリンは、110周目にはトップ10に復帰。トップ10圏での走行を続けたKy.ブッシュ、15番手スタートから浮上してきたジョーイ・ロガーノと共に、トップグループを追った。
 レース終盤194周目に、この日9度目のイエローコーションが出されると、トップ3台はコース上に残ったが、最後のスプリント勝負へ向け、ハムリンはピットインし、タイヤを交換。ロガーノが3位、ハムリン5位、Ky.ブッシュが8位で199周目に“グリーン・ホワイト・チェッカー”での再スタートが切られた。
 好スタートを切ったハムリンは、新しいタイヤを活かし順位を上げて行ったが、ファイナルラップで3位のロガーノがスピン。コーションは出されずにそのままレースは続行され、ハムリンは首位のカール・エドワーズ(フォード)を激しく追い上げた。
 しかし、僅か0.096秒及ばず、ハムリンは2位でフィニッシュ。Ky.ブッシュは5位。22番手スタートのマイク・ウォレスが9位、スピンを喫したロガーノは10位でチェッカーを受け、“トヨタ カムリ”は4台がトップ10フィニッシュを果たした。

 シーズン最終戦の次戦第35戦は11月15日(土)ホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催される。

ドライバー デニー・ハムリン:
「我々には他に選択肢はなかった。むしろ、最後のコーションで、ピットに入らずコース上に残ったドライバーが居たことに驚いた。あのコーションは、2周ですぐにグリーンフラッグが振られると思っていたが、ぎりぎりになってピットがオープンになった。最後はチームのおかげで素晴らしい走りが出来た。序盤、レースをリードしていた時我々の “トヨタ カムリ”は好調だった。しかし、ピットでポジションを落としてしまい、タイヤ交換の戦略も上手く行かなかった。そのため、上位に浮上するのに時間がかかってしまった。あの時点では優勝争いに絡むのは難しく、上位グループとは逆の戦略を採らざるを得なかった。彼らがピットに入れば、我々はコースに残り、逆もまた同様だった。最後のリスタートの後は、全てのライバルをパスする自信はあった。チャンスはあったが、僅かに足りなかったということだ。素晴らしい“トヨタ カムリ”を与えてくれたチームに感謝している」 

第34戦 Hefty Odor Block 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 60 カール・エドワーズ フォード 201
2 1 18 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 201
3 4 33 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 201
5 3 32 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 201
9 22 7 マイク・ウォレス トヨタ カムリ 201
10 15 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 201
23 10 00 ジョシュ・ワイズ トヨタ カムリ 199
25 21 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 198
31 26 99 デヴィッド・ロイティマン トヨタ カムリ 197

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 クリント・ボウヤー シボレー 4977
2 カール・エドワーズ フォード 4921
3 ブラッド・ケセロウスキー シボレー 4624
6 カイル・ブッシュ トヨタ 4281
7 デヴィッド・ロイティマン トヨタ 4264
8 マイク・ウォレス トヨタ 4019
9 ジェイソン・リフラー トヨタ 3926
19 デニー・ハムリン トヨタ 2612
20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 2416
36 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 1544
38 トニー・スチュワート トヨタ 1354
56 ジェイムス・ビュッシャー トヨタ 692
108 ジャック・ヴィルヌーヴ トヨタ 120
109 マイケル・マクドウェル トヨタ 119
113 デイヴ・ブレイニー トヨタ 112
129 ジャスティン・マークス トヨタ 64
135 ミシェル・ジョルダインJr. トヨタ 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 247
2 シボレー 197
3 フォード 190
4 ダッジ 114

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES
第24戦 Lucas Oil 150


開催日:11月7日

“トヨタ タンドラ”4台がトップ5フィニッシュ
追い上げたカイル・ブッシュが2位

08nascar39_3 中盤までケヴィン・ハーヴィック(#2シボレー:右)と激しい首位争いを展開。
後半は素晴らしい追い上げで2位フィニッシュを果たしたカイル・ブッシュ(#51:左) 

 NASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第24戦「Lucas Oil 150」が11月7日(金)、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。
 シーズンも残り2戦となり、どのカテゴリーもランキング争いは激しさを増しているが、クラフツマン・トラック・シリーズでは、ランキング首位につける“トヨタ タンドラ”のジョニー・ベンソンと、同2位のロン・ホーナディ(シボレー)との差がわずか6ポイントと、最も熾烈を極めており、最終戦まで気の抜けない戦いが続く。

 7日(金)決勝を前に午後2時半から行われた予選では、カイル・ブッシュが最前列2番手グリッドを確保。4番手にスコット・スピード、5番手にもブライアン・スコットとルーキーが続き、11台の“トヨタ タンドラ”が決勝に挑んだ。

