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2009年1月13日 (火)

DAKAR:パリダカ日本事務局・デイリーフォーカス:第9ステージ

12-01-2009 - (Daily Focus)第9ステージ

ヴェルホーベン砂丘を制す、サインツにとっては VOIE LIBRE POUR SAINZ

8 (C)ASO/DPPI

第9ステージは公約どおり「見事な景観」と「感動的な砂丘」のコースだった。アタカマ沙漠を通過する3つのステージの中の一つ、それを最初に制したのはオランダ人、フランス・ヴェルホーベン(Frans Verhoeven)-KTMだった。総合順位ではマルク・コーマ(Marc Coma)-KTMが不動のトップ。そして、オート部門ではカルロス・サインツ(Carlos Sainz)-VWが宿敵ナニ・ローマ(Nani Roma) -ミツビシに24分もの差をつけてステージ優勝。

今日はラ・セレナからコピアポのビバーク地まで、537kmのコース。早朝5時25分からスタートし、88kmのリエゾンを走行した後、449kmのSS。アメリカ人ジョナ・ストリート(Jonah Street)-KTMは、コーマのアシストとしてきっちりと仕事を続けてきたが、今日のSS中、手首をケガして無念のリタイア。

南アメリカでの大会が始まって以来、何ヶ所か砂地のコースが出てきて、競技者らは果敢にその見せ場を抜けてきた。しかし、このステージの砂丘はこれまでとは違う、超級の難度コースだった。トップを争うライダーらはそれをものともせず、デプレ、コーマ、ロペスのトリオでSSを走行、速やかに本日のレースを終えた。

何と言っても今日の人はステージ4位になったフレティニェ。今日のSSをトップのデプレから10分遅れでスタートしたダヴィッド・フレティニェ(David Fretigne)-YAMAHA、先を行くKTMのトリオに何とか追いつこうとやっきになって頑張った。CP1(131km)、CP2(218km)、CP3(235km)の3つのCPをベストタイムで通過、ところがなんと最後、ゴールまでの砂丘ステージで逆転されてしまう。

一方、33番目にスタートしたフランス・ヴェルホーベン(Frans Verhoeven)-KTM、次々と追い越し、399km地点でトップタイムをたたき出したのだ。その後30kmのゴール、オランダ人ヴェルホーベンは本日のステージを制した。2位のダヴィッド・フレティニェ(David Fretigne)-YAMAHAに3分9秒差、3位のフランシスコ・ロペス(Francisco Lopez)-KTMに3分40秒の差だった。

総合順位ではコーマがトップをキープ、2位のダヴィッド・フレティニェ(David Fretigne)-YAMAHAに1時間4分の差、タイトル保持者のシリル・デプレ(Cyril Despres)- KTMに1時間34分のタイム差。この先どうなるのか?

砂丘ステージはあまり得意でないスペイン人カルロス・サインツ(Carlos Sainz)-VW、430kmあまりのSSを、チームメイトのマーク・ミラー(Mark Miller)-VWと終始2台でデュエル走行した。途中石が当たって、ミラーのパワステを壊すアキシデントがあり、ミラーがストップ、一方元WRCチャンピョンはSSゴールを気兼ねなくトップで通過したのだった。VWチームでは今日のレースで、チームメイトのミラーに19分52秒差、ド・ヴィリエに22分58秒の差、ほぼチーム体制が確定した模様だ。

総合順位4位にいるナニ・ローマ(Nani Roma) -ミツビシの最後の騎兵はSS7位でゴール、トップと24分41秒差、痛いタイムロスだった。ローマは今日の結果、総合タイムでサインツと58分12秒と差を広げることになった。 VWのジニエル・ドゥビリエ(Giniel De Villiers)はナビゲーション・ミスでタイムロス、VW勢のトップ争いから離される結果となってしまった。

そして、ステージ3位でゴールしたアメリカ人ロビー・ゴードン(Robbie Gordon)-HUMMAR、総合順位でもローマの次、5位につけた。トップのサインツとは1時間34分差。

一方アルゼンチン人オーランド・テラノヴァ(Orlando Terranova)-BMWの今日の仕事も特筆に記すべきもの。21番目にスタートし、ごぼう抜きに追い抜いて4位でゴール、総合順位も8位に上げた。

オート部門T2クラスではローナン・シャボ(Ronan Chabot)-トヨタが本日のクラス最速のタイムを出した。ステージ順位24位。2位はスペイン人ザヴィエル・フォッジ(Xavier Foj)-TOYOTA、21分差。

総合順位ではニコラ・ジボン(Nicolas Gibon)-トヨタがフォッジに1時間10分のタイム差でトップをキープ。

カミヨン部門ではウラディミール・チャギン(Vladimir Chagin)-KAMAZがブラジル人アンドレ・デ・アゼヴェド(Andre De Azevedo)-Tatraに 24秒のタイム差でSSトップのゴール。フィルダウス・カビロフ(Firdaus Kabirov)-KAMAZとゼラルド・デ・ローイ(Gerard De Rooy)-GINAFはチームのアシスタンス・カミヨンが事故で遅れ、長時間待たなければならなかった。

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