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2009年2月 7日 (土)

WTCC:第2世代バイオ燃料を採用

2009_nwsl04_a (C)WTCC

WTCCシリーズは、今シーズンからディーゼルとガソリンエンジンの両方でバイオ燃料を10%混合したE10を使用することを決定した。
どちらもPANTAが独占供給するが、このうちガソリンエンジンで使用されるバイオ燃料の原料には砂糖生産で発生する産業廃棄物から作られる第2世代(2G)バイオエタノール燃料が使用される。ディーゼルエンジンについては菜種油から作られる植物性のバイオ燃料が軽油と混合される。

今週バレンシアでは、セアト、シボレー、BMWがそれぞれプライベートテストを行い、新しいバイオ燃料が使用され何の問題も発生しないことが確認された。PANTA Racingのルーカス・ペラニによれば、E10燃料の使用でマシンに変更は必要ないとしている。

混合されるエタノールには酸素が含まれており、普通のガソリンより完全に燃えることを助け、石油消費を6.3%削減することが出来る。さらに一酸化炭素、粒子状物質、窒素酸化物、排気される揮発性の有機化合物とオゾン形成汚染物質の有害な排出を減少させることが出来る。WTCCが1シーズンで使用する燃料は合計70,000Lに抑えられる。

 バレンシアテスト (C)WTCC 拡大します

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