 午後6時に1マイルオーバルを150周(150マイル:約240km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 最前列アウト側からスタートを切ったKy.ブッシュは、ポールポジションのホーナディとサイド・バイ・サイドのまま第3ターンへと進入したが、僅かに前に出たKy.ブッシュに、ホーナディが接触。ホーナディはスピンを喫し、後続は大混乱となった。Ky.ブッシュはハーフスピン状態になったものの、見事に立て直し、そのままトップでの周回を続行した。
 ホーナディは壁にヒットした後、後続車にも追突され大きなダメージ。ガレージで長時間に渡って修復することとなった。ランキング首位を争うホーナディの脱落により、楽になるかと思われたベンソンだったが、ベンソンもこのクラッシュに巻き込まれ、車体にダメージを負い、大きくポジションを落としてしまった。
 タイヤの摩耗に伴うハンドリングの悪化に苦しみながらも首位を走行したKy.ブッシュは、56周目に、同じく“チェイス”を戦うスプリント・カップ・シリーズのドライバー、ケヴィン・ハーヴィック(シボレー)の後塵を拝することとなったが、63周目にイエローコーションが出され、ピットでタイヤ交換を行うと、65周目の再スタート直後に首位を奪還。99周目まで首位の座を守った。
 レースが3分の2を終えたあたりで、Ky.ブッシュは右リアタイヤの変調に気付き、ペースダウン。130周目にイエローコーションが出されると、Ky.ブッシュはピットインを敢行し、4本タイヤ交換のギャンブルに出た。
 これで16位までポジションを落としたKy.ブッシュだったが、その後凄まじい追い上げでポジションをアップ。トップのハーヴィックをパスするまでには至らなかったものの、“トヨタ タンドラ”勢最上位の2位フィニッシュを果たした。
 3位にはトッド・ボダイン、4位にスコット、5位にマイク・スキナーが入り、“トヨタ タンドラ”は、4台がトップ5フィニッシュとなった。
 一方序盤のアクシデントでダメージを負ったベンソンは、修復後レースを続行し、中盤には14番手までポジションをあげたものの、87周目に再び他車と接触し、壁にクラッシュ。車体右側に大きなダメージを負ってしまった。
 何度かのピットインで修復を行い、大きくポジションを落としながらもレースに復帰したベンソンだったが、レース終盤にも他車と接触。26位に終わった。ホーナディが25位となったため、ベンソンは3ポイント差ながらランキング首位の座を守り、最終戦へと臨むこととなった。

 シリーズ最終戦となる第25戦は11月14日(金)にホームステッド・マイアミ・スピードウェイでスプリント・カップ・シリーズ、ネイションワイド・シリーズとの併催で行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々にとって良いレースだった。予選で2番手を獲得し、最前列の外側グリッドからスタートを切って、好調に首位を走行出来た。我々の“トヨタ タンドラ”は、全体で見れば、今日は恐らく3番目くらいの速さだっただろう。しかし我々は2位でフィニッシュすることが出来、そのことについては非常に嬉しく思っている」 

第24戦 Lucas Oil 150 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 10 2 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 150
2 2 51 カイル・ブッシュ トヨタ タンドラ 150
3 11 30 トッド・ボダイン トヨタ タンドラ 150
4 5 16 ブライアン・スコット トヨタ タンドラ 150
5 8 5 マイク・スキナー トヨタ タンドラ 150
11 12 59 テリー・クック トヨタ タンドラ 150
13 24 11 デヴィッド・スター トヨタ タンドラ 150
14 4 22 スコット・スピード トヨタ タンドラ 150
17 21 60 ジャック・スプレイグ トヨタ タンドラ 150
18 25 9 マイケル・アネット トヨタ タンドラ 150
22 23 15 ケニー・ウォレス トヨタ タンドラ 150
26 14 23 ジョニー・ベンソン トヨタ タンドラ 98

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジョニー・ベンソン トヨタ 3574
2 ロン・ホーナディ シボレー 3571
3 トッド・ボダイン トヨタ 3431
5 マイク・スキナー トヨタ 3278
9 ジャック・スプレイグ トヨタ 3022
10 テリー・クック トヨタ 2934
12 デヴィッド・スター トヨタ 2832
15 カイル・ブッシュ トヨタ 2684
16 ブライアン・スコット トヨタ 2612
20 テッド・マスグレイヴ トヨタ 2099
21 スコット・スピード トヨタ 1924
22 ジャスティン・マークス トヨタ 1781
26 マーク・ミッチェル トヨタ 1295
29 シェイン・シーグ トヨタ 950
30 マイケル・アネット トヨタ 910
43 フィリップ・マギルトン トヨタ 491
44 クリシー・ウォレス トヨタ 470
48 ケン・シュレーダー トヨタ 348
53 ジョン・アンドレッティ トヨタ 291
54 デニー・ハムリン トヨタ 270
56 デヴィッド・ストレム トヨタ 262
72 デヴィッド・ロイティマン トヨタ 124
80 ポール・トレイシー トヨタ 103
89 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 85
90 マックス・パピス トヨタ 76
111 ショーン・ケイス トヨタ 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 169
2 シボレー 160
3 フォード 112
4 ダッジ 87

※結果及びポイントは暫定 

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