F2:24台のマシンが完成間近に
今シーズンからスタートするフォーミュラ2シリーズに出場する24台のマシンが、イギリス、ベッドフォード・オートドローモ社で完成に近づいている。
今週23日にはスネッタートンで、シリーズ・テストドライバーのスティーブン・ケーンによってテストされた。このテストでは初めてアジャスタブル機構を持つフロントウイングが試された。
テストの翌日には、ウイリアムズJPH1をデザインしたパトリック・ヘッドがファクトリーを訪れ、F2の主催者であるモータースポーツ・ビジョン(MSV)の努力を賞賛した。
昨年9月にMSVがFIAのF2入札を勝ち取った後で、ベッドフォード・オートドローモでは5月5日のグループテストを目標に、ほとんど休日もとらずにマシン製作を続けている。
JPH1のテストカーはこれまでにすでに6,000Km以上のテストをこなしている。5月5日と6日にスネッタートン初のグループテストを行い、5月18日にはシルバーストンでもテストが予定されている。さらに5月31日バレンシアでの開幕戦の前には、ケーンの手によってイギリスで2日間にわたって最終チェックが行われる。
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