ADAC-GT:アウディR8 LMS、レースデビュー
4月12日と13日、ドイツADAC GTマスター開幕戦がオッシャースレーベンで開催され、今シーズン、アウディのGT3マシン『R8 LMS』がレースにデビューした。
レース直前のFIA理事会の決定により、R8 LMSはクラスが変更されパワーは減少し、車重は増やされ、リアウイング幅も縮小、さらに車高も上げられた状態でレースに臨んだ。
12日に行われた第1レースには4台のR8 LMSが出場し、そのうちの3台がポイントを獲得した。
セカンドローからスタートしたCampanico/Armindo組のチーム・ロズベルグのマシンは、一時レースをリードする場面もあったが、ピットストップの際のエラーでストップアンドゴー・ペナルティを受け6位となった。R8 LMSではMoser/Outzen組の4位が最高位、優勝はHennerici/Ludwig組のシボレーだった。
翌13日の第2レースでは、チーム・アブト・スポーツラインのR8 LMSは10番手スタートから3位にまで上がったが、レース終盤グラベルにつかまりストップした。第2レースでもR8 LMSは4位と5位に入っている。優勝はLudwig/Hennerici組のシボレーだった。
今回のレースには山本 左近もR8 LMSで出場し、第1レースは12位、第2レースは14位となった。
第2戦は5月9日、アッセンで開催される。
Oschersleben (D), 12 April, ADAC GT Masters race 1
1 Hennerici/Ludwig (Chevrolet) 39 laps in 1h 01m 27.260s
2 Bergmeister/Schmickler (Porsche) + 5.625s
3 Hohenadel/Seiler (Chevrolet) + 5.940s
4 Moser/Outzen (Audi R8 LMS) + 14.388s
5 Lechner Jr./Nygaard (Ford) + 17.331s
6 Campanico/Armindo (Audi R8 LMS) + 46.714s
7 Abt/Williams (Audi R8 LMS) + 53.571s
...
12 Yamamoto/Mayer (Audi R8 LMS) - 1 lap.
Oschersleben (D), 13 April, ADAC GT Masters race 2
1 Ludwig/Hennerici (Chevrolet) 39 laps in 1h 01m 13.485s
2 Schmickler/Bergmeister (Porsche) + 17.025s
3 Giermaziak/Kechele (Lamborghini) + 28.107s
4 Nygaard/Lechner Jr. (Ford) + 29.250s
5 Ouzten/Moser (Audi R8 LMS) + 33.254s
6 Armindo/Campanico (Audi R8 LMS) + 40.201s
...
14 Mayer/Yamamoto (Audi R8 LMS) - 3 laps
Standings after 2 of 16 races: 1 Ludwig and Hennerici, 20 points; 3 Bergmeister and Schmickler, 16; 5 Nygaard, Lechner Jr., Moser and Outzen, 9; 13 Armindo and Campanico, 6; 15 Abt and Williams, 2.
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