ダカールラリー2009レースレポート(10日目)
ダカールラリー2009レースレポート(10日目)
2号車に無念の駆動系トラブルが発生
トラブルの様子を鈴木誠一から聞く菅原義正
1月12日
ラ・セレナ(チリ)→コピアポ(チリ)
リエゾン88km SS429km リエゾン19km トータル537㎞
12日は、チリのラ・セレナ~コピアポ間で競技が行われた。前日のラ・セレナから太平洋に沿ってさらに北上、南緯27度14分と今大会中最北に位置するコピアポのビバークはアタカマ砂漠の真っ只中にある。
SS距離は当初ビバーク入り口までの449kmを予定していたが、約19km短縮されて429.32kmに。そこから(19kmの)リエゾンでビバークに到着する設定に改められた。路面は序盤は固いグラベルのオフピストでその後には高い砂丘が登場。多くの車両がミスコースやスタックなどで到着が遅れた。
日野チームスガワラの日野レンジャー1号車(菅原義正/羽村勝美組)はこのステージを36番手でスタート。CP1までに13番手にポジションを上げ、最終的にカミオン部門総合のSS順位14位で無事フィニッシュした。一方、16番手でスタートした2号車(菅原照仁/鈴木誠一組)はCP3までにカミオン部門の4番手に躍進。その後も快調に走行していたが、270km地点でリアのデファレンシャルのトラブルでストップ。クルーの機転で後輪への駆動を切って前輪駆動のみで走行を続け、なんとかSSのゴールに辿り着いた。
夜10時半ころコピアポ(チリ)のビバークに到着した2号車は翌朝の出走に向け、早速修理と駆動系の点検に取り掛かった。明日13日は当地を基点とするループ状のルートで当初今大会最長の670kmのSSを設定していたが、476kmに短縮。砂がふんだんにあるコースで厳しい戦いが予想されている。
■1号車ドライバー・菅原義正のコメント
途中タトラ(TATRA)車がコースアウトして全損になっていたり、大変なコースでした。コース上に止まっている車両が多くて、序盤はそれでポジションがだいぶあがりました。2号車がなんとかビバークに着いて本当によかった。
■1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
今日は何箇所かナビゲーションも難しいところがあり、自分も間違えそうになりました。途中2号車が止まっていて心配でしたが、着いてよかったです。
■2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
250kmくらいから後ろの駆動が掛からない感覚がし始め、270km地点の上り坂でストップ。ガタガタ道で負荷が掛かったのか、原因ははっきり分かりませんが、残念です。
■2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
リアのデファレンシャルがロックした状態になっていたので、片側のドライブシャフトを抜き、プロペラシャフトを外して前輪駆動で帰ってきました。最後の砂丘は走破できそうになかったので、ペナルティ覚悟でウェイポイント(GPSの通過義務ポイント)を3つ飛ばして迂回し、ゴールしました。
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